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親日国ってどういう事です?
イラクは、親日派が多いと聞きました。 (1)なぜ、親日派になるの? (2)あと、世界には、日本を目標(日本のような平和、経済) にする国ってあるのですか? どんな国ですか?? (3)日本に来たこと無い人達は日本をどう考えてますか? (アメリカはカーボウイが今でに多くいると思ってる)など。
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こんばんは。 #2のかたの仰ることが、ほぼ核心をついた回答だと思います。 イラン・イラクが親日的な理由には、アメリカ嫌いのイスラム国として「日本がかつて勇敢にもアメリカと戦争をしたこと」を評価していることがあるそうです。 トルコの場合は、かつてトルコにとって最大の脅威であったロシアと、日本が戦争をして勝ったことが理由の1つだそうです。 #2の方が仰るものに当てはまらない国が台湾だと思います。台湾は世界一日本贔屓の国だとよく言われます。その理由には、戦後、台湾に入ってきた国民党政府が台湾で行った恐怖政治が、日本時代の方がまだよかったと感じる人が多かったことと、日本が台湾統治で行ったことが、評価されていることにあるようです。戦後、親日的になった国と言えますが、台湾人としてのアイデンティティーを持つようになったのも戦後なので・・・。 そのほか、パラオやミクロネシア、マーシャルなどの、旧日本領の国も親日的な国の1つです。当時の日本の政策が評価されていることもあると思いますが、これらの地域の人たちには、日本人の血が流れている人が多いこともあるようです。 ODAなどを理由に親日的になった国があるかどうかはわかりませんが、私がラオスに行ったとき、ラオス人に、「(日本が作ったダムに対して)あのダムは日本が作ったんだ!!」と自慢されましたが、これってどうなんでしょう。 そのほかの、親日的な国は旧東欧諸国に多くあるといわれます。特にポーランドが親日的だそうです。 詳細はこちらをどうぞ。 http://polja.hypermart.net/2001/hyodo.html http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h12/jog142.html >(2)あと、世界には、日本を目標(日本のような平和、経済) にする国ってあるのですか? > どんな国ですか?? マレーシアのマハティール首相は親日家として有名です。国民の総意かどうかはわかりませんが、マレーシアはルックイースト政策といって、日本の戦後の経済発展をお手本にした経済政策を行ってきました。 シンガポールも日本の公衆衛生や交番制度をお手本にした政策を行ってきました。 #1さんは >現在の日本(日本人)の実態を知るほどに百年の恋から覚めたような感じを抱く人が多い>ことでしょう。 のように仰いますが、私はそうでないことを信じています。 いずれにせよ、今後、『日本』を好きになってくれる外国人が1人でも多くなるような『日本』にしていきたいものです。表面的な友好国よりも、内面的な親日国が1つでも増えてほしいものです。政府もアメリカからの国益ばかりを優先せずに、よい外交をしてもらいたいですね。
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- CPY
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だいたい説明はされているようなので、 いくつか具体例を挙げたいと思います。 (1)に関して イラクなど中東の国々とは石油を通じて関係が深くなりました。 いわば「お得意さま」であり、油田の開発にも関わっています。 海外で情熱を持って働く日本人の勤勉さ、謙虚さは、どこに行っても 受けが良かったようです。 ウズベキスタンも親日派が多い国ですが、 シベリア抑留で強制労働させられていた日本人が、その立場にも かかわらず、献身的に町の建設に尽くした事が大変高く評価されたそうです。 トルコにもこういう話がありますね。 http://www.makuya.or.jp/teatime/douwa/ertug/ertugP6.htm 教科書でどう取り上げられているかは大きなポイントでしょう。 しかしこうしてみると、みんな過去の日本に対する評価ですね・・・。 (2)に関して やはりアジア諸国の間では、一応目標になっているようです。 有名なのは、マレーシア・マハティール首相のルック・イースト政策でしょうか。 ただ、最近は行き詰まり気味でもあり、なかなか浮上できないバブル後の 日本経済をみて、少々失望しているかもしれません。 また韓国でアンケートをとると、「最も嫌いな国」「最も手本にすべき国」の 両者で日本がトップだそうです。 (3)に関して 数年前までは、「日本では人力車が主要な交通手段である」とか かかれていた教科書があったそうですが(確かインドネシア?)、 メディアが発達し、交流する機会も増えた現在、とんでもない 誤解をする人は減っているでしょうね。 細かいところではいろいろあると思いますが・・・。
お礼
ありがとうございます。 確かに中東では日本との石油の 取引おおそうですね。 そういうのが、印象よくなるのですね。
親日国と言われる国は次のどれかに当てはまるような気がします。 1.日本から遠方にある国々。(アフリカ、中近東、中南米)つまり歴史的に日本(日本人)に憎悪感を抱くようなことを経験していない。 2.昔、文化・軍事的に大国として栄えたが、近代になって欧米諸国の植民地となり苦しんだ国々。 3.日本が明治維新後後、超スピードで近代国家となり、ロシアや中国に戦争で勝ったことに驚き尊敬した国々。 4.独特の文化を持つアジアの小国日本がヨーロッパ文化(キリスト教文化)にひけをとらず工業国として発展する過程を見て、自国の手本と考えた国々。 5.歴史的に日本と戦争以外で接点を持った国々。 親日国になった原因のほとんどは80年~120年前の日本及び日本人にあり、戦後急に親日国になった国はほとんどないと思います。ODAなどで日本の支援を受けた国で親日国となった例があるかどうか、おそらくないと思います。金銭的支援でその国に好感を抱くなら、米国は世界一好感度の高い国になっているはずです。 侍の国が自国文化を守りながら近代工業国家に脱皮した原因を調べ、日本人の向学心、勤勉、親切、信心深さ、謙虚さなどに秘密がありそうだと思った国が多く、これらの資質は今でも日本人の代名詞となっています。残念ながら戦後の高度成長期の日本にあこがれて親日派となった国はなさそうです。むしろ、現在の日本(日本人)の実態を知るほどに百年の恋から覚めたような感じを抱く人が多いことでしょう。
お礼
ありがとうございます。 やっぱり、お金や技術を提供すると いった印象が強いのですかね。
- kokoichi
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少し皮肉がこもっているのでスイマセン(^^;)。 1. ODAなどでとにかく「お金」をくれるから。 融資という形をとっていても最後には無償供与という形で実体は「タダ」 みたいなもんです。 2. 一部の企業(例えばトヨタなど)の経営姿勢や手法を手本にする事はありま すが日本の「国」を目標にされている国は皆無であると思います。 3. もちろん情報を多く入手できる環境にある俗に言う「知識人層」にはほぼ 現状の日本を認識されているとの事ですが、「親日国」といわれる米国で さえ約7割の認識は「アメリカ映画」の「日本人描写」を見てわかりますよ うにその程度です(笑)
お礼
ありがとうございます。 確かにアメリカ映画の日本は少し 変ですよね。
お礼
ありがとうございます。 日本の過去の印象が多いようですね。 マレーシアやシンガポールは日本人でも すごしやすいのですね。