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同和について
同和なのに自分が知らないもしくは分からない場合もあるのでしょうか。 あるとすれば何故ですか。 反対に自分が同和と分かるのは両親から聞かされたりするからでしょうか。
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今時、昔のように、決まった地域にしか住んでいないこともないし、結婚差別などもだいぶ希薄化し、言い方は悪いですが一般と融合も進んでいるので、特に親や周辺から言われたとか、自分で積極的に調べたとかでない限りは、気付かない人もいるでしょうね。まあ、そんな感じで自然とでもなくなるなら、それでもいいのではと思います。 まあ、近畿の一部地域では、関東やその他の地域では理解できないくらい、いまだにそういう差別思考を持ってる人が多いのは、知ってます。ですが、本人がしっかりして、理論整然と対峙できれば、サポートしてくれる人もたくさんいますし、うまく解決した事例もいくらもありますよ。
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- michael-m
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今はもう開発が進んで集落の境界がはっきりしない為、旧住民以外で判る人は少ないし、新住民が入ってくれば同和も何もありえない話です。 でも、ほんのちょっと市街地を離れれば、同和問題は無くても逆同和はあります。 妙にその集落部分だけ道が綺麗だとか、まるで管理されているように予算がつぎ込まれる地域があるとか。 医者に聞いたのですが、その地域だけ人口が多いのに医者が居ない。そこで開業したら何かにつけて「差別してるんだろう」と恫喝されたとか。 ある中小企業では知ってか知らずに工場を移転したら授業員がすぐに組合を作って、給与が低いのは差別だからと言われ、年に1~2回の従業員旅行と引き換えに納得してもらったとか。 これらは私が直接見聞きした事、或いは直接相談された事です。(地域が特定できないように設定は多少変えています) 私は大人になるまで同和など知りませんでした。 赴任先で彼女が出来たとき、下宿の大家さんから「あの土地の者と付き合うなら出て行ってくれ。さもなければ別れろ」と言われて、初めて同和と言う問題があることを知りました。(もうかなり前だし、今では開発されて町の中に入ってしまっていますけど) また、幼い時に川を渡ろうとして土地の人からこっぴどく怒られたき奥があり、それが橋の向こうが同和地区だったと言う事を先日始めて知りました。 こんな事を話してくれた人達はもう、みな生きていません。 若い人が騒がなければ、自然消滅するでしょう。差別する人や知っている人はいずれ死んでいくし、今更差別していても新住民が入ってくれば差別どころではありません。 でも、未だに村八分なんてやってる石器人がいるのですから、地域差別はくすぶり続けるでしょう。 新型インフルエンザや大きな事件があると、掲示板では必ず○○はダメだとか、○○は民度が低いという投稿が必ずあります。要するに人を貶める以外に自分を高く見る術を知らない人が多いのですから、消す事は出来ないでしょうね。 逆差別のように差別された人も「同等の扱い」以上を、或いは「過去の補償」を望めば、それが結局は古傷を復活させますし、活動家も結局は自分の存在価値を維持するために騒ぎ立てている。体験からそんな気がしてなりません。 もちろん好き嫌いはあります。だから嫌いなら個人的に距離を置くのは構わないでしょう。でも、それを人に伝えたり強要するのは明らかな間違いだと思います。 少なくとも、同和問題の原因など、今は存在しないのですから。
- 2009ken
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再。 ご返答いただきまして、ありがとうございます。実例を一つ思いだしたので。 かつて、関西には、いわゆる同和地区の子に対する援助があったそうです。文房具などを定期的に都道府県などから支給する制度。で、なんで俺だけそんなもんがもらえるんやろ?と、疑問を持ちながら大人になって、ああ、そうやったんか、みたいな。そのような支給を受けてることを盗み見た前時代的思考の方は「あの子、もろうてはるわ。部落やったんやな。」みたいな話になってたと言います。 まあ、いまさらもう一回結婚する気はありませんけど、もし妻が実は・・・って言ってきたとしたら、「あっ、そう」以外に、特に言う言葉なんてないですね。だって、だからどうしたって話ですから。「実は私、女なんです」って、いまさら言われるのと同じ程度の話です。むしろ、「実は宇宙人で、コリン星から来ました」と言われる方が、よほど驚きです。いろんな意味で。
お礼
文房具の話はかなり以前に聞いた事があります。 あまり良い事ではないですよね。 今ではそのような事が行われていない事を願います。 それにしてもコリン星の話、笑ってしまいました! 貴重な時間を使って回答をいただきありがとうございました。
- kottinQ
