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高齢の実母と暮らしたい2
- 高齢の母との同居に関する不安と疑念
- 住み慣れた土地を離れることの精神的影響
- 仕事との両立や母の寂しさへの懸念
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質問者が選んだベストアンサー
40代、独り暮らしの軽度認知症の父がいます。 (痴呆→現在は「認知症」と言い代えられております) 環境の変化は、かなり大きなストレスを生みます。昔、在宅看護の お手伝いをしていたことがあったのですが、古い一軒家から広い 新しいマンションに越された寝たきりのリウマチのおばあちゃまがいらした のですが3ケ月ぶりぐらいに会いに行くと、すっぽり魂が抜けたように なっていらしてびっくりしたことがあります。 昔のお家はベッドから広い庭が見えて、その庭のお花をベッドから 見て「あの蕾はあなたが次に来たとき咲いているわよ」などと色々と 楽しげにお話してくれていたのですが、マンションではベッドから 何も見えませんでした。若くて健康な者にとっては小さな事でも 高齢者や病気を抱える人には、そんなささやかなことが心の支えに なっているのだなと実感しました。 お母様は寝たきりではないので、その点はずいぶん恵まれていると 思いますが、やはり新しい環境に慣れるというのは年を取れば取るほど 時間がかかります。私の経験から言いますと「不安感」が一番いけないと 思います。私の父も去年、母と兄が入院して次々亡くなったのですが 父は本当に不安定になって「頭にウジ虫がわいているようだ」と非常に 混乱したり「もう死ぬ」と鬱になったり、夜中に激高して電話をかけて 来たりして認知症も進行しましたが、今、何も問題なく独り住まいをして います。家事も何でも出来るので取りあえず自分のことだけしておけば 良いので、今の方が気持ちはずっとラクなんだと思います。現在は 認知症の進行も今はなく、むしろ去年の方が状態は悪かったように 思います。 認知症になるかどうかは本当に賭のようなもので、一般に言われてる ことが当てはまらないことは多々あります。実際、私の母は脳梗塞で 15年寝たきりで父がずっと介護をしていたのですが、母は最後まで 呆けると言うことはありませんでした。一方父は、母の世話をしたり 趣味のカメラで日帰り旅行に出かけたり、近所の人の庭木の手入れをして 上げたりと、元気に飛び回る人でしたが、2年前に認知症を発症しました。 ですから本当に分からないんですよね。 お母様も先のことはどうなるか分かりませんが、住み慣れた土地を 離れるというのは、何か影響を生む可能性がある、ということは頭に 入れて置いた方がいいと思います。 >たとえ住み慣れた地を離れ、一緒に暮らすことで痴呆になっても >多分、母は後悔しないだろうと思います。 認知症になったことは自身では自覚できませんからね。逆に質問者様が 「呼び寄せることで親が認知症になっても後悔しない」というお気持ちを 持つことが大事だと思います。呼び寄せなくても認知症になるかも 知れませんし。でもならないかも知れない。 そう考えるとキリがありませんし、何も前に進まなくなってしまいます。 決めてしまったことなら、もう「何かあればその時考える」という 良い意味で「流れに身を任せる」ことが良いと思います。 とにかく不安感は出来るだけ少なくして下さい。ゴミ出しや色んな 決まり事も住む町が違えば変わってきますから、メモや一覧表にして 壁に貼って上げるとか、ご近所に事前に声をかけて置いて、お母様の 顔を見かけたら声をかけてもらうようにしてもらうとか。質問者様が おうちを留守にする機会が多いならなおさら近所の人の「目」や「助け」 は重要になります。道で転んでも「知らないおばあさん」だと連絡の しようがありませんが「○○さんちのおばあちゃんだわ」と分かれば 対処も違ってきます。そんな「見守りの目」は多ければ多いほどいいです。 