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朝鮮戦争の原因について
朝鮮戦争の原因について次のような記事がインターネット上にありました。これは本当のことでしょうか?真偽について根拠となる資料なども教えていただければ幸いです。 ********************************** そもそも朝鮮戦争の引き金となったのは李承晩が対馬侵攻を画策し、釜山に兵を集めアメリカに武器を要求したことから、呆れたマッカーサーが米軍を引揚げたのに乗じて金日成が南進したことだったわけで、韓国の領土的野心が朝鮮戦争を引き起こし、それによって多くのアメリカ人が犠牲になったのです。 **********************************
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李晩承大統領は武力による北進統一を唱え、アメリカに武器の供給を求めています。しかし、アメリカは戦争の発生を望んでいなかった為、武器の供給を限定的なものにしていました。 当時、アメリカが韓国から撤兵したのはソ連との協定によるものです。この協定はアメリカ軍とソ連軍の双方が朝鮮半島から撤兵しようというものであり、アメリカ軍だけでなくソ連軍も撤兵しています。 これは国レベルでの決定であり、マッカーサーが韓国からの撤兵を決定したわけではありません。 朝鮮戦争が開始された当時、韓国軍は8個師団の戦力を持っていました。 そのうち4個師団が北朝鮮との国境の守備にあたっていました。 1個師団は首都の防衛に当たっています。 1個師団は太田市周辺に駐屯し治安維持任務にあたっていました。太田市は、韓国の中央部にあります。 つまり、韓国軍の8個師団中、6個師団が中央から北に配置されていた事になります。 残りの2個師団のうち1個師団は光州に配置され治安維持任務にあたっていました。光州は韓国南部ですが、プサン市とは直線距離でも180キロ離れた、どちらかという黄海寄りの位置にあります。 そして最後の1個師団がテグ市からプサン市にかけて配置され治安維持任務にあたっていました。この部隊は第3師団で兵力は7000人でした。 つまり、当時、プサン市には大規模な兵力はいませんでした。 北朝鮮がそれだけで戦端を開くほどの戦略的好機というものは、プサン市にはありません。 韓国軍の大半は北部にいたのです。 なお、戦争が始まる一ヶ月ほど前の5月10日に韓国の申性模国防部長官は、北朝鮮軍が38度線に兵力を集中させていると声明を出していますし、翌日には李晩承大統領が「北辺に危機が迫っている。5、6月には何が起こるかわからない」と記者会見で述べ、危機感を顕にしています。 参考にした文献はルイス・ハレー著書の「歴史としての冷戦」、児島譲著書の「朝鮮戦争」、あとPANZER等のミリタリー雑誌です。 ネット上の記事について、私は本当の事だとは思いません。
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- vantice
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今になって見ると、本当かな?その記事は。 韓国も領土は欲しいでしょう。世界のどこの国もそう。日本も。 どちらにしても、韓国北朝鮮中国日本を統一したいのが本音です。 コードギアスっていうアニメ見るとよくわかります。 日本独立とかぐだぐだやっているので
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ご回答ありがとうございます。 ただ、日本が領土的野心を持っているということはあり得ないと思います。
- vantice
- ベストアンサー率18% (42/227)
>それによって多くのアメリカ人が犠牲になったのです。 これが全てを物語っているような。 犠牲者が多かったのは朝鮮人と思うし。 恐らくアメリカの流したデマ情報では? 他に色々ありますよ、アメリカ有利な嘘。
お礼
ご回答ありがとうございます。ただ、私が知りたいのは、韓国の対馬に対する領土的野心が昔からあったかどうかという点です。最近、韓国の国会議員の一部や観光客が対馬は韓国の領土だとの主張をしていると聞いて、気になっています。
- mick32
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朝鮮戦争は ・米韓軍事協定により韓国の自衛能力が低かったこと ・金日成がソ連の支援を受け武力統一の機会を窺っていたこと この前提条件に加え、 ・アチソン発言において米国が防衛意志を放棄したように見えた ことが主な原因とされています。参考になれば幸いです。
お礼
ご回答ありがとうございます。「李承晩が対馬侵攻を画策し、釜山に兵を集めアメリカに武器を要求した」という記述についてはいかがでしょうか。この点についても教えていただければ幸いです。
お礼
ご回答ありがとうございます。当時の米ソの協定、および韓国軍の配置状況から、ネットの記事の信憑性は疑わしいとのこと、良く分かりました。