- ベストアンサー
日本の「国益」
最近「国益」という言葉をよく目にするようになりました。 国益の追求などと言いますが、国益を追求して日本はどういう国になろうとしているのでしょうか?究極の目標はどんな国なのでしょうか? アメリカの場合は、一国主義・一人勝ちの世界をつくると言う感じがしますが、平和憲法を持つ日本の場合も同じなのでしょうか。
- みんなの回答 (10)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
No.2、No.7です。私なりに結論がでました。それは今の段階では日本はデフェンスの状態で、アタックの体制に移っていない以上日本の覇権は論じる以前だと思いました。 >仮に絶好のチャンスが訪れたならば、その国はこの理想形に向かって動き出すのではないでしょうか。 ここの点ですが、例えば、プロボクサーが小学生に襲いかかったとして、小学生が身を守るために反撃したからといって、小学生にプロボクサーを倒す意思があったと言えるでしょうか。小学生は自分の身を守ることで精一杯のはずです。今の日本はまさにそういう状態で、安保を利用して身を守ることしか今の政府にはないはずです。今の状況が変わればこの例えは通用しませんが、米国の一国主義の今の状態ではすくなくともこのことだけは言えると考えます。 ここのところの意見の違いですねぇ~。
その他の回答 (9)
- Columbo21
- ベストアンサー率15% (13/85)
どなたかも指摘されていましたが、「国益」の国は「国民」の国じゃないってことです。だから日本国民たるあなたとは無縁のモノ、イメージすらできないモノを意味している言葉なんでしょうね、きっと。 要するに考えたってイミないってことですよ、もともとあなたに答えが出せるわけないんだから。 言い換えれば、イミないことで無益な抵抗をするから、国益=世界征服とかのシャレにもならない冗談しか言えなくなるんですよ。 たとえばね、「国益」のためにアメリカの横車を支持するってことは、「国益」のためならアメリカが舐めろと言えば連中のケツでも舐めるってことですからね。日本国民たるあなたの誇りはもうボロボロですよ。「国益」の国は「国民」の国じゃないってこと、明々白々でしょ? 第一、こんな指導者に率いられる国が、どうやって世界征服するんですか? あなたの論旨からすれば、他国殲滅の最初の相手はアメリカじゃないですか。ケツを舐めながらどうやって“殲滅”するんですか? ほんと、笑えない冗談ですよ。パソコンゲームの話じゃないんですからね。長崎の原爆記念館を訪れるなりして、もっと時間を有意義に使ってください。他人の時間もね。頼みますよ、good-boyさん!
- cse_ri2
- ベストアンサー率25% (830/3286)
国益とは、その国の国民の最大多数の生命と財産を守ること であると私は解釈しています。 国益の究極の目標なんてありません。 その時々の国際・国内情勢に合わせて、国益の追求方向は 変化します。 >「国益の追求」=「世界征服」ではないでしょうか。 戦争によって国家全体が利益を得られる時代は、冷戦の終結 によって過ぎ去りました。 何百年も先の未来のことはわかりませんが、少なくとも現時点 では、他国を侵略して領土としたり植民地を作るようなことは 経済的利益と一致しません。 アメリカが莫大な費用をかけて海外に基地を置いているのも、 安全保障の観点でそうしているだけであって、まず自腹で 持ち出す費用の方が多いと思われます。 今後の国際情勢は、安全保障の観点からでの支出が自国の 経済上どこまで許されるかがポイントになりそうですね。 アメリカにしてもイラク戦争が長期化すれば、国家の財政 の行く末が危ぶまれる状況にありました。 どの国も世界征服に手をつけるほど国家財政に余裕がない のが現状でしょう。
お礼
ご回答有難うございます。 仰る通り、時代時代によって国益が違うということは良く分かります。 私が言う「究極」とは、時代を超えて、各時代の国益の根底に共通して存在するもの(目標)、という意味でした。 それはすなわち、「自国と民族の永遠の繁栄」だと思うのですが、いかかでしょうか。 この「国家と民族の永遠の繁栄」は、他国と他民族の殲滅=世界征服につながっています。 現時点での世界征服は無理だとしても、環境と条件が整えばどんな国でも「やる」のではないでしょうか。
