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福知山線の急カーブについて
福知山線の事故を起こした尼崎ー塚口の間の急カーブの件で お聞きしたいことがあります。 (1)なぜ半径600ぐらいから半径304の曲線に取り替えたのでしょうか? 普通だったら曲線が厳しくなればなるほど、速度制限が大きくなり スピードが上げられなくなり、 ダイヤの面で制限が大きくなる気がするんですが。 (2)あと半径600から半径304にする際、どうやって土地を 確保したのですか? 曲線を変えればその分新たに土地が必要になると思うんですが、 あんな市街地に良く残っていたと不思議に思うんですが。
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福知山線の尼崎-塚口は、歴史的な経緯で「鉄道用地」が山ほどあった んです。またあの周囲は工場も多く、用地の取得が簡単だったという 面もあります。いずれにせよ、「移設」そのものにはあまり問題は無 かったと思います。 カーブがきつくなったのは、尼崎駅で東西線と東海道本線・福知山線を 自由に移動させるための配線変更が理由です。なるべく神戸よりで 東海道本線を乗り越え、駅構内でポイントなどを敷設する余裕を確保 したかったんです。そのために線路が全体的に西によってしまったん ですが、根元には名神高速の高架もあり、北側は線路移設が難しかった んです。 本来半径400m未満は、速度制限の問題もあり、本当はそんな設計をし たくは無かったと思うのですが。多分あの「マンション用地」を先に 清算事業団あたりが売っちゃったのが問題だったんでしょうね。大昔、 あそこは鉄道用地だった筈ですから・・・。
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- SWM5903
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参考:http://tanaka.sakura.ad.jp/archives/000311.html 取り替えた理由は上記サイトが図入りで説明されてますので参照を。 用地に関しては、他の方の御説明にお任せします。
- kuma-gorou
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従前、福知山線の上下線は、尼崎駅の一番外側のホームに発着していました。 福知山線の下り線は、東海道本線をオーバークロスする形で、大きく西に迂回し、塚口に向かいますが、上り線は、塚口から平面で尼崎に進入する線形を採っていました。 が、東西線の開通に伴い、福知山線は、5、6番ホームに付け替えられました。 そのため、上下線とも東海道本線の上り線をオーバークロスする形に付け替えられました。 敷地は、従前の下り線に腹付けされる形を採ったため、新たに用地は取得していないと推測します。