機械時計のオーバーホールのタイミング

質問

機械時計を多数所有しています。以前、毎日使ったら3年に一度、使わなくても5年に一度オーバーホールをしたほうが良いと聞いたことがあります。
現在、パテックフィリップの機械時計を所有しているのですが、もう10年以上もオーバーホールしていません。（時々しか使っていない。）日差は、+6秒ぐらいなので問題はないのですが、オーバーホールをしたほうがよいのでしょうか？　10年以上、オーバーホールをしていないということは油切れを起こしていると想像できますが、精度が悪くなってからでは遅いのでしょうか？　代理店でオーバーホールをするとオーバーホール代に10万円以上かかりますし、場合によっては精度が悪くなることも懸念しています。このまま使いつづけていって、具体的に精度に問題が出た時点でオーバーホールしようとも思いますが、そうすると機械が磨耗して傷むと聞いたことがあります。難しい質問ですが、専門家の方、教えてください。

回答No.2

qtwrs

時計の修理を専門にしている者です。機械時計のオーバーホールの時期ということですが、基本的に３年から５年をお勧めしております。１０年以上してないとなると、おっしゃる通り油切れを起こしていると思われます。そのままで使いつづけると歯車の芯やほぞ穴（芯を受ける穴）が摩耗して精度が悪くなる恐れがあります。場合によっては止まってしまいます。こうなると部品を交換しないと元のように+６秒の精度には戻りません。
逆に言うと、精度が悪くなってからでは部品が摩耗して精度が悪くなっている可能性があるのでお勧めは出来ません。

回答No.1

maron-kuri

専門家ではありませんが。

高価な機械式時計はオーバーホール代が高いのが難点ですね。

私もいくつか持っていますが、修理以外は出しません。

時計販売店は定期的点検を勧めますが、懇意な技術者は「修理時で十分」とのアドバイスです。

古いものでは３０年無点検無修理の「ジュベニア」、２０数年の「ユニバーサル」１０年の「ブランパン」などがあります。

保管は、涼しく日陰、埃が少なく温湿度変化の少ない場所が良いですよ。

「パテックフィリップ」もそうですが汗、雨に注意しなければなりません。
時計の裏が汗などでベッタリした後はその都度しっかり拭き取ることをお忘れなく。

お礼

返答有り難うございます。たしかに具合が悪くなってからでいいのかもしれせん。でも、油切れしたままで使うと機械がダメになるよと言われるとやはり素人は不安になります。ちょっと神経質になりすぎですかね。