う~ん、意見の違いですね。 >日本の永遠の繁栄→障害となる他国の排除→世界を一国支配する と言う方向に「国益」のベクトルは向いているのでは、と思った物ですから質問してみました。 可能か不可能かは別にして、「国益の追求」=「世界征服」ではないでしょうか 私はそうではないと考えます。一番初めの「日本の永遠の繁栄→障害となる他国の排除」というところがまず違うと思うんです。それは自国の防衛に支障をきたせば対抗してこちらも経済的に軍事的に拡大せざるを得ませんが、その規模は相手が攻めてこない程度、つまり牽制程度で十分で、必ずしも排除する必要はないんです。排除しようとするかしないかはその国によります。 あくまで私見ですが、国益には「防衛的な国益」と「進出的な国益」とあると思うんです。今までもそうでしたが、今回の場合は少なくとも「防衛的」といえると思います。good-boyさんの意見は、両者は同一のものだとお考えなのだろうと思いますが、今の日本が一国主義、世界征服を目指すということは、例えて言うなら、東京湾から「この海を泳いで行けば最終的にはアメリカ大陸に着くはずだ」と言っているようなものだと考えます。つまり、もしかしたら事実かもしれないけど、そこまで泳いでいけるかどうかがまず問題になるはずです。 日本が世界征服を究極的にもくろむかどうかという話しは、米国のジャパンパッシング・バッシング・ナッシング政策、そして強力な監視政策が解けて、核兵器も保有でき、ようやく米国と対等になれた時点でやっと問題になると思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。 短期的に見れば仰るとおりだと思います。 要するに、理想の国家像に近づける努力が「国益」を追求することなのだと思います。 と、ここで理想の国家像の究極形はどんな国なのだろうと考えていくと・・・ 外的にも内的にも脅威の無い国家ではないかと思います。つまり他国政府や他民族など脅威となりうる勢力を殲滅した、日本と日本民族だけの世界国家ではないでしょうか。これは究極の平和国家ともいえます。 これは日本に限らずどの国にもあてはまる事だと思います。限りなく不可能に近いことですが、仮に絶好のチャンスが訪れたならば、その国はこの理想形に向かって動き出すのではないでしょうか。ナチスドイツのように。
- snowbees
- ベストアンサー率22% (173/760)
日本人の生命と財産を守ることが「国益」です。アメリカの憲法も、同じ趣旨で「国益」を定義している筈です。下記ウエブをお読みください。一国主義かどうかは、それを実現するための方法論だと思います。
お礼
ご回答有難うございます。 仰ることは良く分かります。 憲法には建前的なことしか書かれないので。 要するに理想的な国家となろうとするものを国益というのではないでしょうか。
- ikazuti
- ベストアンサー率27% (130/469)
日本国を、真の意味で平和な国家とすることこそが国益だと思います。 そのためには、まずアメリカとの軍事同盟を修正し、日本国独自でも自国を防衛できるようになる事が大事です。基地を無くす代わりに、自衛隊を増強させると言うことです。 なんだかんだ言っても、平和とは銃口から生まれるのです(銃を持たない警官が頼りになるでしょうか? また、力による暴力によって生み出された平和は平和ではないと言う言葉がありますが、では暴力以外で平和を生み出す方法が存在するでしょうか?)。 アメリカの意向を気にしてしか、軍事的な体外的意思が示せないと言うのは、気楽ではありますが時に大いに危険なものです。 すなわち、平和憲法をなくすことこそが、日本にとって最大の国益でしょう。 物質的な増強よりも、法律整備こそが急務です。自国を守るための方法を決めることすら許さないという人間の頭は理解しがたいです。 ちなみに、自分は、憲法九条を「平和憲法」ではなく「自殺志願者のための憲法」と呼んでいます。的を得た表現と思います。私は、そんな連中と心中などごめんなので、とっとと有事法制を通して欲しいですね。 国家とは大きな人間の群れです。そして、それを導けるのは愚かな理想主義ではなく冷酷非常な現実主義です。ガンジーのような理想が実ったのも、理想を説きながらもあくまで現実的な行動をとったからです。 理想を説きながら、不可思議な行動をとる人間は、尊敬どころか侮辱にすら値しません。
お礼
ご回答有難うございました。 憲法9条を廃止して自立した国家になることの、その先にあるものは何なのでしょうか。 私はこう考えました。 憲法破棄して交戦権復活(自立)→脅威となる他国を排除→世界の一国支配(世界征服) 日本は世界征服の野望を持っている、といっているわけではありません。 実際「国益」は目先の物に向けられているのでしょうが、そのはるか先には「世界征服」があり、 国益一つ一つは小さな物ですが、方向的には世界征服へ向いているのではないかな、などと考えています。
- mmky
- ベストアンサー率28% (681/2420)
