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竿の継ぎの数と強度の関係について
先日、ヘラ竿を探しに釣具店に出掛け、13尺のカーボン竿を何点か見せてもらいました。その店には、日本製のヘラ竿で、旧作も含めて面白し竿がけっこうあるのですが、竿に関する知識がないと適切なものを見つけられないのです。そこで、13尺の竿でも継ぎの数が4本のものと5本のものとがあったのです。店主に継ぎの数が多いとどのようなメリットがあるのかと訪ねると、強度が増しますと答えたのです。 たとえば、マブナやタナゴつりのものには携帯に便利であり、また、その竿が作られた時代の粋と技術を集めたような、短い継ぎのものがあることは、知っています。また、渓流つりの竿も継ぎが短いですね。 しかし、ヘラ竿(13尺)に関して継ぎの数を4本から5本にしても、1本につき20センチほど短くなるだけで、携帯性にさほどの影響はないと私は思います。ただ、継ぎを多くすれば、継ぎ目を補強するために重量は増します。しかし、果たして継ぎを多くすることによって竿の強度を増すことがあるのでしょうか。
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つり竿は継ぎ数が増えると、強度は落ち、重量が増す。 剛性感が落ち、ぐらぐらする感じです。 小さなあたりが取りにくいです。 しかも、値段も高くなります。 継ぎ数が多いメリットは、仕舞寸法が小さくなる以外ないです。 渓流竿は仕舞い寸法が長いと、携行に不利の為。 仕舞寸法50センチで全長6.1メートルが限界。
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果たして継ぎを多くすることによって竿の強度を増すことがあるのでしょうか。 >>?? 継ぎが少ない方が軽く作りやすいとおもいます。 1ピースがいいのですが、持ち運びの関係で継いでいるのだと思います。 ** 継ぎ数が少ないと重なる部分が少なくなるので軽く作ることができることになります。軽いことを要求される、鮎竿は元の部分で1mを超えます。渓流の本流竿も70cmくらいはあります。これらは継ぎ数は少なくして軽量化を計っているものです。 ** 竿の強さは、構造も関係するとおもいます。たしかに重なっている部分が長いほどに頑丈なのかとは思いますが無駄が多いのではないかと思います。1ピースの方が無駄が無い構造なのではないかとおもいます。
お礼
ありがとうございました。確かに。 継ぎのない一本竿が耐久性にすぐれているよい例が、庄内竿ですね。 あのような細い竿で大物の黒鯛をあげることができるのはまさに無駄なく作られているからだと思います。
お礼
ありがとうございました。非常に参考になりました。竿を購入するに際し、指針にさせていただきます。剛性感が落ち、小さな魚信が取りにくくなるということは、特に竿の感触を大切にするヘラ釣りにおいて、重要なポイントだと思います。