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労災の事やその他諸々について質問です
- 労災の事やその他諸々について質問です。弟の怪我について調査しましたが、後遺障害の申請や書類作成などについて分からないことがあります。
- 素人だけでは難しいと思われる場合は、専門家に相談することをおすすめします。弁護士などを雇うことも可能ですが、金銭的な制約がある場合には不安があります。
- 所得の少ない人でも弁護士を雇える制度がありますが、真面目に対応してもらえるか不安です。
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。またお会いしましたね。 前回のご質問はたまたま見つけたのですが、お役に立てたようでよかったです。 このカテは、法律カテ以上に無責任な回答が多いので困ったものだと思います。人の人生を左右しかねないのですから、根拠をもって回答しないといけません。 労災給付の件ですが、これは心配なさらなくても大丈夫でしょう。 具体的には休業補償給付、障害補償給付になりますが、会社が嫌がらせで手続を止めても意味がないので、そのようなことは考えにくいです。 「労災給付」と、「安全配慮義務違反に基づく損害賠償責任」とにつき、競合する部分においては会社は労災により給付を受けてもらいたいわけです。 つまり、労使の利害が一致しているのです。 また、大きな事故である以上、さすがに会社も「死傷病報告書」の提出くらいしているはずで、すでに監督署が事故を把握しているはずです。握り潰すのは困難です。 心配するとすれば、会社が意図的に書類を出さないことより、めったにない手続のため、悪意なくしてどこかの部分で手続が滞ることでしょうか。 もっとも、いざとなれば労働基準監督署の窓口で相談しながらでも手続のできる性質のものです。くれぐれもご心配なさらぬよう。 弁護士についても、ご心配しすぎと思います。弁護士が真面目に訴訟に取り組むのは、依頼者のためでもありますが、成功報酬のためでもあります。負けてばかりだと事務所が経営できません。 一旦引き受けておきながら、負けてもいいやと手を抜くなどということは、勝ち負けの観念の薄い刑事訴訟の国選弁護なら考えられなくもないですが、民事ではそうそうないことでしょう。 最終的には、有利な条件で和解になれば大成功だと思います。 ところで、一言コメントを。 それは、会社側(の弁護士)が訴訟上、弟さんの主張を否認したり、「きちんと教えていた。危険な作業は本人が勝手にやったものだ」などと主張したりなどの行為をしても、いちいち本気で怒らないでいただきたいということです。 訴訟になるのは利害が対立するからこそなのであり、相手方が自らに有利な意見を表明することは当然すぎるくらい当然です。 被害者側はどうしても加害者の態度に憤りがちですが、精神的によろしくないだけであり、全く意味がありません。 そうした部分も当然にあったうえ、最終的に決着するのが訴訟なのだということを申し上げておきたいと思います。
お礼
再度お答え頂き本当にありがとうございます! 何度も読み返し、色々考え、テキストファイルで保存しました。 具体的なことも勿論とても助かりましたが、最後の部分もとても大事ですね。。 言われてみれば当然と思えるのに、これが頭になかったらきっと私は怒ってしまったと思います。よくよく念頭において冷静に頑張ろうと思います。 弁護士さんのことも詳しく聞けて安心しました。 これからどうなっていくのかはまだ分かりませんが、本当に助かりました。がんばります!