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塩化マグネシウム重質、軽質
便秘などの薬で 塩化マグネシウムがありますが これに重質、軽質とあるようですがどう違いのでしょうか? またどちらのほうが効き目や副作用などあるのでしょうか?
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お問い合わせのお薬は『塩化マグネシウム』ではなく『酸化マグネシウム』です。略してカマグなどと呼ばれたりしています。 このカマグは微粉末でこのまま服用するとむせて飲みにくいので細粒状に加工され重質酸化マグネシウムとして利用されています。また微粉末の軽質酸化マグネシウムは計量したり分包する際に飛散し、器具に付着するので、この理由でも便秘治療に使われるのは、重質酸化マグネシウムの方です。 更に飲みやすくする目的で最近は酸化マグネシウムを錠剤に加工したものもあります。 酸化マグネシウムとしてはどれも同じ性質ですので、効き目に大きな差は考えられません。 酸化マグネシウムは、水に非常に溶けにくいのですが、服用して胃の中で酸(塩酸)と出会うとよく溶けます。ただ、溶けてもマグネシウムが吸収されるのはわずかでほとんどそのまま排泄されるようです。 つまり、重質と軽質の差は、取り扱い易さや飲み易さにあり、効果や副作用に大きな差は無いと考えて差し支えないと思います。
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