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アンプの「駆動力」は、どの要素で決まる?
アンプの「駆動力の高さ」は、どの要素(パーツや設計等)で決まりますか? たとえば……。 【条件】電源部のコンデンサの容量が大きいこと。 【理由】上記により瞬時電流供給能力が向上し、スピーカーを動かす力が高まる。 ……というように、条件(駆動力の決定要因)と、その理由(原理・作用など)をわかりやすく(アンプ購入の目安になるよう)教えていただけると幸いです。もちろん書式はお任せします。よろしくお願い致します。
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- JT190
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簡単に説明すると。 「(性能的に)ハイスピードなアンプ」と「スピード感のある(音を出す)アンプ」というのは必ずしも一致しません。 ですから、「ハイスピードなアンプ」の性能を決める要素(パーツや設計等)は明示できますが、「スピード感のあるアンプ」の音質を決める要素を明示することは不可能です。 いうまでもありませんが、上記同様に「スピーカーを動かす(電気的なスペック上の)力」と「(聴感上の)低音のキレ、張り、反応、スピード、エッジ感」も当然一致しません。 ですから、「スピーカーを動かす力」を決める要素は明示できますが、貴方の仰る「駆動力(・・・というより、むしろ駆動感)」を決める要素を明示することは、やはり不可能です。
発想に無理があると思います。 回路の動作でボトルネックを作らないようにするには単一のパーツに着目してもあまり意味がないと思うのですが。
お礼
レスありがとうございます。
- ASIMOV
- ベストアンサー率41% (982/2351)
>としますと、以下のリンク先の記述は誤りでしょうか? そのリンク先には、こう↓書かれています >ただし条件があります。平滑コンデンサに蓄積される電荷量には限りがあるので、ある程度でてしまうと今度はトランスのほうから供給せざるを得なくなります 私がN02で回答したことと同じことでは?
お礼
レスありがとうございます。 >私がN02で回答したことと同じことでは? おっしゃる通り解説されている原理は同じなのですが、リンク先ではそう解説した上でコンデンサの方を重視しており、一方、ASIMOVさんの方はトランスに重きを置かれていると読み取れました。まあ車の両輪でしょうからタマゴが先か~だとは思いますが。
- Yorkminster
- ベストアンサー率65% (1926/2935)
>> 「駆動力」と呼ぶかどうか? は副次的な問題です。 // その理屈でいくと、ある音の状態を「低音のキレ、張り、反応、スピード、エッジ感」と呼ぶかどうかも副次的な問題ですから、議論する意味に乏しい、ということになります。「駆動力」が文学的表現であるのと同じく、「低音のキレ云々」も文学的表現に過ぎないからです。 アンプの客観的(いいかえれば科学的、電気的、物理的)な特性と、ある音の状態とを比較するなら、音についても客観的な側面について議論しなければ意味がありません。最終目標が「主観と客観の一致」であるとしても、途中のステップを飛ばしてしまっては論理の飛躍といわざるを得ません。 たとえば、「キレのある低音とは、群遅延特性が云々・・・な音をいう」といった定義が必要だ、ということです。もっとも、「アンプの電気的特性によってスピーカーの群遅延特性に有意差を生じるかどうか」については、私は不勉強なので知りません(「張り」や「反応」も同様。「張りのある低音とは・・・」といった定義は、おそらく存在しない)。 要するに、問題点を整理するなら、 (1) 科学的に見てどういう状態の音を「低音のキレ、張り、反応、スピード、エッジ感」がある、というかが未定義である。 (2) それを、スピーカーの電気的特性に置き換えると、どのような要素によって決定づけられるのかが、判然としていない。 (3) (2)で求められたスピーカーの電気的特性を制御するのに、アンプのどのような要素が重要であるか、判然としていない。 ・・・という状況です。特に致命的なのは(1)で、主観と客観の橋渡しがなされていないので、議論の前提自体を欠いています(もちろん、あなたが悪いのではなく、オーディオとはそういうものですし、評論家やライターなどのプロが技術的評価をしてこなかった点に問題があるのですが)。 ゆえに、現状では、「問いをもって問いに答える」状態なので全く答えになっていませんが、主観的な問題である「低音のキレ、張り、反応、スピード、エッジ感」とアンプの特性の関係を考えるなら、アンプについても主観的な特性である「駆動力」によらざるを得ません(客観的な出力インピーダンスや電流供給能力といった特性で論じることは不可能)。 「駆動力」を決めるのは、評論家の言説であったり、「いかにもパワフルそうな外観」であったり、「何となく聞いた感じ」であったり、です。
お礼
レスありがとうございます。「キレ、張り、反応、スピード、エッジ感」でピンときていただけないなら致し方ありません。前提になる共通理解がないようです。それでは失礼致します。
- Yorkminster
- ベストアンサー率65% (1926/2935)
先のQ&A(http://okwave.jp/qa5071588.html)で、ご自身も書かれている通り、「駆動力」というのはいわゆる文学的表現であって、物理的に測定できるスペックではありません。少なくとも、「駆動力とは、xxxxを意味する」という定義は聞いたことがありません。 ゆえに、「駆動力の高さ」は、「オーディオ評論家に対する袖の下の量で決まる」といっても、あながち間違いではないように思います。 「その程度の他愛もない話」だということを前提に、できるだけ客観的かつ科学的な話に持ち込むなら、関係しそうな要素としては、最大出力電流とか、出力インピーダンスとか、スルーレイトとか、電源の安定性とか、そういった話になるでしょう。 ただ、自分でいくつかアンプを作ってみれば分かりますが、電源トランスの容量を増やすよりカップリングコンデンサを変えた方がよほど音質が変わったりするので、逐一気にしてもほとんど意味がない、という気がします。 出力インピーダンスにしても、低ければいいという短絡的な話ではありません。ヤマハの1万円のサブウーファーに内蔵されているアンプは、出力インピーダンスが「マイナス」です。が、しかし、サブウーファーの内蔵アンプをありがたがる人はいない訳でして。 そう考えると、どれもこれも「駆動力」に決定的に影響する要素とはいえません。かりに「駆動力」が高いとしても、「音質が良い」のとイコールではないので、そもそも「駆動力の高さだけ」を追い求める意味さえありません。 その意味では、「評論家諸氏の文学的表現」こそが実は最も目安になる、という、ある意味で当たり前なところに落ち着きます。有り体に言えば、「もとから文学的表現なんだから、科学の目で見ようとすること自体が無意味」ということです。
お礼
レスありがとうございます。 >そう考えると、どれもこれも「駆動力」に決定的に影響する要素とはいえません。 はい。関係する要素は複数だと思います。 >「駆動力」が高いとしても、「音質が良い」のとイコールではないので、 はい、もちろんです。 前の方へ差し上げたレスと重複しますが、特に能率の低いスピーカーを鳴らすと、聴感上、アンプの能力の違いは一目瞭然ですから(特に低音のキレ、張り、反応、スピード、エッジ感)、それがアンプのどの要素に起因するのか知りたいと考えました。ですのでそれを「駆動力」と呼ぶかどうか? は副次的な問題です。
- ASIMOV
- ベストアンサー率41% (982/2351)
駆動力は「電力」ですから 1.大きな電源電圧と電流を出力できる電源トランス 2.その電圧と電流に耐えれるパワートランジスター が必要です メーカーのアンプはコストの関係からトランスをケチる場合が多いようです 特に、安いアンプは... コンデンサーは、瞬間的には反応しますが、連続的に電力を出力することは出来ません トランスの電力不足をコンデンサーでカバーすることは出来ません (現状の100倍くらいのコンデンサーをつなげば別ですが)
