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チックの原因と対策|小学生の唇なめる行動について
- チックの原因や対策について、小学生の唇なめる行動について説明します。
- 唇なめる行動がエスカレートし、皮がむけてしまうこともある場合は、専門の小児科を受診して治療を受けることが必要です。
- 治療を受ける前に、チックについての体験談やアドバイスを参考にしてください。
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これは実際自然に治る場合もありますし、小児神経科に治療をお願いする場合もあります。 不随意的(つまり意識しないで)、突発的、急速、反復性、非律動的、常同的な運動または発声をいいます。 一般に精神集中時には減少して、緊張時に増強します。 原因はまだはっきりとしたことは解っていません。睡眠中は消えます。 心因性、発達障害、器質性などの原因でないかと言われていますが、はっきりしたことは解っていません。 顔面や頭部に多く見られ、ひどくなると頸部や肩を動かしたり腕をふったりします。 まばたきから、顔をしかめる、あるいは声を出す(音声チック)、鼻を動かす・・・いろいろな症状パターンがあります。 チックは一時的な悪いくせという考えと、脳内の活性物質の調節がうまくいかないために起こるとも考えられています。 前者の場合はストレスや欲求不満などが[誘因]原因ではない)となりますが、こどもさんの性格とか母親の責任などではありません。 無理にやめさせたり、「ほらまた」とか注意するとかえってよけい起こってきます。 どんなに激しくても知らんふりをして、心の緊張を解いてリラックスさせてください。 早期に近くの小児科で相談するものですが、たいていは癖で、一過性、数週間から数カ月で治りますが、専門医に紹介しないといけないくらい大きな、あるいは複数のあるいは、長いものの治療としてはまず心理療法、精神療法からで、これは家族も理解を深めるために必要でしょう。 家庭では、まずチックであるかどうかを小児科の先生と相談すること。たいてい一過性で必ず治る癖であろうことを家族も認識して、家族が子供に冷たい態度や、 無理に急に止めさせようとしないこと。これは学校の先生も協力していただく必要性があります。 鑑別としては、目を細めるような動作なら眼科で健診、鼻を鳴らす場合は耳鼻科で鼻炎の有無、喉からいつもタンを出すような咳払いの場合なら耳鼻科へ一度いってみることも必要です。 また顔面けいれんというのがあります。幼少時にはまれにチックと間違うこともなきにしもあらずなので、これは、神経内科や脳神経外科です。 お口の皮がむけてしまう、かゆかった、とりあえずは皮膚科か耳鼻咽喉科へ行ってお口のトラブルだけでも治してもらうと良いでしょう。 それでも続くようならば小児科へ行って下さい。
お礼
詳しい解説をありがとうございました。 皮膚科は下の子が通院ついでに見てもらい薬をもらっています。 風邪で小児科にいったときにチックではないかといわれました。 注意しないようにと思いながらもつい、なめない方がいいよ。 などいってしまいました。 反省です。 小児科受診を考えようと思います。 ありがとうございました。