同居にも不安はつきまといますが、離れていても病気やケガはとても 気になります。私も父が独りで生活していける間は独り暮らしを継続 させていくつもりですが、万一なにかあればそれはもう仕方ないことと 思うようにしています。完璧などどこにもありませんし、満足も同じです。 ただ「今できる一番良いことをしていく」ことしか無いと思います。 認知症があっても自分の力だけで独り暮らしの出来る父を私は幸せだと 思いますし、娘と一緒に暮らせるお母様もとてもお幸せだと思います。 あまり先々のことまで心配せずに、日々暮らしていくのが一番です。 私たちだって明日のことは分かりませんから。 「今日『良い』と思ったことをする」 そんな積み重ねを繰り返していけば、先々色んなことがあってもあまり 後悔の念にとらわれずやっていけるような気がします。 どうぞたくさん親孝行して上げて下さい。
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- sanrenpuku
- ベストアンサー率27% (5/18)
私の母は82才です。現在車で8分の所に住んでいます。 今の状況は母が住む所(嫁と一緒)を今の所に移ったので、私が母の近くへ越したという経緯です。住めば都といいますが、引っ越す場所の周りを調べたり、自分も仕事があるので、顔を出せない時に嫁がいるとはいえ本人が楽しめる場所(スーパー、本屋、花屋etc.)とかがあるとか、事前に随分チェックしたものです。自分の親ですから、あたり前の事ですが。それでも、しっかり者の母は認知症の症状が出始めました。一緒に引っ越した老犬も環境の違いによって、病気になり亡くなりました。 今でも、後悔の連続です。きついことをお教えする結果となりますが、 確かに環境の変化は、年老いた身には厳しいです。きれいごとじゃなく、厳しい事が多いです。今は、仕事の合間に何度か5分、10分でも顔を見せることを多くしていますが、もしあのまま前の所にいたらと何度も思うことがあります。もちろん、それだけではなく、一緒に暮らすことが、母親の希望でかなえてあげられるようになることは素晴らしいことだと思いますが。。。。現実は厳しいので(今では相当認知症もすすみつつあります)覚悟だけはする必要がもちろんあります。自分で思うに、母親の気持ちより自分で納得がいかない、自分で後悔するetc 結局は自分の考えをどうしたいかということのような気が自分では しています。本当に難しいテーマです。ひとつだけ言えることは、親にとって、子供はいくつになっても子供ですので、好意でしてもらえる事には、多少イヤであっても親はその気持ちを飲み込んで、子供に従おうとする姿勢があることを忘れてはいけないと言うのが、自分の体験談です。参考になるかどうかわかりませんが、私の体験談です。
お礼
アドバイスをありがとうございました。 お返事が遅くなりすみません。 そうですか…お母さまの認知症が進まれたのですね。 環境の変化ばかりが理由ではないでしょうが、やはり子としては いろいろ思いめぐらすものなんでしょうね… でも、あなた様はずいぶん努力をされているのですね。 少しの間にも顔を見せる努力って、すごいと思います。 私には母の住む場所との物理的な距離もあって、なかなか 頻繁に顔を見せる機会が作れませんでした。 今回の同居の話は母から言い出したので、母がこちらに来てくれれば 取りあえず顔だけはほぼ毎日、見れる環境にはなります。 >親にとって、子供はいくつになっても子供ですので、好意でしてもらえる事には 多少イヤであっても親はその気持ちを飲み込んで、子供に従おうとする… このお言葉には深く頷きました。考えもしなかった見方です。 私の思い込みでものごとを決めないように、注意深く進めて行きます。 仰るように、本当に難しいテーマですね。それぞれの事情に応じていくつも形があり 正解が無いようです。夫婦のようにリセットの選択肢も無いですし… お母さま、お大事に。
- butakitaru
- ベストアンサー率28% (2/7)
