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コンデンサを大容量化するとアンプのスピードが落ちる?

■疑問(1)  コンデンサを大容量化すると瞬時電流供給能力が上がり、アンプのいわゆる駆動力(文学的表現であることは承知です)がアップすると思いますが、このコンデンサの大容量化には弊害もあるのでしょうか? 例えばコンデンサに蓄えられた電気が放電され終え、なくなったときです。このときコンデンサが大容量だと、電気をフルに満タンになるまで蓄電するのに時間がかかり、そのためにアンプのスピード(音の立ち上がり・立ち下りの速さ?)が遅くなる、というようなことはあるのでしょうか? このほか、コンデンサを大容量化したときの弊害(トレードオフになる要素)があれば教えてください。 ■疑問(2)  ・スピードアップコンデンサとは、ふつうのアンプにも使われる類のものなのでしょうか? ・スピードアップコンデンサとは、「小容量のコンデンサを抵抗に対し並列に設置する手法を指す」との解釈は正しいですか?  ・またスピードアップコンデンサは、たくさん(複数個)設置されたりするものでしょうか? ・あるいはそうではなく、「小容量のコンデンサを抵抗に対し並列に『たくさん』設置したときの『全体の状態』」を、スピードアップコンデンサと呼ぶのでしょうか? ■疑問(3)  以下の解釈は正しいでしょうか? 間違っていれば添削お願いします。 『スピードアップコンデンサは、小容量であるため蓄電・放電にかかる時間が短い。ゆえにアンプのトランジェント特性(立ち上がり・立ち下り)が向上する』 『スピードアップコンデンサは1個1個は小容量だが、その分、スピードアップコンデンサをたくさん設置すれば、総体として容量が上がる。ゆえに「スピードアップコンデンサをたくさん使えば大容量のコンデンサと同じ効果が期待できる」、その意味で「スピードアップコンデンサをたくさん使えばアンプの駆動力が上がる」といえる』 なお私は特にアンプの自作のための知識を得たいのではなく、技術的な知識がないため常識として知っておきたいとの意図です。よろしくお願い致します。

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回答No.4

再び iBook-2001 です♪ 電源回路のコンデンサーと言う限定した上で、 「小容量のコンデンサをたくさん並列に並べると、コンデンサの大容量化と同じ意味になる」 回路図上正しいです。 「またそれだけでなく「小容量のコンデンサをたくさん並列に置くこと」は、音の立ち上がりと立ち下りをよく(速く)し、歯切れのよい音にする」 こればかりは いろんな意見が有り、良否が別れる部分かと思います。  回路としては 容量が大きい方が一般的にアンプの動作に有利に働くはずですけれど、必要最小限の容量のコンデンサーで○○と言うコンデンサーの音が良い! なんて話題も見かけます。 真空管アンプもトランジスター(石)アンプも、デジラルアンプも電源回路はとても重要な野のです。電源回路のトランスやダイオード、コンデンサー、どれも重要ですが音質に影響が大きいのがコンデンサーのように思います。 たとえデジタル電源(代表的にスイッチング回路)でも コンデンサーの交換で音色が大きく変わる経験をしております。 私の個人的な趣味はスピーカー工作ですので、私の分野からの考え方では、ケーブルやコンデンサーの銘柄にコダワルより、大きく音質が変ってしまう部分がとても多いのですけれどね、、、 そもそも スピーカーの能力を最大限に引き出すと想定出来るアンプが有れば、あとはスピーカーのセッティングや室内の音響特性に努力したいと考えている方向でオーディオを楽しんでます。 そんな流れで、私の考え方ですと「スピードアップコンデンサー」と言う名称から すでにアヤシイ広告コピーかなと(苦笑)  聴感上で「切れが良い」と、すぐに感じられるのは、大抵の場合高域にクセが合ったりする場合が多い(経験上)ので、敬遠してしまうコピーですね。(ゆったりした音質好みの方向けに「スピードダウンコンデンサー」って 無いでしょうからね、、、) 以上 あくまで 私の個人的感想です。 鵜呑みにしないでくださいね♪ でも なにかの参考に成ったら幸いです。

