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禅とは?

五木寛之さんの本で「禅」についてかかれていました。 中国から道灌(名前が違っていたらすみません)さんや、他の方が持ち帰った。 禅は、その国の文化に根付いて、その国特有の「禅」に変化して定着する。 ヨーロッパでも「ZEN」があり、それは無宗派で、「自分と向き合う」「自分を見つめる」ために用いられている。 と言う内容でした。 ここからが質問なのですが、「自分を見つめる」「心が和む」ことを目的として、禅を探すのは不謹慎なのでしょうか? 私は特定の宗教を持っていません。 禅をすることで、上記のようなことが得られるのか? 禅はどこでできるのか? 五木寛之さんは「生きる」ことをテーマに、色々な本を書かれているようです。 禅をきっかけに、「生きるヒント」も同時に得られれば、と欲張りなことを考えています。 禅をなさっている方、経験した方、色々な方からのご意見をいただければと思います。 よろしくお願いします。

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  • youchan37
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回答No.3

私は特に若い頃、神経質/強迫観念で苦しみ、以来30年以上も、 森田療法の思想を支えにして参りました。 それで、森田療法の祖 森田 正馬博士の思想・治療法は、 実は道元の禅の世界とごく近いものであったことを見出し、 「今この瞬間に生きる」ということを徹底して実践されたのは、 私の知る限りでは森田博士の直弟子であった、鈴木 知準博士でした。 鈴木先生の本などを読めば、その辺りが実に深い洞察で書かれております。 道元の言葉も含め、森田博士、親鸞聖人、イエス・キリスト、鈴木 大拙氏等… 実は多くの偉人は同じことを言っていたのだ、と。 「自分を見つめる」ことの役には立つと思います。 しかし最後の最後は「道を求めていたことそのものが、間違いであった」と。 それが禅であると。大疑から大悟へ、です。 鈴木 大拙先生の言葉なら「肘外に曲がらず」です。 ですから、自分を見つめることの役には立つのですが、しかして最後は… " " なのです。 「心が和む」ことにはなると思います。「日々是好日」です。 …と言いながら、理屈は知っておりますが、本当にこれに徹底して生きているのか、 と問われれば、未だ私も未熟者ではありますが(苦笑)。 とにかく最後は、禅も神経質も強迫観念も、何も求めなくなったことが大悟です。 哲学的な厭世観で悩むのも、神経質/強迫観念で悩むのも、その本質は同じであります。 又、禅は生活の中で実践することもできると思います。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5056348.html ↑これをご覧いただければ、僅かながらでも、お役に立つものがあるかも知れません。 生活の中で、ということなら、例えば私はタモリさんがそうだと思うのです。そのことも書いております。 それでは、これにて失礼致します。

tartaric
質問者

お礼

ご丁寧な回答、ありがとうございます。 実は、うつを患っています。10年になります。 医師・カウンセラーによる治療は継続しているのですが、なかなかよくなりません。 カウンセリングの手法で、「認知のゆがみを矯正する」ことに取り組んでいますが、頭で考え答えを出しているようで、心が置いてけぼりになっています。 また、医学的な側面でも、どのような薬がどのような症状に効果を表すのか、最近調べ始めています。セロトニン再取り込み阻害(6種類の取り込み口)、モノアミン酸化酵素阻害剤、ETC電気治療等々。 youchan37さまの過去の回答も拝見させていただきました。 実に丁寧に回答されており、読み返すだけで大変役に立ちました。 投薬治療、カウンセリング、その他に自分でできる「うつの治癒」があれば、何でもいいので実生活に取り込みたい。その一心で五木寛之さんの本を読みました。 そして、「禅」が、多くのメソッドの1つではないかと考えています。 (カウンセリングは、カウンセラーの力を借りて、禅と同じことを目指しているようにも思えます) 今のカウンセリングのテーマは、「不安と共存できるようになること」です。 森田療法については、存在は知っていましたが、具体的にどのような取り組みをするのかまでは知りませんでした。 さっそく、図書館などで調べてみます。 いずれにせよ、youchan37さまも仰られている「治療に積極的である人」であることは、森田療法に限らず大切なスタンスだと思います。 禅の境地、森田療法、五木さんの本、何か共通項があるような気がします。 お蔭様で、調べるヒントを頂きました。 ありがとうございます。

その他の回答 (3)

  • youchan37
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回答No.4

大変力強いレスを、ありがとうございます。 とても10年来欝を患っておられる方とは思えません。 http://www.jikei.ac.jp/hospital/daisan/news/morita.html ↑ここに以下のような言葉があります。 また軽症だが治りにくいうつ病に対しても、しばしば効果を発揮します。特に神経質性格(内向的、小心、ものごとを気にしやすい、完全主義、負けず嫌いなどが特徴)の人で、自分の生活を立て直そうとする意欲を持った方に適する治療です。 http://www.jikei.ac.jp/hospital/daisan/morita/index.html ↑ここからのリンクにも、欝の方についての記述があります。 森田療法というと神経質・不安神経症・恐怖症・強迫観念等が色濃い印象がありますが、 欝の方も決して範疇外ではありません。 森田療法系の本は沢山出ていますが、禅の世界と関連づけるのなら、 私の知る範囲では、誠信書房から出版された、鈴木 知準先生の一連の書籍が極めつけです。 貴方様なら、もうこれ以上私が余計なことを申さずとも、 ご自分のお力で充分進んでゆけるものと思います。 ついつい しつこくなってしまい、最近反省しているところです。 本当にこれで止めにします。 貴方様の心の問題の改善・解決は、必ずや成されるであろうと、私は感じています。 今後の一層のご多幸を、心よりお祈り致します。

tartaric
質問者

お礼

30年の神経症を森田療法によって克服された。 (正確には、神経症の因子を持ちながら、森田療法で得た、客観視で発症しないでいる。「こまが回る状態」と掛かれていらっしゃいましたね) 神経症にせよ、うつにせよ、治療方法は千差万別だと思います。 ただ、人間の根本にある「生きる」というベクトルを、どう矯正していくか。それが治癒なのかもしれない。そう思っています。 そのベクトルの矯正方法はたくさんあり、自分に会ったものにめぐり合えるまで根気強く取り組む。 youchan37さまは、嵐を乗り切って、このサイトで困っていらっしゃる方(私を含む)に丁寧なアドバイスをされています。 私は、その渦中にいます。人生そのものが変わってしまうくらいの渦中にいます。 不安だらけ、藁をもすがる胸中です。 人から見聞きしたものは、きっかけに過ぎないと思います。 自分で実践して、いつか自分に合った治療法法を見出したいと思います。 たくさんのエネルギーを頂きました。ありがとうございました。

noname#234035
noname#234035
回答No.2

座禅の事ですか? お寺でやるのでは、ないでしょうか。 足を組んで座り、瞑想するのですよね。

  • nitto3
  • ベストアンサー率21% (2656/12205)
回答No.1

今すぐそこでやればいいでしょう。

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