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HPLCによるクロロフィル含有量分析
HPLCによるクロロフィル含有量分析 今度、藻類のクロロフィルの含有量を調べる実験を計画しています。 文献検索をして、アセトンで抽出して分光光度計で測定する方法を見ました。 HPLCでクロロフィル量を測定することは可能でしょうか??
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クロロフィルといっても,一種類って訳じゃないし,HPLC 使えるんならそれにこしたことはないでしょう. いろんな方法が文献で見つかると思うけど,たとえばシリカ順相カラムに溶離液はヘキサンに若干メタノールを加えた系で,アイソクラティックに,クロロフィル類の相互分離と,他の共存する色素等からの分離がきれいにできている文献があります. いずれにしても抽出が必要ですが,破砕処理と,そのあとの有機溶媒による抽出のときに変性がおこりやすいので注意が必要.いろんな試料で熱メタノール抽出とかはよく使われているようですが,変性という点では論外らしい.葉っぱとかは,無水リン酸水素ナトリウムといっしょに冷クロロホルムですりつぶしながら抽出するといいという話を聞いたことがあります.冷ってのも,冷凍庫でがんがんに冷やしておくんだそうで.藻類だと凍結乾燥品ですか?あるいはそのままでも単にメタノールとかアセトンとかで抽出できるのかもしれませんが. その他参考 http://sunlight.k.u-tokyo.ac.jp/proto/chlorophyll.html
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noname#160321
回答No.1
分光光度計ノデータから検出器の波長における吸光度係数が分れば推算できます。 ただし出来れば吸収極大で測れる自由波長の検出器やアレー検出器があると性度は高くなります。 もちろん標品と比較し、内部標準もあった方が正確です。