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ボランティア団体
NGOやNPOの募金活動で得たお金はちゃんと貧困な国に使われているのでしょうか?それらの国の状況をみてみると違和感を感じます。なにか障壁があったり規定みたいのがあるのでしょうか。
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- riderfaiz
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回答No.1
以前テレビ番組(お涙頂戴系のバラエティ)でアフリカの非常に貧しい 地域で看護婦をされているボランティアの方が紹介され、その中で注射器を 井戸水で洗って使いまわしていることがクローズアップされて、それを 見たコメンテーターのタレントや視聴者から多額の寄付が集まりました。 そしてそのテレビ局ではそのお金を持って現地のボランティアを訪ねました。 しかしそのボランティアさんは注射器や注射器の消毒器を買うことは しませんでした。注射器を買ったって未来永劫、その国が自立できるまで 視聴者が注射器を寄付し続けてくれるわけではないし、注射器を寄付する ことは一時しのぎであって自立のための支援にはならないからです。 そのボランティアさんはその寄付金の一部で買える安いボロボロの 中古車を買いました。残ったお金はその車のガソリン代とメンテ費に とっておかれました。中古車は首都に医薬品や医療器具などの政府からの 支援物資を取りに行くために購入したのです。 寄付金というのは大きな仕事をするボランティアになればなるほど、 資金の一部になるだけで、目に見えた成果品につながることはありません。 井戸を掘るとか橋をかけるというのは目に見えた成果かもしれませんが、 NGOの多くの目的はそういう形あるものはODAに任せて目立たない、地道な 自立支援のための協力活動をしているほうが主流だと思います。