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音楽CDのピット、ランド、波長やエネルギーについて、教えてください(研究難航中)
音楽CDの仕組みついて研究を始めたのですが、疑問点が出てきたので、まとめてみました。 いずれか1つでも構いませんので、教えて頂けるととても助かります。 1、音楽CDの読取りでピットがランドより1/4 波長高い場合、 ピットからの反射光とランドからの反射光が干渉するので反射光が暗くなると聞きました。 では、反射光が暗くなることによって減ったように見える光のエネルギーはどこに行くのでしょうか? 2、音楽CDのピットの並びは正確な円ではなく、中心からピットまでの距離がCD が1回転する中で若干変動しうると聞きました。 それでもちゃんとピットの並びを読取ることができる、そのメカニズムを教えてください。 3、音楽CDのピットは、0をピットの無い部分、1がピットの部分という単純なものではないと聞きました。 それでは何故いけないのか理由を教えてください。また、実際にどのような規則で記録されるのですか? 以上3点です。よろしくお願い致します。
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1. 干渉して暗くなるところがあれば、明るくなるところがあります。エネルギーはそちらに行きます。 2. 分かりません。 3. 周波数の高さ(=加工の細かさ)には限界があるのでという事と、同じ値が長く続くと個数を読み違えるのでその防止のためでしょう。 記録の規則は、まず8bitのデータを以下の表の規則で14bitのデータに変換します。 http://www.physics.udel.edu/~watson/scen103/efm.html 続いて、次の8bitとの間に3bitの「marging bits」を挟みます。この3bitは状況に応じて様々です。決定の規則は、 http://www.ecma-international.org/publications/files/ECMA-ST/Ecma-130.pdf の43ページから書かれています。 こうしてできたbit列を、ピットの端が1に対応し、ピットの中あるいはピットとピットの間の平坦な部分が0に対応するように、ピット形状を作ります。
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- Tacosan
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そもそも実際にピットを読み取るときに「ピットが完全にきれいにならんでいる」ということは想定できません. つまり, 基本的には「いつでもピットはちょっとずつずれている」ということになります. そして, 実際にはピットを読み取るのと同時に「レーザーがピットのどの辺にあたっているのか」ということも検知できます. つまり, 反射光を調べることでレーザーがピットの「どの辺にあたっているのか」がわかりますから, それに応じて適応的に「照射位置を変える」こともできます. この機構を使うことにより, 「隣接ピット」が (半径方向に) 極端に離れていなければピットの並びをきちんと読み取ることができます. 昔は「これだけ回転させたからこれだけ (半径方向に) 動かす」というシステムを組んでいたものもあると思いますが, 今は上のような形になっているんじゃないでしょうか (少なくとも, 上のような補償をするドライブはあるはずです).
お礼
ありがとうございます。とても役に立ちました!!
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
3だけ... だけど, なんか微妙な質問だなぁ. 「規則」は単純で, 「ピットの両端が 1, その他の部分は全部 0」です. たぶん理由は「記録周波数が高くなりすぎるのを防ぐため」とかだろう. ちなみに 2 については「中心からピットまでの距離が変わる」のは当然です. 全体がらせん状につながってるわけだから.
お礼
ありがとうございます。 2については、らせん状なのは理解出来ますが、その並びを読取るメカニズムが疑問です…。
お礼
ありがとうございます。 3についてはとてもよく分かりました!初めて聞くことばかりでしたが、とても勉強になりました。