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4tユニック車が走行中に突然炎上...原因不明
先日、会社の4tユニック車(走行距離約12万キロ、年式H7年)で一般道を走行中、突然、後続車からクラクションを鳴らされ、振り返ってみると荷台に火の手が上がっており、慌てて道路脇に停車し、何とか初期消火しようとしたものの火は消えず、そのまま車が全焼してしまいました。事故の翌日、消防の現場検証の結果では、バッテリー(12V×2の24V)の「マイナス」ターミナルとボディアースケーブルを止めている金具が何らかの原因で緩んで、接触不良から極部加熱が起き、配線被服等に燃え移って木製の荷台に燃え移った、としています。(この車は、某ディーラーに今年の2月頃に車検を依頼し、バッテリーのターミナル部の緩みはないとのチェックを受けています。車両火災が起きたのは今年の5月なので、約3ヶ月後)出火原因について、車のメーカーは消防の見解の通りとし、車両的にも問題はなかったとしています。某ディーラーはプラスからの出火ならあるかもしれないが、マイナスからは今まで経験的に聞いたことがなく、もっと別の原因があるのでは?と、消防の見解と食い違っています。 会社に出火原因を報告するにも、どの情報が正しいのか判断がつきません。一般的にはバッテリーの「マイナス」が出火原因にはならないのでしょうか?仮にバッテリーのマイナスが原因だったとして、そこで極部加熱が起きてマイナスターミナルの先のボディアースケーブル(長さ約30cmくらい)の配線被服が燃え出したとしても、走行中(約40km/s)のトラックの荷台まで燃え移るような火柱が立つのでしょうか? なお、ヒューズに関しては一切切れておらず(=スパークではない?)、事故当日、エンジンがかかりずらい等の前触れも無く、バッテリーは去年の2月に某ディーラーにて2個とも新品に交換しています。 消防の見解、某ディーラーの見解、どちらが一般的にありうるのでしょうか? インターネットや車両火災に関する書籍等でも色々と探してはいますが、バッテリー火災の原因で「マイナス」が事例だったものは見つかっておらず、また、どちらの見解がただしいかの判断もできずにいます。 詳しい方、同じような経験をされた方、アドバイスいただけないでしょうか。 宜しくお願いします。
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理論的にはプラス側もマイナス側も火災を起す確率は一緒のはずですが、実際には、プラス側が圧倒的に高いと思います。 この原因として考えられるのは、オプションの電化品を取り付けるときに、プラス側から電源を取ることです。 つまりマイナス側は、バッテリー搭載時に一回だけターミナルを触るだけなのに、プラス側は搭載後何度も配線を取りはずし、取り付けをする事があると思います。 またその時に素人が作業して、締め付け不足や、配線容量不足のものを取り付ける事も多いと思われます。 この事が、『プラス側からの発火が殆んどで、マイナス側からの発火は聞いた事が無い』の原因だと思います。
- uzurara
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40km/sでなら、大気との摩擦熱で燃え尽きてしまっても当然ですが ^^; 冗談はさておき マイナス線(端子)の接触不良で車両火災になるのか?!といえば、なります。 ですが、走行中よりも エンジン始動で、バッテリーから大電流が流れた時の方が確率が高いです。 しかも接触不良なら かなり大きなスパーク(火花)が飛び、バッテリーのターミナルなどは簡単に溶解してしまします。 それが原因で車両火災に発展する可能性はあるのですが、4t車の場合は乗用車と違い、バッテリーはエンジンルームの外、フレームにぶら下がってるような取り付け方ですので、乗用車の様な出火し易い環境ではないんですよね。 火災が発生する前の車の状態が分かれば、大凡の出火原因の特定が出来るのですが、全焼した今となってはその特定は難しいでしょう。 例えば:エンジンやミッションやユニックからのオイル漏れや、燃料ポンプやホースからの燃料漏れ、積み荷に木くずや金属片などあったのか、荷台の具合(床板)等々。 出火原因を消防がバッテリーの配線にある、と判断したのは出火場所(燃え方が酷いとこ)がその付近って事と、無難だったからでしょう。 (責任問題が・・・ね) 仮にマイナス線が燃えたとして、走行中なら炎は風に飛ばされて荷台に燃え移りにくいでしょう。でも、信号で停止している間なら十分燃え移る事は可能になります。 ちなみに、スパークではヒューズは飛びません。
