北朝鮮の今後のシナリオについて

質問

北朝鮮は今後どのような行動をとってくると思いますか。また北朝鮮は今後どのようになっていくのでしょうか？
最近の北朝鮮の行動を見ていると近いうちに北朝鮮は暴発し、日本に攻撃を仕掛けてくるのではないかと毎日不安に感じ、ストレスがたまっています。正直戦争で死にたくない。

回答No.6

sudacyu · ベストアンサー

北朝鮮の軍備は、非常に偏っています。海軍・空軍の軍備更新費用を削って、ミサイル開発・配備と核兵器開発に投資しています。
　ミサイル・核兵器以外の戦力は、陸上戦力以外は極めて低くなっていますから、日本人が心配する必要は、まずないでしょう。

　本気で対外戦争をするなら、自国上空の制空権を確保しなければいけませんが、北朝鮮には全くできません。アメリカに数日で制空権を奪われたイラク（石油代金があったので、空軍力はそこそこあった。）と比べても、相当レベルが低くなってしまっています。

　北朝鮮の核開発は、
１、対アメリカ抑止力
２、金正日の後継者の地位に息子をつけること

　の二点にあるものと考えます。

１、について
　政権交代のある国民国家では、政治家にとって国益＝国民の利益が第一であるはずです。（日本では、官僚が省益を第一にしたり、自衛隊制服組には、制服組益を第一にしたり、政治屋が政治権力を第一にしたりしていますが。）

　しかし、北朝鮮の場合、国益＝国民の利益を考えるという発想そのものが存在しません。もし、そういう考え方があれば、ミサイル技術開発や核兵器開発に多額の投資をする前に、飢え死にしそうな国民経済の建て直しを図ります。しかし、現在、北朝鮮と言う国家組織は、『金正日を生存させる』という目的のために存在している「道具」です。
　金正日の現在の目的は、北朝鮮国家組織と言う道具を使って、自分の安全を脅かす危険をなくすと言うことです。
　国内は、軍と警察を完全に支配し、Ｎｏ．２を粛清し続けることで、安全になっていますし、自分の目も行き届きます。
　ですから、今は対外的な危険の排除を目指しています。

　他国が朝鮮内で行う小規模なテロに対しては、既に手は打っているでしょうが、外からの大規模な電撃作戦だけは、対応できません。

　アメリカは、１９８９年５万人以上の兵力でパナマを電撃侵攻して独裁者ノリエガ将軍を逮捕し、アメリカの刑務所に終身刑でぶち込んでしまいました。フセイン大統領がいるといわれた場所には、市民が回りにいようと巡航ミサイルを撃ち込んでいます。

　大韓航空機爆破ではアメリカ国民が死んでいますし、米ドル偽札製造や覚せい剤製造密輸の罪もあり、アメリカ政府はいつでも金正日をアメリカの国内法で裁くことが可能です。
　大韓航空機爆破やラングーン爆弾事件・外国人拉致などを指示した本人である金正日は、アメリカが自分に対してそのような行動をとる可能性を現実のものとして捉えています。

　具体的に、金正日が恐れているのは、第一に在日米軍です。ノドンの配備で、日本にある北朝鮮を攻撃できる軍事基地＝在日米軍基地を叩く体制ができました。

　日本を飛び越えて、人工衛星を打ち上げることのできる大陸間弾道弾技術というのは、中小国の必要性を超えており、北朝鮮程度の国家の防衛力を考えるなら、普通は旧式の在来兵器の改修・改善に重点を置くべきです。
　ですから、金正日はアメリカ本土を直接核攻撃できる技術を目指しているのは明らかです。

　北朝鮮の防衛力は国力低下に伴って、相対的に年々低下しており、軍事資金はミサイルと核兵器に集中投下されていると見るしかありません。
　つまり、アメリカ以外の国からの軍事侵攻はないとみて、自国の防衛力を削ってでもアメリカとの交渉カードとなる『アメリカに直接届く核ミサイル』開発と『米軍基地を叩くことのできるミサイル』実戦配備に集中しています。

　金正日はアメリカが怖い。だから自分に使える道具の能力全てを使って、それに備えているというのが実態です。

２、について
　金正日は、３０代のころから公安・謀略部門を掌握、父親の政権内部で実力者としての地位を確立していました。ところが金正日の息子は、自由に動かすことのできる実働部隊を現在は持っていません。
　私はこの点から、金正日が死んだあとは、北朝鮮の政権は集団指導体制となり、息子たちは政治から外されるのではないかと考えていました。
　去年、金正日は病気で倒れ、政権移譲をするための基盤となる、「自分の意思通り動く子飼いの部隊を、息子が自分で育成する」時間がない状態になったと判断したのではないかと思っています。
　核兵器のパスワードなら、手足として動く部下を作り上げる時間や人心掌握能力に関係なく、金正日から口頭で伝えるだけで「力」を相続することができます。（ある意味、脆いものですが。）

