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来月転勤で京都に行きますが・・・

色々な人から「京都人は腹黒い」「陰湿」「冷たい」など悪い噂を聞きます。不安でたまりません。しきたりや建前で物事を言ったり、本音を言わないとも聞きました。京都出身の方や京都の事詳しい方アドバイスください。お願いします。

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  • kirin09
  • ベストアンサー率46% (105/224)
回答No.1

大学時代に京都に住んでました。 そこで感じたことを少し書きますね。 ほとんどが京都市内でのローカルルールですから、私の知り合った京都人の方々はよそ者にはルールを強いませんでした。 市内のどこ出身かが最大の関心事で(かなり細かく、学区や通りごとに暗黙の優劣があるようです)、他府県はけっこうどうでもいいといのかな?と個人的には感じました。 「自分は他所から来たので」と断りを入れればなんてことありませんよ。 本音と建前はどこの人間でも分ける人は分けますよね。 街自体がぎゅっと凝縮されて小さいので、ひとの噂などが伝わりやすいから建前が必要という側面はある気がします。 ですがサバサバとさばけた京都人もいますし、私は気になりませんでした。 芸者遊びのお店の「一見さんお断り」など、冷たく見えるならわしもありますが、東京・大阪に比べればどうしても懐具合の寂しいお客さんが多いので、確実にお支払いいただくためだったというコラムを読んだ事があります。 決して底意地が悪くてやっている事ではないのに、面白おかしく伝わっている部分もあると思います。 あと、京都人は本当に京都の事が好きなんだと思います。 多少の事は個性だと思って、こちらから京都を好きになれば悪く思われる事なんか無いと思いますよ!

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  • yanhua
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回答No.3

『都と京』酒井順子著 新潮文庫     が参考になるかと思います。 著者は東京生まれで東京にすむ作家ですが、 仕事で京都に出かけ、個人で京都を訪れ、 その体験を通して京都の町と京都人に触れてきました。 よそから京都に来た人間に映る事柄と、京都の人たちの見る目とを、 分りやすく切り分けて見せてくれます。 理屈でなく見て感じたことを素直に噛み砕いています。 あとがきを含めてたった287頁です。 印象的な一節です、 “京都は、「いつかどこかに帰る人」に対しては、とても優しい土地柄です” 私は関東人ですが、京都に知人がいますし、 京都の会社と長期に仕事をしたことがありますが、とりわけ問題はありませんでした。 京都に限らず土地それぞれの習慣や風土がありますから、 京都だからといって恐れることはありません。 もっとやりにくい土地もあることですし。

回答No.2

京都在住です ジジババとの交友関係を深く持つ立場にあったり 町家に住んで昔からの地域コミュニティに参加したり するのでなければ、特に気にしなくてもよいと思います。 これら以外の場面では他の都市の暮らしと大差ありません。 京都人の気質として排他的であったり高慢であったり 物腰柔らかな皮肉屋であったりするのはある程度事実です。 ですが、その背景にひそむ歴史的な事情を理解する必要があります。 京都の統治者(将軍、天皇、幕末のゴタゴタ)が次々変わって翻弄され続けた結果、 京都人は言葉や態度を極力トゲの無いものにして批判や悪口は言葉の裏に隠すようになりました。 また幾度となく他所者に蹂躙されたことで地縁人縁に安全保障を期待するようになり、 人間関係において相手の出自を過剰に警戒するようになった事情もあります。 また近代まではまがりなりにも食物や衣服など、日本中の生産物の一番良いものが 集まる都市であったため、そういう意識は少なからずあったでしょう。 いずれも歴史的に決してほめられたものではない、あるいは、現代では全く適当でない事情が いわゆる「京都人の気質」の源流となっていることをお知りください。 これさえ理解していれば何もこわがることはありません。 逆に今ではこれらが「京都的な雰囲気」「雅」「はんなり」などという言葉で なんとなく肯定的に取られていますが、本質を見ない記号化といえましょう。 逆にこのことを理解せずに薄っぺらい「京都人ブランド」気取った人に出会ったなら、 「なんやようわかってはりますなあ」と皮肉を込めて笑ってあげましょう。

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