参考まで 隣国が勝手に市民を拉致して国外につれていったり、神社へお参りというと隣国からとやかく言われる。 外国の日本大使館が占拠されても治外法権もなく、総理大臣が予期に計らえといって手もでない。 こんなことのないようにするのが国益を守ることですね。日本国憲法は主権在民ですから、在民を守れないと国益は存在しないですね。 パスポートをもって外国に出ても日本はまもってっくれませんね。外国にお願いするだけですから。こういうのを国がないというのですね。だから国益は現在存在しません。それを少しはまともにしようということだけかと思います。 参考程度に
お礼
参考意見有難うございました。
- been
- ベストアンサー率39% (490/1243)
「永遠の敵も永遠の友も存在しない。ただ国益だけが永遠である。」チャーチルの言葉だったと思います。国益はリアルな価値です。決して「ろくでもないもの」ではありません。 わが国の国益は、政治の言葉で表現すれば自由主義、経済の言葉で表現すれば自由競争の「維持」です。わが国は自由主義を維持することによって(経済的)強者であり続けようとしているのです。 自由主義は、次元の違いをあえて度外視して言えば民主主義と対立する理念で19世紀末以来衰退しつつあるものの、強者には都合のいい立場です。わが国がアメリカと同盟関係にあるのも、アメリカが自由主義という理念を共有できる唯一の国だからです。 蛇足ながら・・・ 平和憲法と自由主義は、究極的には相容れません。なぜなら、自由主義は平時を前提とした体制であり、平時を維持するためには外国の挑戦を退けるに足る軍事力が必要だからです。わが国が同盟国としてアメリカを選択したことは賢明でした。自由主義を維持するため必要な膨大な軍備を自ら整備する負担を回避しながら、甘い汁だけは吸えるのですから。
お礼
ご回答有難うございました 自由主義の維持が究極の目標ですか。 なんとなく分かったような分からないような気分なので、beenさんの回答を元にもうすこしよく考えてみる事にします。
国益の定義というのは決っているわけではありませんが、私なりに考えることは、数十年先も視野に入れて日本国民のためになること、ということではないでしょうか。 国益というのは絶対的なものではなく相対的なものです。今回の場合で言えば、米国不支持より米国支持の方が長期的に日本国民のためになるのは明らかです。「~な国になりたいから」米国を支持しているわけではないんです。今回の場合は、どちらかと言えば防衛のためだと思います。なぜなら日米同盟と深く関係するからです。ここで「不支持」の場合は日米関係に悪い影響を与え、それは防衛問題に直接関係してきます。しかし、「支持」の場合は、イラクの後問題になるであろう北朝鮮との対策にも約に立ってくることは間違いありません。そういう意味で国民のためになるのであり、それが国益ということではないでしょうか。 >アメリカの場合は、一国主義・一人勝ちの世界をつくると言う感じがしますが、平和憲法を持つ日本の場合も同じなのでしょうか 日本も他の国(韓国、英国など)にも言えることですが、超大国である米国に睨まれるのが恐いんです。特に日本の場合は米国に貿易でも防衛でも依存度が高いわけです。だからどうしても米国との間に亀裂を生じさせたくないからああいった行動に出ているわけです。日本は米国の力が強すぎて、日本の一国主義を狙える状況ではありません。
お礼
ご回答有難うございます。 仰ることは良く分かります。 ちょっと言葉足らずだったようなので補足しますと 国益とは「数十年先も視野に入れて日本国民のためになること」だと思います。 これは日本の永遠的な繁栄を目標としたものではないかと思います。 とかんがえるとさらにその先にある究極の目標は、 日本の永遠の繁栄→障害となる他国の排除→世界を一国支配する と言う方向に「国益」のベクトルは向いているのでは、と思った物ですから質問してみました。 可能か不可能かは別にして、「国益の追求」=「世界征服」ではないでしょうか。
- myeyesonly
- ベストアンサー率36% (3818/10368)
こんにちは。 大体、「国益」なんて言葉を言い出す時には、ろくでもない場合がほとんどです。 「国益」=国民の利益ではありません。 日本政府にとって取り合えずその場は都合がいいって場合が多いようです。 しばらく前になりますが、北方サケマス漁船団が、協定の倍以上のトン数の船で操業し、対外的には協定のトン数で発表し、不審を抱いた当時ソ連の監視船がメジャーを持ち歩いて、実際に長さを測り拿捕が続出したなんて事がありますが、あのときに言われた理由も「国益」でした。 当時の新聞で「これこそ『国益』どころか『国侮』であり『国辱』じゃないのか』って書いた新聞があったのを思い出します。
お礼
ご回答有難うございました 仰ることも一理あると思いました。 確かに、「国益の為」と言われると私のような無知な人間は深く考えずに「じゃあしょうがない」と言う気分になってしまいます。 使う側からすればとても便利な言葉なのかもしれません。
お礼
たびたびお付き合いありがとうございます。 そろそろ締め切ることに致します。