　ですから、日本人がストレスに感じるような状況ではありません。

お礼

長い解説ありがとうございました。すこし安心できました。

回答No.5

hasire750

核保有国として国際的に認めさせる。
これで北朝鮮の勝ちで、日本は屈辱的な大敗です。

お礼

そうなんですか・・・。生きる気力がなくなりました。

回答No.4

disease

北朝鮮の役目は中国とアメリカの緩衝材でそれ以上の存在価値はありません。
はっきり言って殺す価値さえないのです。

北は大国のようなことばかり言っていますが、実際は何もできない小国です。
やれるのは大言を吐くことと、核実験と、何億円もするミサイルを日本海と太平洋に捨てることくらいです。

はっきり言って何の脅威も感じる必要もありません。

日本は今丁度北とは交渉しないで済む状況なので、無駄に援助もしなくて済むので、このままの状況が続くことがベストでしょう。

北はこれからも中国とロシアの援助で細々と兵器を開発していき、いずれ核弾頭をロスくらいまでは飛ばせるようにはなるでしょうが、そうなってもアメリカ本土にミサイルを撃ち込めば三日以内に北は滅びることくらい分かっているので、結局は何もできません。
今は軍事開発をしてミサイルをイランに売るくらいしかすることはないでしょう。
実際、北の周りに北より弱い国は無いんですからね。

考えられる範囲で最悪なシナリオは、アメリカが北と仲良くなって日本からも援助を出せと言われることですね。
その時は北は核放棄するでしょうけど、北が核を待っていようが、無かろうが日本には全く関係ないことです。

お礼

それを聞いてすこし安心しました。ご回答ありがとうございました。

回答No.3

sugeaho

北朝鮮の今後は、北朝鮮の軍部に聞いたとしても
わからないと私は思います。
死にたくても、死にたくなくても、人はいつか必ず死ぬのです。

今、あなたがやるべきことは、戦争による死を怖れることではありません。
そんなことのためにあなたは生まれたはずではないのです。

まあ、これから将来も日本への攻撃はないと思いますし、
今のところ全くその雰囲気はないのですが、
もし、万が一、日本への攻撃が確実なものになるときが来れば、
事前に雰囲気でわかりますし、そういう空気がもしあれば、
どっかの掲示板で私があなたにそのことを教えてあげますから、
そのとき海外に逃げるかどうか考えればいいと私は思います。

お礼

＞そういう空気がもしあれば、
どっかの掲示板で私があなたにそのことを教えてあげますから、

そのときはよろしくお願いします。ご回答ありがとうございました。

回答No.2

DESTROY11

いきなり日本に攻撃してくる可能性は少ないと思います。
まず攻め込むのは韓国です。
北の戦争遂行能力は精々３日といわれています。
この３日のうちにアメリカ等と交渉できるだけの材料を手に入れなければなりません。
となると、ソウルを電撃的に占領し、韓国人や在住外国人を人質にするしかないでしょう。

この段階で日本やアメリカと身代金交渉に入るわけですが、アメリカはそう簡単には払いません。つか、払う気などなし。
となると頼りは人命過敏な日本ですが、アメリカ等の圧力で払えない。
麻生総理も払うような人ではないでしょうし。小沢氏だったら、速攻払ってるでしょうな。
ここで、一発脅しのためにミサイルを撃ち込んでくる可能性はあります。
これが間違って在日米軍基地にでも着弾したら、もう北は徹底的な爆撃を食らって滅亡でしょう。

あるいは、北のスリーパーが目覚めて破壊工作。インフラや発電所等を爆破したり。
潜水艦で特殊部隊を送り込んできて、テロを行う可能性も高いですね。
これが最悪のシナリオです。

お礼

国内に工作員はかなりいるのでしょうか？それでテロを起こされたら空爆よりも死ぬ確率が高くなりますね。
ご回答ありがとうございました。

回答No.1

２０１１年 ２月変更（@wwbc）

徴兵されるわけではありませんから、日本人が「戦争で」死ぬ可能性は平和維持部隊に参加でもしていない限りはないのではないでしょか。
あるとしたら「戦争に巻き込まれて」死ぬ。←これは受任してください。

現在西側の潮流は、「場合によっては北朝鮮を武力戦争に引き込む」です。← これが質問に対する直接的回答です。

これは世界（特に極東）に生活する全ての平和を愛し生存権を有する民衆・人民の生命と安全を守るためです。
現段階で軍事行動を取らなければ、将来において更に危険な状況に至るとの判断が強く働いています。
また、このような態度が北朝鮮に対する国際社会の強い意志を示します。つまり、「圧力」というものです。

本来、他国に対する制裁行為とは、準戦争行為です。この制裁行為が発動された瞬間から、それは対象国に対する準戦争行為となります。
経済封鎖するのであればそれは軍事封鎖に等しい効果をもたらします。現在の北朝鮮に制裁行為を取ることは、その人民を数百万単位で殺すと同意義です。

既に戦争状態に突入していますので、これを早く終わらせるには武力を用いる。
これが世界の起用通認識である、「平和への強い意志」というものなのです。

お礼

ってことは将来はまず戦争に巻き込まれることは間違いないんですね。将来が思いやられます・・・。
ご回答ありがとうございました。