質問のジャンルが、IT関連との事ですので、もうすこし2003年現在、IT業界での「インフラ」とは何かを説明しますと。
既に、回答があるとおり「生活基盤」と訳される言葉ですので、IT関連では「システムを動かす為の基盤環境」と理解されるのがよろしいかと思います。
ここで、システムという言葉が非常に広い意味を持っていることに注意して下さい。
IT関連でシステムといいますと、「メール・システム」とか、「データベースシステム」とかもあります
が、ここでは「何かの処理をするための仕組み=固まり」と理解して下さい。
これらの固まり=システムは複数のコンポーネントから構成されています。
今回は、単純に下記のように考えてみます。
1,アプリケーション
2,ミドルウェア
3,OS
4,ハードウェアやネットワーク
上記の物のなかでメーカーやSI関係者の方々は、OSとハードウェアを「インフラ」と言うことが多いようです。
しかし、「ところ変われば品変わる」ということわざにあるとおり、ソフトウェアだけを見て「ミドルウェアをアプリケーションにとってのインフラ」という人がいてもおかしくはありません(あまりそういう事を言う人はいませんが)。
また、ネットワーク屋さん(業界ではこういいます)は、「我こそがインフラである」と言うこともあります。
水道、ガス、電気、とくれば通信となりますよね?
この通信をネットワークと考えますと、確かにネットワークこそがインフラであると言えるかも知れません。
しかし、現在のIT業界では単に「インフラ」といいますと、ハードウェアの部分だけを指すことが多いように感じます(ネットワークは別に考える事が多いです、これは職域としてとっても専門的な為かもしれません)
さて、システムの話にもどりますと、システムは先ほど上げたように複数のコンポーネントのまとまりです。この際に、土台=基盤として位置づけられる物を「インフラ」と言っていると理解されると、今日的な理解が出来ると思います。
まとめますと、IT業界でインフラとは、
「アプリケーションプログラムを動かす為に必要なコンピューター・ハードウェア、ソフトウェア(OS等)、ネットワーク・リソースを指す」
(ネットワークインフラと言うことが多いのですが、あえてリソース=資源としました)
ということです。
これは、言葉の定義としては、間違っているかも知れませんが、IT業界で仕事をしている当方の「現代用語の基礎知識」的な累計からくる、今日的な意味とご理解下さい。
お礼
ご回答ありがとうございます。
補足
みなさんにポイントあげたいのですが、無理みたいなので、このままにしときます。 ありがとうございました。