Frank_Lampard
質問者

お礼

レスありがとうございます。何度もご確認いただいている「質問のテーマは電源回路におけるコンデンサなのかどうか?」ですが、知識がなさすぎそれすら自分でわかっておりません(^^; よくアンプのカタログ等に「大容量のコンデンサを搭載!」などと単に書かれておりますね? それについてご質問しました。まさかコンデンサなるものはアンプ内部の電源部、あるいは○○部、などと複数箇所に使われるものとは初めて知りました(^^; おっしゃる通り、「スピーカーの能力を最大限に引き出すと想定出来るアンプ」を選ぶための「決め手になる指標」を求め、今回いくつかご質問させていただきました。「小容量のコンデンサをたくさん並列に並べると、コンデンサの大容量化と同じ意味になる」件、ありがとうございます。明快なお答えで素人にはとてもわかりやすいです。また電源はやはり重要なのですね。となるとやはりくだんの「瞬時電流供給能力」なるものはアンプの能力を大きく左右するのでは? などとますますわからなくなります(笑) このほか聴感上「キレがいい」のは高域に何らかのクセがあることが多い、というのもよくわかります。おっしゃる通り、高域がハッキリしていれば仮に低域がキレ悪くぼんやり鳴っていても、ハッキリした高域に低域がマスクされ、なんとなく全体に「キレよく聴こえ」ますね。で、そうではなく小容量のコンデンサをたくさん並列に設置すれば小容量であるため蓄・放電に時間がかからず、ゆえに立ち上がり・立ち下りがよくなり、聴感上の錯覚ではなく実際に全帯域のキレがよくなるのではないか?(特に低域) と素人的に考え、ご質問した次第です。これにつきましては両論あるとのことでなるほどと思いました。大変参考になりました。 http://crownjewel.okwave.jp/qa4937698.html

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その他の回答 (4)

回答No.5

ふたたび iBook-2001 です♪ お礼欄に書き込みありがとうございます。さて、書き込みされてましたURLを拝見いたしました。 「ロジック回路」と有りますので、デジタル回路上の話かと思います。 基本的なフリップフロップ回路等で電圧の高低にメリハリをつけるために「スピードアップコンデンサ」なんて言うのかもしれません。きっとオーディオ的には嫌われる「オーバーシュート」や「リンキング」を付加し、データ通信の立ち上がりや立ち下がりのタイミングを早めるのかな? (ここらへんは 専門外ですので かなりアヤシイ情報ですよ~苦笑) オーディオアンプの場合ですと、旧来のトランスで電圧変換を行い、ダイオードで逆流をそろえて、コンデンサーで安定した直流にします。(特に信号が小さい部分では、もっと厳密に一定した直流にするため、定電圧回路とか 定電流回路等を置く場合が多々有ります。) デジタル回路の中にはパスコン(バイパスコンデンサー)が多数(IC内部にも、外部にも)使われますが、アナログオーディオアンプとは全く違う目的となりますので、今回のご質問の目的から、無関係のコンデンサーと考えても良いと思います。 うーん どんな物に例えたら良いかなぁ、、、? 今回は自動車のオイルに例えてみよ~っと♪ 自動車の「オイル」と言いますか「油」系は多種多様です。 エンジンにはエンジンオイル、変速装置にはギアオイル、ブレーキの油圧にはブレーキオイル、ドアのヒンジにはグリース、等、、 でも ガソリンエンジンには「ガソリン」と言う油、ディーゼルエンジンには軽油、同じガソリン車でもスポーツタイプだとハイオクだったり、ディーゼルエンジンでも使用済み天ぷら油で走る車も有ります。 コンデンサーと言う部品も油と同様に目的ごとに合う物や合わない物が有る物です。 オーディオのアンプで電源家系でしたら、アンプが動くための燃料に相当しますので、乱暴な表現ですとコンデンサーの容量は燃料タンクの容量に似た様な状況でしょう。 コンデンサーの容量が同じでも音質的に有名な製品があり、多少高価です。 ちょうど レギュラーガソリンとハイオクみたいなものかな(笑)  もう 思い切り極端に表現しますと、コンデンサーを燃料に置き換え、バーベキューの備長炭とロケットの個体燃料を同じ目的に使う様な危険な勘違いかなぁ(オーバー過ぎですか、、 失礼いたしました。) そもそも「スピードアップコンデンサー」と言う 誤解を助長するネーミングはどうかなぁ~ ここに疑問を持ちます(あくまでも 私の個人的な感想ですよ~~~~ 苦笑) 

Frank_Lampard
質問者

お礼

レスありがとうございます。電源回路上のコンデンサが放電している電気エネルギーは、アンプ自身を動かすためのものなのですね。アンプがスピーカーを動かすために発しているエネルギーと混同していました。参考になりました。

