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日本が核開発・保有するにあたり(自国防衛のための抑止力として)
・日本が核武装しようとした際に、日米安全保障条約は維持されるのでしょうか?(見直しも含め) ・CTBTに違反しないために臨界実験で開発を進めることは可能なので しょうか? ・アメリカは日本の核武装を容認する可能性はあるのでしょうか? ・核開発、NPT脱退による経済制裁や政治的圧力はどのように予想されますか? ・アメリカの核の傘の信頼性は本当に高いのでしょうか? 質問が多くてすみませんが、皆様のご意見お聞かせください。 宜しくお願いいたします。
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- sudacyu
- ベストアンサー率35% (687/1961)
核兵器のレベル(原爆・水爆)を区別せず、抑止力の意味を検討しないままに、話を進める人が多すぎます。 抑止力としての核兵器保有ということですが、「どの国に対して」でしょうか。 北朝鮮に対してということなら、核抑止力は存在しません。 多くの国の場合、国民を守るために軍備を整え、核武装もその一環で、国民全員を長期間核シェルターに収容することは不可能なため、核抑止力という考え方が生まれました。 当然、相手国も国民を守るという前提があります。 しかし、北朝鮮の場合は当てはまりません。 「金正日」とその側近を守るための核シェルターは完備されています。また、北朝鮮を、国家として疲弊させ国民を死に至らしめるには、金正日政権が続くほどよい。 金正日ほど北朝鮮国民を死に至らしめている殺している人物はいません。 また、核抑止力とは相手と同程度の核兵器を持っていなければなりませんから、北朝鮮に対しては「原爆」レベルですが(ただし、上記の事情で抑止力にならない。)、中国・ロシア・アメリカに対しては、その1000倍も強力な水爆を持たない限り、抑止力として機能しません。 以上を前提に、アメリカの軍事政策に大変化がないものとして、回答します。 ・日本が核武装しようとした際に、日米安全保障条約は維持されるのでしょうか?(見直しも含め) →されません。 ・CTBTに違反しないために臨界実験で開発を進めることは可能なので しょうか? →実際に行った水爆実験データーを持っていなければ、不可能です。 ・アメリカは日本の核武装を容認する可能性はあるのでしょうか? →ありません。 ・核開発、NPT脱退による経済制裁や政治的圧力はどのように予想されますか? →予想不能。 ・アメリカの核の傘の信頼性は本当に高いのでしょうか? →そこそこ高いと思われます。日本には多数のアメリカ人が住んでおり、在日米軍がある限り、米軍基地とその周辺に住む米軍人家族も核兵器の被害者になる確率が高い。 アメリカ人の女性・子供が大量に核兵器によって死亡した場合、アメリカが核兵器使用のフリーハンドを宣言するのは、当然すぎるほどです。 核兵器を使用されて、アメリカ国籍を持つ非戦闘員の女性・子供が大量に殺されて、それでもアメリカ大統領が核兵器を使用しない選択肢を選ぶなら、まず間違いなく政権崩壊で失職します。
- yosiigawa
- ベストアンサー率9% (44/485)
・日本が核武装しようとした際に、日米安全保障条約は維持されるのでしょうか?(見直しも含め) Q 確実に見直しに成るでしょう 日米安保は軍事面だけではありません ・CTBTに違反しないために臨界実験で開発を進めることは可能なので しょうか? Q 不可能です 脱会するしか有りません ・アメリカは日本の核武装を容認する可能性はあるのでしょうか? Q 面白くは思わないでしょうが 日米関係を壊そうとはしないでしょう ・核開発、NPT脱退による経済制裁や政治的圧力はどのように予想されますか? Q かなりきついモノを覚悟しなければ成りません 一年以上石油 食料が輸入できないかも知れません ・アメリカの核の傘の信頼性は本当に高いのでしょうか? Q 米本土に影響がない限り 米軍が日本を守ってくれるでしょうが 米本土が軍事的経済的損害が有る様なら 米国は日本を見捨てる事は確かです 結論 日本は秘密裏に核兵器を開発し 完成完成配備後後公表し 西の鳥島あたりで公開核実験を行うべきです (配備は口先だけで十分です 実験成功後に配備すれば良いのです) 持ってしまえば日本の勝ちです 核兵器は見せかけですが効果は十二分に有るでしょう
- mat983
- ベストアンサー率39% (10265/25670)
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4965945.html 上記サイトをご覧下さい。 日本国は5月に世界に向かって核軍縮・不拡散実現に向け基本方針を示したばかりです。 核を日本が持とうとした場合、完全に逆行します。 また、オバマ政権も核軍縮に1歩踏み出した発言をして注目されています。 また、日本が核を持つことをアメリカは一番嫌っています。 核を持てば極東地域の緊張を高めます。 容認などするわけがありません。 核拡散防止条約から脱退などしたら国際社会から信頼を失います。 増して、長崎・広島の被爆実績のある日本が核を持とうとした場合、 世論の大反対に遭い200%その政権は潰れます。 日米安保自体がおかしくなります。
