竹島・尖閣について相手国と話合いをしないのはなぜ?
昨今の日本が関わる領土問題(と認識しない人もいるが)について、
素朴に「なぜ科学的な議論をしないのだろう。」と疑問に思います。
お互いの国の政治家と政治・歴史学者あたりがひざを突き合わせて
議論し、それを両国で公開すればよいのではないでしょうか。
(出来ればテレビとインターネットで生中継)
そうすれば、両国民がお互いの主張を知ることができ、
たとえ結論が出ないとしても、どこまでの認識が合意できて、
どこからの認識が違う、というポイントが明らかにできるのではない
でしょうか。
現状は、お互いが自分の理屈で、自国民とその他の世界に対してメッセージを
発信していますが、肝心の相手国に対してコミュニケーションをとろう
としているようには思えません。
卑近な話で恐縮ですが、小学校の時、喧嘩は話合いで解決しなさい、
と教わりました。なぜそれをしようとしないのでしょうか。
もしかしたら、韓国や中国が科学的な態度を持ってくれるはずがないからしょうがない、
という意見があるかもしれません。
でも日本はどうでしょうか。科学的に議論しましょう、という態度を示しているでしょうか。
自分にはそうは見えません。
竹島については相手国ではなくいきなり国際司法裁判所に提訴。
尖閣については「領土問題は存在しない」といって議論するようには見えない。
ヨーロッパのEUだって、元々は喧嘩ばかりの隣国関係だったのですが、
話合いであそこまでの共同体をきづいてきました。
このままだと、欧米諸国からアジア人は科学的に議論もできない野蛮な人々だ
という印象をもたれてしまうと思います。
相手国のせいにしてばかりだと何も前に進まないと思います。
なぜ現状のように互いに一方通行に発信することしかできないのでしょうか。
理由が知りたいです。