- ベストアンサー
「毒」のなりたち・下部分は「母(はは)」か「毋(なかれ)」か
「毒」の文字になぜ「母」が入っているのかと聞かれました。 思わず「それは母(はは)でなく毋(なかれ)だと思うけど」と言ってしまいましたが、それではなぜ『なかれ』なのか、そこまではわからず、帰宅してちょっと電子辞書の漢和辞典で検索したら母(はは)の方での説明がありました。 納得すればいいのでしょうが、毋(なかれ)の方の説やそのほかもあるなら知りたいと思っています。 どなたか教えてくださる方がいらしたら、どうぞよろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
字統 新装普及版 によれば、「毒」の漢字の成り立ちは 毒→髪飾りをして厚化粧をした女性の形。 だ そうです。 http://www.amazon.co.jp/%E5%AD%97%E7%B5%B1-%E6%96%B0%E8%A3%85%E6%99%AE%E5%8F%8A%E7%89%88-%E7%99%BD%E5%B7%9D-%E9%9D%99/dp/4582128114/ http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/4c2a627967342d1f72a13ed238c7eb6d 他の説には、 毒の上部分は「てつ」と言い、草を意味します。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%AE%E9%83%A8 下の「母」は「生む、産む」の意味で使われ、 「毒」は元々「(漢方薬の)精力剤」の意味だったのですが、 精力剤を使い過ぎると副作用を起こし人体に害を与えるため、 元々の精力剤の意味から現在の「毒」の意味へ変化して使われるようになった。 という説も有ります。 http://www.zdic.net/zd/zi/ZdicE6ZdicAFZdic92.htm 漢字の祖国は中国なので、中国の漢字字典を調べてみると、 このページの「説文解字」のタブで、語源の部分に 「厚也。害人之草、(から)草(から)毒」と書いています。 (草の毒が、人に多くの害を与える。) なを、日本語の漢字の「毒」は毋(なかれ)を使うのが正しいですが、 (日本では「母」(はは)を使う「毒」は俗字とされています。) 中国では「母」(はは)を使う「毒」が正字です。 意味の観点からも、(本来なら)日本の毋(なかれ)を使う「毒」は誤字となります。
その他の回答 (1)
- lyrics
- ベストアンサー率74% (169/226)
こんばんは。 > 毋(なかれ)の方の説やそのほかもあるなら知りたいと思っています。 私には、どちらが正しいといったことは分かりませんが、上記「毋」説の一例を挙げておきます^^ 【毒】毒は、生(生きること)と、毋(じゃますること)とを合わせた字ともいう。小学館 新選漢和辞典「常用」新版より
お礼
早速のご回答、ありがとうございます。 やはり別の説があったのですね。 「生(生きること)と、毋(じゃますること)とを合わせた字」充分説得力がありますね。 私の方の説と両方を伝えてみます。 漢字って奥が深いですね。 感謝します。
お礼
御礼が遅くなって申し訳ありませんでした。 いいブログを教えていただき、感謝しています。 ブックマークしました。 今後ともどうぞよろしくお願いします。