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故・鄧小平氏が進めた中国の「改革・開放」について意見を聞きたく。

故・鄧小平氏が進めた中国の「改革・開放」について意見を聞きたく。 (1)「改革・開放」は結局完全な資本主義であり、中国共産党が掲げるマルクス主義の理論とはかけ離れていますが、彼の頭の中ではどういう形で「改革・開放」とマルクス主義の理論は統一されていたのでしょうかね---。結局「マルクス主義の理論にこだわらず、とにかく豊かになって国際社会で発言力を得ればよい。」という事だったのでしょうか? (2)「改革・開放」が進めば必然的に多様な意見を集約すべく民主化が不可欠ですが、何時までたってもしませんね。どういう形で今後政治改革が行なわれていくと思われますか?

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  • kantansi
  • ベストアンサー率26% (658/2438)
回答No.1

中国の若者に、同じ質問をぶつけたことがあります。 答えとして、中国では以下のように学校で教えているそうです。 改革・開放によって、国が豊かになり、全ての国民が能力に応じて働き、必要に応じて富を受け取れる、真の共産主義国家が実現できる。 その過程での、市場原理の導入、自由の制限は止むを得ないと言う物です。

imperialho
質問者

お礼

成程、共産主義国家としての建前を言っているわけですか----。そういう政治もあるかもしれないが、あまりの腐敗がそれを実現させるか---。

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その他の回答 (2)

回答No.3

改革・開放(中国)と言っていますが、要はクーデターのようなものです。 ・面白いたとえに世界でもっとも資本主義が成功した社会主義国は中国である。また、世界で最も社会主義が成功した資本主義国は日本である。という言い伝え?があります。もっとも小泉首相の頃から、これをぶっ壊すという言い方でしたが、路線をかえ、もう一段の繁栄は来ました。しかし、また、自由競争化-改革路線をやめる動きがでたため日経平均は外国から売り込まれています。 ・話を戻しますが、このように中国は人間にたとえ精神分裂ぎみなので(他意はないのです。はっきりした表現がほしくて。)このまま成長が続くとははなはだ疑問です。まだまだいけると思いますが、沿岸と内陸で分裂国家になるかもしれません。また、表向き宗教を禁じているので人々の心の荒廃が酷いです。自分の目でも見ましたが、ちょうど30~年前の日本です。エコノミックアニマルは今は中国です。

imperialho
質問者

お礼

成程。有難うございます。

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  • negitoro07
  • ベストアンサー率24% (389/1569)
回答No.2

そもそも、毛沢東も鄧小平も、マルクスレーニン主義なんてろくに勉強してないそうです。ベトナムのホーチミンや、キューバのカストロだって別にマルクス主義である必要はなく、単に自分の国の独立や政治闘争のために、装っただけです。 ただ、カストロは結構インテリなので、テキストは読んでいるかもしれません。でも、本人曰く「キューバの革命は、もともとソ連となんか関係なかったんだ。それをアメリカが我々を敵視するから、ソ連側に付くしかなかった」んだそうです。 鄧小平も同じだったんじゃないでしょうか? 民主化は難しいですね。中国共産党政権が中国を資本主義化した後の究極の目標は何か、知ってますか?リークアンユーが築いたシンガポールの人民行動党政権ですよ。日本より、一人当たりGDPが多くなっても、政権交代が起こらない。選挙をしても野党が潰れる政治なんです。中国国内における、その実験場が、実は香港なんです。 香港はもとから資本主義なんですが、選挙をしても政権交代が起こらない政治の仕組みを作ることや、共産党シンパの左派政党を人民行動党モドキにする努力は、かなり昔から行われています。すでに、香港の議会の議長は、この左派政党の人なんです。

imperialho
質問者

お礼

要するに政治を強権で安定させる事により、経済を発展させて国際的に認められようとする「開発独裁」みたいな将来を「改革・開放」で取ろうとしているわけですね---。でもこういう政権は程度の差はあれど、必ず腐敗が起こりますよ。だから民主化が必要なのに---。

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