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「国に不利益になることはしない」vs「国民に不利益になることはしない」・・・公務員はどっちであるべきか?
外務省幹部が、核密約文書の廃棄を指示したという記事が載りました。 01年頃ですから、だいぶ昔です。 情報公開法の施行によって、「存在しないはずの文書」が将来発覚する事態を恐れたものと見られるということです。 これによって、密約で国民を欺き続けているということと、核の存在を検証する可能性を国民の手から奪ったということも言っています。 さて、この行為を行ったのは国家公務員、しかも中央官庁の人間です。 ここで質問になりますが、廃棄を指示した行為、及び行った行為は、「国の不利益にならないため」です。一方それによって国民が検証できなくなった、知る術がなくなったことは、「国民の不利益になること」です。 公務員は、どっちに軸足を置くべきでしょうか? 国が不利益にならないように公務員が行った行為が、国民に不利益をもたらすことになっても許されますか? 公務員の職務から考えて、この廃棄の指示・行為は、“公務員として当たり前のこと”と言っていいでしょうか? ちなみにソースは朝日ですが、朝日の記事云々とかの議論はなしとします。
お礼
回答を頂き、ありがとうございます。 きっと、核の存在を曖昧とすることで、それが国益に通じて、結果的に国民の利益にも通じると考えたのでしょうね。 ですが、非核三原則に明らかに逸脱していることと、国益は同じ価値で語ってはいけないような気がします。 ありがとうございました。