お礼
レスありがとうございます。 >1.大きな電源電圧と電流を出力できる電源トランス としますと、以下のリンク先の記述は誤りでしょうか? http://www.audiodesign.co.jp/blog/?p=159 >パワーアンプの音質を表す指標に「力強さ」、「低音の締まり」、「パワー感」などがあると思います。 >これらはいかに瞬時に大電流を供給できるかが問われているのだと思います。(中略) > ><電流供給はどこで律速されるか?> >さてではスピーカーに大電流を供給する際にネックになるところは次のうちどこでしょうか? > >(1)出力トランジスタ > >(2)電解コンデンサC1 > >(3)トランス > >答えは(2)の電解コンデンサです
- iBook 2001(@iBook-2001)
- ベストアンサー率48% (4188/8705)
はじめまして♪ 「書式はお任せします。」との事ですので、フリートークです(爆笑) 電気回路等の専門家では無いので、的外れな書き込みでしたら無視してくださいね。 オーディオカテゴリーですので、「アンプの駆動力」とは、アンプがスピーカーを駆動する能力と解釈いたしますが、合ってますでしょうか? さて、オーディオ用パワーアンプにとって、負荷となる実際のスピーカーは定格インピーダンスから周波数により数十倍のインピーダンスの共振部分が有ります。 さらに 音楽信号のように常に出力ワット数が瞬時に激変していますので、スピーカーの動きにより、従来の測定では想像すら出来ない状況が負荷としてのスピーカーの挙動が有るものです。 昔の専門メーカーですと、高級機の場合、リファレンスのアンプがあり、試作したスピーカーの音決めを行った様です。 また、アンプメーカーもリファレンスのスピーカーでアンプの試作機の調整を行ったそうです。 この流れで「相性」と言う存在が有るのですが、スピーカーやアンプのメーカーが想定していない組み合わせでユーザー評価が高かった組み合わせなんて言う時代も有った様です。 さて、理想的には全帯域で非常に駆動力が高いアンプが有れば、有名無名、価格差の有るスピーカーをアンプが強力に駆動してやれば、すべて良い音で鳴るはず っと 言う考え方も出来るのですが、、、、 自動車でエンジンをアンプに例えたら、スピーカーはタイヤでしょうか? F1でも同じ車にソフト/ハードとタイヤを交換しますし、ダンプカーのタイヤが付いた車に軽トラのエンジンってことも無いですね。 要するにアンプとスピーカーは対に物、具体的には試聴したスピーカーで「駆動力が高くて、音質がよい」と言う評価のアンプかと思います。 駆動力を高めるために電源部を強化売るのは昔から言われていましたが、聴感上の駆動力と回路の条件が一致しないので、「この回路」「この設計」「このパーツ」等決定部分が無いから趣味の分野かと思います。 パオコンで扱う圧縮画像等はおおむねビットレートで画質評価出来ますが、オーディオのばあいですといまだにオリジナルアナログ音源を好む方も多いので、なかなかムズカシイ処でしょうかねぇ。 昔のオーディオ評論家で長岡氏が雑誌の記事で発言されてました。 「同じ様な価格帯で似た様な大人ら重い製品が良い」 「同じ基盤を納めたミニコンポとフルサイズコンポ、筐体内の空気も音質に関与する」 技術論とは違う様ですけれど、「聴感」って そんなもんですね。 アンプのスペックにダンピングファクターと言う物があり 昔は駆動力の参考と言ってた磁気も有りましたが、聴感とは一致しないので、聴感とリンクする「駆動力」と言うスペック項目が有ると良いですね♪ 以上 素人オーディオ好きの戯言でしたぁ~(爆笑)
お礼
レスありがとうございます。 >「アンプの駆動力」とは、アンプがスピーカーを駆動する能力と解釈いたしますが、合ってますでしょうか? はい。 >聴感とリンクする「駆動力」と言うスペック項目が有ると良いですね♪ 特に能率の低いスピーカーを鳴らすと、聴感上、アンプの能力の違いは一目瞭然ですから(特に低音のキレ、張り、反応、スピード、エッジ感)、それがアンプのどの要素に起因するのか知りたいと考えました。
お礼
レスありがとうございます。