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回答No.3

>大容量コンデンサの方が周波数特性は悪くなるのですか コンデンサーは、2枚の金属板を絶縁物を挟んで張り合わせた様なものです 容量が大きいという事は、この金属板が大きいという事になります 電気を供給しているのは、その1点ですから、電気が金属板の端まで行って戻ってくるまでに時間も掛りますし、途中の電気抵抗も有って、減衰します そのため、周波数が高くなるほど見かけの容量が減る事になります 従って、高い周波数で、大容量を必要とするのでしたら、No1の回答にある様に、周波数特性の良い、小容量のコンデンサーを複数並列につなぐのが良いと思います >コンデンサを大容量化すると駆動力が上がる(?)のだと思いますが 周波数が低い場合はその通りです

Frank_Lampard
質問者

お礼

周波数によってちがうのですね。レスありがとうございました。

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回答No.2

材質にも寄りますが、大容量コンデンサーの方が周波数特性は悪くなる様です 構造上、内部抵抗が増えるのが理由の一つだと思います スピードアップコンデンサは、トランジスター等の半導体のスイッチング動作による遅れを改善する事が目的ですので、適切な容量というモノが有ります 図参照 一般的に入力に比例した出力が得られる(青線)のが理想ですが トランジスタでは入力が0Vからある程度の電圧になるまで、出力されません(赤線) これは、トランジスターのベース回路に若干の容量が有るためこの様な動作をするようです これをコンデンサーによって改善しようとするのが、スピードアップコンデンサなんです 従って、このコンデンサーの容量は計算で決まるモノでは無く、そのトランジスターに寄ることになり、設定は難しくあまり使用されない様です この、非直線性(歪み)は信号電圧が0Vを通過する時に発生するため、クロスオーバー歪みと言われています 従って、回路を0Vを通過しないように設計すればこの歪みは発生しません それが、A級アンプというやつです

Frank_Lampard
質問者

お礼

レスありがとうございます。大容量コンデンサの方が周波数特性は悪くなるのですか。ちなみにどう悪くなるのでしょうね(無知ですみません…)。コンデンサを大容量化すると駆動力が上がる(?)のだと思いますが、やはり何かトレードオフになる要素が出てくるのですね。参考になります。

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回答No.1

はじめまして♪ アンプの電源回路におけるコンデンサーの事でしょうか?(違いましたらゴメンナサイ) 電源回路におけるコンデンサーと言う状況でしたら、考え方として容量が大きいコンデンサー(又は小容量のコンデンサーをたくさん並列)で、良い方向ですね。 ただし、全体のバランスの問題もありますけれどね、、、、 昔に見た書籍で、電源回路のコンデンサーは、ダム湖と書かれていたように記憶してます。 私の感覚ですと水道の蛇口から出る水を一時受け止めるバケツかなと思いますけれどね(苦笑) さて、バケツに例えてみるのですが、より大きなバケツに満たされた水なら どば~っと一気に出せる能力としての比較でしたら、大きい容量が断然有利ですね。   しかし、バケツより大きいと言って、水道から出る水をお風呂のサイズまで大きくしてしまうと、満水になるまで時間もかかってしまい、バランス的にオカシナ回路になってしまいます。  実際の電源回路の場合ですと、コンデンサーの受け入れ容量が大き過ぎて、電源オンの瞬間にトランスやダイオードに過剰な電流が流れてしまう事も想像出来ます。 大昔の真空管アンプ等では、非常に小容量のコンデンサー(耐圧は高い)パーツを指定した機器もあります。 これの場合はバシャバシャと出る水道の蛇口の水を、皿で受けてから 脇から安定したするりとした水の流れに変えるだけの目的なのかと想像いたします。 個人的で、電源回路のコンデンサーと言う限定条件の、勝手な解釈です。 ご質問の趣旨と違いましたら、ほんとにゴメンですよ~。

Frank_Lampard
質問者

お礼

レスありがとうございます。小容量のコンデンサをたくさん並列に並べると、コンデンサの大容量化と同じ意味になる(同じ目的が達せられる)ということでしょうか。大変参考になりました。 またそれだけでなく「小容量のコンデンサをたくさん並列に置くこと」は、音の立ち上がりと立ち下りをよく(速く)し、歯切れのよい音にすることにも貢献するのでしょうか。

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