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今後の下水道公社のあり方について
下水道事業に興味があり、ホームページでいろいろ検索していたところ、とある下水道局の方のインタビューで下記のように言っていました。 流域下水道施設の運転・維持管理を財団法人という法的存在形式で運営する当公社には、中長期的な将来を見通しした経営方針の確立と、それと不即離の関係にある法人制度改定への適応という、きわめて重く、なおかつ喫緊の課題があります。 この意味を分かりやすく教えていただけないでしょうか? 今後法人化になるってことなのでしょうか??
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わかりやすくは無いですが、多少詳しい背景を。 いわゆる公益法人改革といわれる関係ですが、これは、自治体等が多く抱えるこれらの外郭団体による隠れ赤字などに代表される経営全般におけるマネジメントの不透明さに起因する諸問題にメスをいれるため、公益事業を行う公社等の社団・財団法人を新制度移行で「ふるい」にかけ、純粋な非営利の公益法人と民間移行が可能な一般法人に再編し、圧縮整理しようというものです。 単純なふるい分けだけでなく、公益事業の持続的な経営を求める新法人制度の中では、公益法人としても中長期的な経営見通しを明らかにすることが求められており、おのずとリストラなどの再建策を迫られるケースが大半となっています。 とりわけ設備投資に多額の費用を要する下水道事業にとっては、確かに重い課題といえるでしょう。