- 2011年 2月変更(@wwbc)
- ベストアンサー率28% (247/857)
【原則論】 核武装ってのは、国の安全保障上の都合でやるもんだから、核武装の必要性の前には他国の都合は考慮の埒外。 (1)米国が日米安保を継続してくれるか? 「日米安保・米国の核の傘の確実性」より「仮想敵国の核・軍事的脅威」が大であれば、米国を無視し核武装せずにはおれない。 国際的な立場より国の安全を優先させるのなら、(4)制裁・非難は考慮の埒外。 非難を浴びながら貧乏化していく不安より、確実に生き残ることを優先させるのなら、核武装は決定的に有効な手段。 核兵器は自慢したり国益を増大させる目的よりも、国と国民が生き残る目的、つまり根本的な国家生存の為の選択肢。今の日本の立場ならそんな按配での決断かと。 (3)米国世論の中にはかなりの日本核武装推奨論がありますよ。 オバマが核廃絶論を主張しても、誰も相手にしない(日本の自民党と共産党だけは相手にしたが)のと同様に、(5)米国の核の傘の信頼性が100パであるとは誰も信じない。 核攻撃をして国際的に孤立するのを恐れて誰も日本に攻撃してないだけ。 (2)臨海前核実験に留めず、核実験をしても良い。 【個人的見解】 日本の核武装計画(計画だけで実行しない段階)は、中国の米国接近を加速し、「日米同盟」と「中国」との友好を深める。 米・中・日の3国はガンジガラメに絡み合ってるから、しかもやろうと思えばこの3国だけで世界制覇出来るから、しかし間違えば戦争になるから、友好関係を結ぶしかない。 軍事と外交は表裏一体。日米同盟と中国の軍事的均衡を保つ必要がある。その為現在は米・中の合意として日本には核武装させないでおくが、こういうのは日本にとり、地域が平和であれば良いんでそれでいい。 だが米国衰退(と米軍撤退)による軍事的不均衡が目立つようになれば、日本が米軍の補填をして「日米同盟」と「中国」の均衡を維持する必要が出てくる。この時米国側から日本に現実の核武装を求める。 中国との友好には、米軍を使うにしろ、日本自身の軍事力を高めるにしろ、中国との釣り合いが必要。この釣り合わせに日本の核武装が使えるなら使えばいい。 釣り合いが取れなければ中国軍(中国政府はなくて)は日本領土に攻め込む。となると日米同盟と中国間の(核戦争を含む)戦争をせざるを得ない。 平和のためには核武装を含む軍事的備えが必要。 米国にも日中戦を扇動する意義がある。これに乗らないためには日中独自の友好関係が必要でもあるし、中国軍(中国政府ではなく)が日本攻撃を控える程度のこちら側の軍事力が必要(米軍であれ日本軍であれ)。中国には日本と友好関係を結ぶより他に方法がないと考えさせなければならない。
- rikukoro2
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>日本が核武装しようとした際に、日米安全保障条約は維持 維持はされるとおもいます。憲法改正しない限り核を保有しても、その核で敵国家に攻撃はできません。 日本が核を保有しても、実際敵国家への攻撃手段が無く(日本は攻撃用中距離弾道弾、核兵器搭載型潜水艦、爆撃機をほ有していません) 正直、核をもっても使用方法がありません。よって核を保有しても全く無意味です。 核を保有して初めて有効になるためには、先に法改正、その次に運用手段、核はその後です。 つまり日本が核を保有しても戦力になんらかわる事は無いからです。 >CTBTに違反しないために臨界実験で開発を進めることは可能なので 不可能です。 ただアメリカから核ミサイルをレンタルすること。これを核共有(英語でNuclear Share)といいますが、この方法なら可能です。 >核開発、NPT脱退による経済制裁や政治的圧力はどのように予想され ますか? 無いと予想します。実際インドは圧力はありません。 >アメリカの核の傘の信頼性は本当に高いのでしょうか? 低いです。 アメリカは中距離核戦力をINF条約で全廃ずみ。トマホーク型の核兵器は核弾頭をばらして保管中。退役寸前です。(オバマ政権で全廃確実。核戦力の削減を公言してるし)残りは、戦略原潜の核ミサイル(トライデント ポセイドン ポラリス)と、大陸間弾道ミサイル(ICBM)となってます。 ただ、現実問題、核兵器を開発・保有談義は自由ですが。正直、核を保有してて運用手段のない現在全くの無意味です。 例えばNATOが核シェアリングで、譲渡される核兵器は、B61(核爆弾)、MIM-14(ミサイル)、AIR-2(ミサイル)、MGR-1(ロケット)で、いずれも射程距離が極端に短い物ばかりです (MGR-1とAIR-2は無誘導のロケット弾で退役済み、MIM-14は地対空ミサイルで退役済みB61は自由落下方の核爆弾) いずれも、押し寄せる敵軍を薙ぎ払う迎撃用(戦術核兵器)に過ぎず、射程距離の長い戦略核兵器としての核兵器は譲渡の対象外です。 となると現在自衛隊のF2攻撃機が頼みです。 ※F2はF-4II、F-15、F-16、F/A-18 ホーネット、F/A-18 スーパーホーネットなどに搭載可能なのでF-16 ファイティング・ファルコンの改良型?とか言われているF2にも、搭載は可能だと思います。 つまりF2にB61搭載となるわけですが、航続距離や制空権を考えれば運用は対北朝鮮戦でも大変難しい・・・ 自分の考えでは、(使えない)核なんて持っても意味がありません。