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ピアノをハイフィンガー奏法で今でも教えている先生はどんな先生
色々な書き込みを見ていると、ハイフィンガー奏法は指を痛めるリスクが高く、世界でも通用しないとの事が多く書かれていますが、今でもハイで弾いている方がいるのはなぜ?と素人の素朴な疑問です。良い所はどんな所なのでしょうか? 現在もハイで指導している先生は、どのような経歴の持ち主で何歳位の方が多いのでしょうか?音大などのカラーとかがあるのでしょうか? また先生を探す時に「奏法は何でしょうか?」と聞いてしまうのは失礼なことですか? 参考までに教えて下さい。
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こんにちは。(笑) よほどお悩みなんですね。別件のご質問の回答と重複するかもしれませんが。 ※今でもハイで弾いている方…私は講師歴が長く 教師仲間はかなり多いですが ハイで弾く方など見た事も聞いた事もありません。…あ、お一人だけ。友人のお子さんが音大目指して師事していた先生の指導法を友人から聞き かなり変なので先生を変える事を勧め 私の知り合いの優秀な先生に紹介した事がありましたが その『変』な中には指上げと称するハノンの練習方法の指定がありましたね。それはハイフィンガーと解釈して良いかな。 ※ 未だにハイフィンガー奏法で指導されている方がいらっしゃるとすれば(ご自身もハイで弾いているとすれば)全く研究心ゼロ。良い教師仲間もいなく奏法に関する研究もされず 奏法・指導法に関する講習会にも一切行った事がない…言ってみれば指導に興味のない方でしょう。友人のお子さんを教えていた先生はまさにそんな感じで ハイフィンガー以前に奏法自体(例えば基本的なアルペジオなど)耳を疑うような変な指導をされていましたので。留学経験でもなく ご自身が師事された教授のせいでもなく すべてその方自身の研究と言って良いと思いますよ。 ※ハイフィンガー奏法の方の経歴 年齢 大学のカラー…これは上記の回答の通りで全く関係ありません。 例えば医学でも常に最善の医療を目指し研究し続けるのと同じで、研究し続ける事が先生としての力量を左右すると思います。ハイフィンガーの方がいらっしゃるとすれば、クラシックだから決まりきった方法論…と決めつけて研究心を持たない怠惰な思考の方でしょうね。今主流の奏法にしても100年後には時代遅れになっている可能性だってある訳ですし。常に研究が必要という事です。 ※先生に奏法をお尋ねする事…う~ん。私が考えるに怒り出す方はいないと思いますが(よほど高飛車な性格の方でない限り)困惑される方は多いと思います。 実際 私や周りの教師仲間 また私が現在大変尊敬して師事している教授も『奏法は何ですか』と尋ねられても答えられないんじゃないですかね。 私は以前の回答で基本は重量奏法と便宜上申し上げましたが 脱力+手首の様々な使い方を中心に指導していて 正確に言えば私自身重量奏法と決めつけて指導している訳ではないですし 私の教授も『僕は重量奏法だよ』とは一言も言った事はありません。周りの教師仲間も同じです。 私の教授は音楽・フレーズ・音型に必要な弾き方(つまり奏法です)を 本当に細かくこういう場合には 指はこう使う 手首はこう使う 鍵盤の重みを利用して弾く等々 数えきれない奏法を教えてくださいます。大きく分けると腕の重みを利用して重力をかけるか 指のみで弾くか…という事はこの間ご説明しましたが 奏法とは本来必要な音の出し方の方法であると私は思うので、無数にあり一つに決めつけられないです。様々なお考えもあると思いますが。ですので『奏法は何ですか』と聞くのではなく、基本的な奏法に重量奏法とハイフィンガー奏法があると聞いたのですが、先生はどちらで指導なさってくださいますか…みたいな質問の仕方が良いと思いますよ。それで怒り出す先生ならさっさとこちらからお断り状態です。 最後に。昔経験した面白話しを。色々な発表会を研究のため聴き歩いていた時の事です。 私は『脱力』は完璧にマスターしてて 脱力奏法は生徒にも完璧に指導できる…とおっしゃっているらしい先生がいました。実際生徒さんたちの演奏を聴いて唖然!音がふにゃふにゃ。この世のものとは思えないへなへなな音でした。おそらく脱力を間違って(えらく勘違いをして)教えているのでしょう。 以前にもお話ししましたが 先生の力量は発表会を聴くとだいたい分かります。質問者さまは 以前の先生(コンクールに出られるほど優秀な生徒さんを育てていらした方なので よけいに)の発表会も聴いていらしたと思いますので 今月末にある現在の先生の発表会と比較するのも容易だと思います。発表会を聴いて生徒さんたちに実力がないようなら 改めて先生をお探しになられると良いと思います。 ご近所の評判なども 結構信憑性がありますので情報収集も頑張ってみてください。 ご参考まで♪
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- thepianoman
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Q: 今でもハイで弾いている方がいるのはなぜ? A: 重力奏法(重量奏法)の教育を受けていないからです。私自身日本の音大を出た後、海外に出て数年かけて重力奏法(重量奏法)をマスターしたタイプです。ですから留学していなかったら未だにハイフィンガー奏法で演奏し、教えていたことでしょう。 Q: 現在もハイで指導している先生は、どのような経歴の持ち主で何歳位の方が多いのでしょうか?音大などのカラーとかがあるのでしょうか? A: 大体の答えは上のとおりです。経歴と言えばやはり、重力奏法(重量奏法)の教育を受けたかどうか、ではないでしょうか。年齢や学歴には関係無いと思います。 Q: 「奏法は何でしょうか?」と聞いてしまうのは失礼なことですか? A: そのご質問を「失礼」と取る教師もいらっしゃるでしょう。怒り出すかも知れません。一方、「よく研究されていますね。」と褒めて下さる先生もいらっしゃると思います。教師を選考するに当たっては、良い質問の一つだと私は思います。 補足いたしますが、ハイフィンガー奏法と重力奏法(重量奏法)の線引きは難しいところもあります。例えばアップライト・ピアノを弾く場合、一度弾いた鍵盤は、上まで戻さないと次の音は出ません。「鍵盤を上に戻す」という作業をハイフィンガー奏法、と考えたら、アップライトピアノを弾く為にはある程度のハイフィンガー奏法が必要だ、という結論になってしまいます。
お礼
回答ありがとうございます。 海外で数年かけてマスターした重量奏法ならば、日本で教えている先生の大多数はハイフィンガーで教えている。が現状ですか?それとも先生になられる方は留学経験を多くの方がお持ちなのでしょうか? また、怒り出すとという事は先生自身もハイフィンガーを良くない奏法とお考えている。との推測ですか? 再回答いただければ幸いです。
お礼
こんにちは(汗・汗・汗) 素人の質問に度々お付き合い頂き、本当にありがとうございました。 前の先生に習い始めた頃は考えもしなかった事ですが、ピアノを知らない私はかなりの耳年増になっていたんだなぁ~とお恥ずかしい限りです。ピアノうんぬんだけでなく、korie ISさんに教わっている生徒さんは幸せだと思います。心からです(笑)ありがとうございました。 発表会を楽しみにしたいと思います。