夫がホルダーです。
彼がMBAを取得して帰国したのは6年前。当時は外資系のコンサルなどを中心に、いくつか声をかけていただきました。
また、わたし自身が勤めていた会社では、優秀な社員に社費でビジネススクールやロースクールへ通わせることがありました。
ただ、これは企業にとっても賭けで、大きな投資をした社員が、その結果、会社から去ってしまう可能性も否めません。
曰く、ここしばらく、ハーバードやスタンフォードではビジネススクールが縮小傾向にあるようです。
質問者さんのおっしゃる「将来」が何年程度先ことか分かりませんが、世界規模の社会情勢の中で、アメリカという国のポジションも変化しつつありますね。わたしの友人も、アメリカでのMBA取得を目指して勉強中でしたが、つい最近になって、留学先をアジアに変更する決断をしました。
ところで、先の回答者の方がおっしゃっていますが、MBAは資格ではありません。イメージとしては、例えばテーブルマナーのように、ある分野である程度のポジションまでいくとどうしても必要になる教養、といった類のものだと思います。
とくに、やはり人脈を得るという点においては、大変な強みになりますす。
ちなみに夫のMBAでの専門は起業で、実際にアメリカと日本で起業しています。MBAが役に立ったかどうかと言えば、確実に役には立っていますが、日本においてのみに限って言えば、わざわざMBAなど取得してこなくても問題ない気がします・・・。
起業の分野、規模にもよるでしょうけれど。
ただ、いずれにしてもMBAに集まる人というのは、そこに来る以前に既にしっかりとしたバックグランドを持った人が多いですし、もちろん国籍、人種も多様。そういった人々とのパイプを持っているということは、確かな財産です。
また、人脈以外で言えば、知識やMBAホルダーというネームバリューよりも、ものを見る目や情報を読み解く感覚を身に着けてきたことが役に立っています。
MBAそのものよりも、経験が力になるということなのだと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。楽天は前から憧れていた企業なのでますますMBA取得の思いが強くなりました。このたびはお世話になりました。またの機会がありましたら宜しくお願いします。