金・ドル本位制について
「金・ドル本位制を取るということは、アメリカは発行したドルと同額の金を保有していなければならないことを意味する。」
と、よく教科書に書いてあるのですが、
1オンス(31.1035g)=35ドルなのだから、
世界の発掘済の金の総量 1,700,000トン
1トン=1,000kg、1kg=1,000g
1,700,000,000,000g=54,656,228,399オンス
つまり世界中の金を集めても190,967,993,965ドルまでしか金と交換できないことを考えれば、アメリカがなぜこのような無謀な体制を敷いたのか、謎なのです。
当時はなぜ金がそのうちなくなることが予測できなかったのでしょうか。
ちなみに当時アメリカが所有していた金は世界の3/4で、245億ドル分だったとのこと、なおさらです。(池上彰さん著『学校で教えない「社会人のための現代史」』より)
どなたかご存知の方いらっしゃいましたら、ご教示願えればと思います。
上記の計算も間違いがありましたらお手数ですがご指摘をお願いします。
よろしくお願い致します。