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kottinQです。 補足、ありがとうございます。 2009kenさんが答えてくれていますが、同和問題の解決は、全国一斉に「はい解決しました。終結宣言を出しましょう」という訳にはいきません。 進んだ地域、遅れた地域が出てくるのは当たり前と言えば当たり前です。 同和差別に立ち向かうとき、一人で解決しようとしないことです。 私たちは、差別をなくす取り組みの中で、このことを学んできました。 (誤解しないで欲しいのですが、一人で解決しない…というのは、集団で差別した人を脅しつけに行くことではありません。) 「同和差別」と「一般差別」の違いは、権力がその背景にあるかどうかと言うことです。 江戸時代から、明治・大正を経て、新憲法が制定されるまで、「身分」が政治的に作られていたのです。作られた目的は、より合理的に権力支配を行うためでした。 つまり、権力に向かう怒りを民衆の中で処理させるシステム、それが同和差別だったのです。 新憲法の下で、身分はなくなり、まさに「人間みな平等」になったのですが、生活環境など低位に置かれたところを引き上げる施策が具体化されたのが、昭和42年(?)の同和対策審議会答申と同和対策特別措置法の施行でした。 いま同和地域だったところで、今も住環境が悪いところは、おそらく無くなっているはずです。 和歌山県吉備町(現有田川町)では、全国に先駆けて「終結宣言」を出しました。 しかし困った問題は、同和対策事業で下りてくる資金を、特定業者が独占的に使うという、「利権」にまみれた実態が多々あることです。 そういう連中にとっては、差別はなくなっては困るのです。 ですから、「差別は空気のように存在する」とし、「同和基本法」を制定し、未来にわたり同和資金をもらえるようにしようと画策しているのです。 そんな中、意識的に差別意識を助長することも起こっています。 人権差別というものは、中々無くならないと思います。 しかし、それらの差別は、名誉毀損など、現行法で対処できるものです。 「同和差別の背景には権力がある」 このことで検証する必要があります。 結婚差別をうけ、親戚づきあいを切られる。言われるからには、こんな旧態然とした差別意識を持った人がいるのですね。 しかしそれは少数派です。 近い将来、歴史の中に消えてしまう人たちです。 同和資金にしがみつく利権屋たちを許さないようにする、これこそ、行政と議会の仕事です。毅然と対応できる人たちを選ばないとダメですね。
お礼
私としても結婚差別など早くなくなって欲しいと願っています。 友人は「同和の人はいい差別も悪い差別も受けている」と言っていました。 いい差別とは資金などの事だと思います。 差別がなくなれば困るのでもっと差別をして欲しいと言う人もいました。 とてつもなく難しい問題だと感じます。 貴重なご意見を下さりありがとうございました。
- kottinQ
- ベストアンサー率37% (220/587)
おはようございます。 >同和なのに自分が知らないもしくは分からない場合もあるのでしょうか。 あります。 >あるとすれば何故ですか。 同和差別は、解消される方向にあり、国や行政も「対策事業」を打ち切り、「終結宣言」を出すところも増えています。 時代の流れから言えば、当たり前のことといえます。 >反対に自分が同和と分かるのは両親から聞かされたりするからでしょうか。 分かるのは、いろんな場合があるでしょう。親から聞く、友達から聞く、人の会話から耳に入ってくる…、いろいろでしょう。 質問者さんの、質問の意図が分かりません。 「同和」と分かって、どうというのでしょう。 よろしければ、補足していただけると有り難いです。
補足
西日本ではまだ根強く同和問題が残っている地域があります。 同和の人と結婚したばかりに兄弟やその子供、親戚の縁談が破談になる事もあるのです。 自分だけの問題では済まされない事なのです。 同和ではない人が同和地区に嫁ぐには相当の覚悟がいるのです。 実際に結婚した後に相手の両親から「実は…」と話された友人がいたのでこのような質問をしました。
- new_about
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同和問題として過去にいろいろな差別問題として残っているのは事実です。ただ歴史は歴史として正しく認識、理解しなければなりません。だからと言って、同和を自分がどのような形で知ろうが知るまいが、知って臆することはナンセンスだと思います。なぜ、知る知らないに拘るのか私には理解できません。この日本の国の中でも、まだまだいろんな形の差別は残っていますし、差別化を容認する方もおいでますが、人の心の問題として、醜い部分は誰も持ってはいけない、また人を差別するような世の中は二度と創ってはいけないと私は思いますが如何でしょうか。
補足
差別だから知る必要はないなどと言う回答はいりません。 質問に対しての回答のみをお願いしたいです。
お礼
サポートしてくれる人がいるという事を忘れていました。 同和について誰もが傷つかず気にしなくてもいい世の中になって欲しいです。 回答ありがとうございました。