私の場合です。 88歳の祖母です。 今まで自宅で元気に過ごしてきましたが、認知症が進み、足が悪く歩行が困難になったため、老健に1か月前に入所しました。 慣れない環境で「自宅に帰りたい」という訴えも強く、 常に興奮状態で過ごしており、職員のかたにも迷惑をかけておりました。 ところが、2週間前に発熱。 なかなか良くならないので、入院しました。 昨日は39度の高熱でとてもしんどそうで死んでしまうのかなぁと不安になるくらいでした。(今日は熱も引きましたが) 色々と検査をしてもらいましたが、今のところ、原因ははっきりしていません。 いずれ病名はつくと思いますが、病気は何にせよその引き金は「極度のストレス」だと思います。 環境の変化は認知症の悪化だけでなく、体調不良のきっかけにもなりかねないと思います。 だからといって私の場合、家庭で介護をするのは無理な状況です。 祖母には悪いけれど、自宅に連れ帰ることはできません。 なんとか健康を取り戻して、施設での生活に慣れてもらうしかないのです。 冷たいですが、これで寝たきりになってしまっても仕方ないと思っています。 お母さまにしてあげること、色々と選択肢はあると思います。その場、その場で最善と考えられることをしてあげてください。 それで失敗してもまた次の作戦をかんがえればいいと思います。 ケアマネさんなど迷った時に相談できる人を見つけておくことは必要だと思います。 なんか抽象的ですみません
お礼
お返事が遅くなってすみません。 私の母も日常生活を送ることが肉体的に困難になれば 引き取っても引き取らなくても、老人施設に入ってもらわねばなりません。 母もそこのところは了解していて、そうなってしまう前に いろいろきちんとしておきたいという気持ちから 今回の話に発展していきました。 私も来たるべき時に備えて道筋をはっきりさせておくのは、関係する全員にとって 安心なことと思い相談させていただきました。 とはいえ、認知症が進み足腰が弱り、施設に入っても あなた様のおばあ様のような状況になることもあるのだなと 知ることができてとてもよかったです。 >失敗してもまた次の作戦をかんがえればいいと思います >ケアマネさんなど迷った時に相談できる人を見つけておくことは必要だと思います 本当にそうですね。その時々で一番良いと思えることを実践していきます。 身近にプロの相談者を見つけておくのは、確かに必要だと思いました。 さっそくそのように動きたいと思います。 アドバイスをありがとうございました。決して抽象的ではなかったです。 おばあ様、お大事になさってください。
- am2007
- ベストアンサー率51% (132/254)
>来月中には母と暮らし始めます。 >そんな時になんですが、急に不安を持ち始めています。 一種のマリッジブルーみないな感覚でしょうか。 >ですが最近私の知り合いのお母さまの痴呆が一気に進み >そのきっかけがなんと同居を始めたらとの事。 よく聞かれる話しです。 >やはり長年住んだ土地を離れ、新居を構えた所に呼ばれて・・の経緯だそうです。 痴呆になる最大要因は、「何も考えないで、することがない状態」だそうです。 例えば、(1)近隣に話し相手がいない、(2)家族から何もしなくていい、(3)趣味等、特にやることがない、などです。具体的に申し上げると、(1)話し合い手がいないので毎日をぼーっとして過ごす時間が増えた。(2)家族から、身体が大事だから、今まで頑張ってきたから何にもしなくていいよと言われた。(3)新居に移って、あった趣味もやれなくなった、等々だそうです。 対策 炊事・洗濯・庭いじり等、買い物も含めて、疲れない程度にしてもらう。例えば、料理が趣味だったら、創作メニューでもいいので、料理番組等をみてもらって覚えてもらう。そして、実際、作って貰える環境をつくる。簡単な地図を書いて、ウォーキングを兼ねて地理を覚えてもらう。というふうに、お母さんの性格などがよく分かっているあなたが、何か一工夫して頭の体操になることを考えてあげる。 