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ギッフェン財
ギッフェン財ってなんですか?
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- guowu-x
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価格が上がると需要が増え、価格が下がると需要が減る財のことをギッフェン財と言います。代替効果をも上回る所得効果のある財に対して起こります。現実にはあんまりありません。 ・例 発泡酒 普通発泡酒の価格が下がれば、発泡酒の需要は増えます。 しかし、発泡酒が安くなったから、その分ちょっと発泡酒を買うのをやめたらビールが買えるな、と人々が思うと発泡酒は価格が下がったのに、需要が減りますね。 このとき、発泡酒はギッフェン財です。 他にはマクドナルドとモスバーガーとかで考えてみてください。やたらとマクドナルドが安くなると…。 (実際はどうか知りません、というか前にも書いたように普通、ギッフェン財はなかなか観察されない)
- 1982BWV988
- ベストアンサー率29% (10/34)
「ギッフェンのパラドックス」で検索すると出てきます。 価格低下により需要が増えるのが正常財、需要が減るのが劣等財(下級財)、そして価格が上がっているのに需要が増えるのがギッフェン財です。 昔、アイルランドでは土地がやせているため穀物の収量が十分でなく、主食をジャガイモに頼っていました。本来であればジャガイモはパンの代替財(つまり下級財)であるはずなのですが、その価格差と、消費者の貧窮という条件のもとで、「ギッフェンのパラドックス」が生じたのです。 貧民は飢饉に際し、パンに比べ安く、腹持ちがよいという理由でジャガイモを買うようになりました。当然ジャガイモの需要が跳ね上がり、価格は上昇しました。しかし需要は増える一方。 この場合ジャガイモの価格がパンを超えるまでは需要は増え続けます。こうした経済学的に異常な需給関係を生む財のことをギッフェン財というようになりました。 …でも貧民からしてみれば異常でもなんでもなく当たり前の行動ですよね。