錯覚による:周囲の比較する物体によって違って見えます
遠くの飛行機と比べると大きく感じます
近くの虫と比べると小さく感じます
大気の屈折率が違うので実際に大きさに違いがあります
横方向には屈折率に差がないので横幅は同じです
上下方向の屈折率は朝と夕方では違います
朝は全体の温度が低いので上下の空気の密度差が小さく屈折率の差も小さくなります
普通のガラスを通して見るような状態です
実際には少しの密度差があるので僅かですが扁平に見えます
この現象をサブリフラクションといいます
夕方は水面の気温が低く上空の気温が高くなり
大気の上下での温度差が大きくなり密度差も大きくなります
密度差が大きくなると屈折率の差も大きくなり
夕方の太陽は僅かですが上が伸びて下がつぶれた卵型に見えると思います
僅かですが視直径が大きく見えるのです
大気の状態によって変化するので常にそうだとは限りません
どちらかというと錯覚の影響のほうが大きいと思います
簡単に調べる方法
5円硬貨を持って手をいっぱいに伸ばします
硬貨の穴から太陽を見ます
これで違いが分かると思います