結論:お母さんを大事にしたかったら、適度にこき使ってあげてください。 >やはり老後に住み慣れた土地を離れるのは、精神的に何かダメージが >来るものなんでしょうか。 友人など、井戸端会議の話し相手がいなくなるのが、一番、辛いようです。 >多分、母は後悔しないだろうと思います。 お母さんは後悔しなくとも、あなたが公開します。「どうして、あそこであんなことをしたんだろう」、「もう少し優しくして…云々」等、たくさん、出てきます。そして、介護疲れであなたが、お母さんを残してダウンです。 >するかと思うと、見ず知らずの土地に呼び寄せるのが、本当に良い事なんだろうか… 「どうしたら悩まなくてすむか」と、上記のようなことを今から考えておいてください。
お礼
ご回答をありがとうございました。 いろいろな対策を列挙していただいて、整理して考えることが出来ました。 やれること、やれないこと、私がお願いしたいことなど 母の気持ちと体調を確認しながら、仲良く楽しく暮らしたいと思っています。 母自身は住めば都と言ってくれますが、老人施設を始め、お友達ができそうな環境を調べ 少しずつ馴染めるように配慮して行きたいと思います。
- putidenny
- ベストアンサー率43% (160/369)
最近登録したばかりで、以前にご質問された内容は存じませんが、 同じ悩みを抱える者として回答させていただきたいと思います。 昭和の初めに生まれた世代の人は、若い頃に戦争の苦労を経験し、 体力的にも精神的にも大変鍛えられています。私の母は昭和3年 生まれですが、周囲に同年配の人が多く、80を超えたらもう安 心だと言いながら揃ってその年代になりました。しかし、本当の 老いは、人それぞれに予想しない形でやってきます。私の母親も 一人で住んでいますがいつまで大丈夫かという状態です。そこで 色々考えましたが、まず本人がどうしたいかということを一番優 先して考えることにしました。老後の急な環境変化はよくないと 言いますが、それも本人が望めばいいと思います。 同居を始めるについても、いきなりというのではなく、最初は今 現在の家と半々の行き来というのがいいのではないかと思います。 最後は、肉親が側にいるのが一番いいと思います。
お礼
ご回答をありがとうございました。 そうですか。あなた様も、同じような年周りのお母さまがいらっしゃるのですね。 >私の母親も一人で住んでいますがいつまで大丈夫かという状態です。 私もずっと気にかけながらここまで来ましたが、最近になって 自分から言い出しました。やはりそれだけ不安を持ち始めたの だろうと思います。 >老後の急な環境変化はよくないと言いますが、それも本人が望めばいいと思います。 はい。うちの場合は母が望んでいるし、環境が変わったらボケない? と、心配なことも伝えました。そんなことはない。それでもいい。 ということでした。 >現在の家と半々の行き来…最後は肉親が側にいるのが一番いい… やはり最後は私もそう思っています。 最期の最期にそばにいれるかは神のみぞ知るですが… 出来るだけ今生の最後の日々は、近くで楽しく暮らしたいと 思います。 あなた様もお大事に。
お礼
お返事が遅くなりすみませんでした。 本当に一つ一つが参考になりました。 お母様とお兄様を相次いで亡くされたとのこと、お父様もあなた様も いろいろ大変でしたね。 今回相談させていただいた通り、母を引き取り一緒に住むのは 今は私の方が不安に感じているかも知れません。 母はまだ今は元気だし、年齢による足腰の衰えはありますが 至って元気です。でも、いつどうなってもおかしくない年齢でもありますね。 自分ひとりで背負いこまずに、周囲の環境にも頼りながら 心を配って行きたいと思います。 >完璧などどこにもありませんし、満足も同じです >今日『良い』と思ったことをする そうですね…結局、それしかないのでしょうね。 心に響きました。 痴ほう症も今は認知症と呼ぶのでしたね。 自分の悩みにばかり目が行って、気がつきませんでした。 ご指摘とアドバイスをありがとうございました。