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回答ありがとうございます。 消防がバッテリーのマイナスターミナルに出火原因を決めた根拠の一つに、燃え残ったバッテリーを検証した所、4本のターミナル(12V×2)の内、ボディアースにつながるマイナスターミナルの1本だけが、バッテリー内にめり込むように落ち込んでいたことから、そこに極部加熱があったと考えているようです。後はuzuraraさんのおっしゃる通り、燃え方がバッテリー付近が一番ひどいとのことで、そこから燃え広がって行ったのだろうとの見解です。 後続車からクラクションで荷台の火を教えてもらった少し前に、一度、信号機で止まっていた経緯経過もあり、その時に燃え移った可能性はあるかもしれません。
- gsbaka1150
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元Sディーラー勤務、現在自営の整備士です。 過去に実際にあった事例ですが。 普通アース線はバッテリのマイナスとボディフレームの他、エンジンやミッションにも引かれています。これは両者がラバーマウント等でフレームから電気的に『絶縁』されている為両方からアースを取るのですが、このアース線が何らかの原因で緩んだり外れたりすると取り敢えず電気的につながりのある所から無理矢理アースが落ちてしまいます。過去にあった事例では『アクセルワイヤ』からアースが落ちた為発熱しアクセルワイヤの被覆が燃えた事がありました。ミッションの場合はクラッチワイヤ(大型の場合は油圧なのでまず無いが)が燃えるケースも有ります。 ただ先の回答にもある通り、車に関しては燃えてしまった物を正確に検証出来る機関や専門家がほぼ存在しないので車両火災の場合は殆ど『推測』で報告書が上げられている様です。
お礼
回答ありがとうございます。 今回は不幸中の幸いか、第3者の方に被害は無く(道路が一時封鎖等のご迷惑はありましたが...)、逆にそれのせいで出火原因の特定があいまいになっているような印象があったのですが、単純に検証できる機関、専門家の方がほぼ存在しないからなのでしょうか。 仮にですが、私が怪我、最悪、死んでいても、こんな結果なのだろうかという感じです。
- fjdksla
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回答ではありませんが・・・ 日本では「車両火災」の原因究明技術のプロを聞いたことがありません。 警察・消防・保険会社・メーカーは、自分たちだけで勝手に結論を出します。 これが自分たちの都合の良いように結論を出すから始末が悪い! そこで唯一?車両火災の原因究明を行っている方・・・ 2004年鉄道日本社発行の 「車両火災はどうして発生するか」の著者 森 興春 さんという方がいます。 私も本でしか存知あげないのですが・・・
お礼
お互いの都合の良い結論が、結果、今回の様な矛盾しているような話になっている原因かもしれません。 鉄道日本社様が発行された「車両火災はどうして発生するのか」は実際にバックナンバーを購入し、 特にバッテリーに関する事例を読んでみましたが、 乗用車に関するもので、トラックではありませんでした。 乗用車であれば、仮にマイナスターミナルが原因の出火で、 短いアース線で小さな炎だったとしても、 ボンネットで閉じられた閉鎖的空間の為、火災が進行すると考えられます。 トラックは基本的にバッテリーがむき出しの為、 小さな炎であれば走行中の風で燃え広がる前に消えてしまうのでは?と考えています。 なお、著者の森様ですが、 残念な事に、今年の2月にお亡くなりになったそうです。 編集者の方も、もし、森様がご健在であれば、 今回の内容にも的確にアドバイスができたであろうと言われていました。
どちらの方法もあります。 +のハーネスだけで起こり、マイナスのハーネスでは起こらないと言うことも、物理的にありません。 電気は、マイナスから出てプラスに戻ります。 つまり、マイナスから出た電気は、すべてプラスから同じ量が戻りますので、プラスでは起こるが、マイナスでは起こらないと言うことは、論理上ありえません。 (ただし、マイナス側の電線のほうが太いものを使っている事も多いですので、その場合、確立は減ります。) 荷台が燃えるほどの火柱が立つのか?と書かれていますが、火柱が無くたって荷台は燃えます。 条件的には、タバコのポイ捨ての火でも燃えますので、めらめらと炎が出なければ燃えないと言うわけでもありません。 また、状況的に、エンジンが掛かっている間は、バッテリーへの電気の流れは少なく(発電機から直接電気が回るので)そんなにバッテリーの電線に負担が掛かることは無いと思います。 いずれにしても、現車を見ていないので、これと言う事は言えないですが・・・
お礼
回答ありがとうございます。 以前、電池工業会様に上記の内容でバッテリーに関して問い合わせた所、 担当の方は、理論上、マイナスも原因にはなりうるかもしれないが、まず聞いた事が無いと言っていました。 ただ、可能性がゼロではないので、私としても、マイナスも原因になりうるのでは、と考えています。
お礼
回答ありがとうございます。 マイナスは出火原因にはならないのではなく、プラスが出火原因になる事例がほとんどなので、一般的にマイナスからは聞いた事がない、になっているのでしょうね。