これは無罪ですか？逮捕歴のみでしょうか。

質問

あまりに無知な質問ですいません。

知人と飲んだ帰りで、別れてからの話です。

知人は別れてから、相当酔ってたらしく、無意識に暴れて、役所の
ガラスを叩き割って、近くにいた警察官に現行犯逮捕されました。
警察の留置所で約半日間、反省と取調べを受け、指紋や写真を撮って身元引き受け人に迎えにきてもらったそうです。
翌日の新聞に名前付で載ってました。

数日後に、検察庁へ行き、検察官の取調べと警察の調書についていろいろ聞かれ約２時間後に「今後はこういう事は起こさないでください」と言われ帰されたそうです。

会社にもバレたそうですが、今回は謹慎で許してもらったそうです。

そこでお聞きしたいのですが、
１、今回は逮捕歴だけで、罪は問わずということでしょうか？
何も書類もないそうですが？

２、逮捕歴あると海外旅行に行けないと聞きましたが、今回の件で一生海外へ行く事は無理なんですか？
よく大麻等で逮捕された芸能人が、アメリカやヨーロッパに行ってるのを見ますが、なぜ彼らは逮捕されたのに海外に行けるのですか？

３、逮捕歴あると、生活上不利な事はありますか？
たとえば、戸籍に載るとか、結婚して子供にまで影響するとか
興信所で調べればすぐに発覚するとかありますか？

よろしくお願いします。

回答No.2

jess8255 · ベストアンサー

１．酔っていても弁別能力（善悪の判断が出来る状態のこと）がある、と認められて、本来はあなたのご友人は器物損壊の罪に問われることになります。だから書類送検されて検事による取調べを受けたわけです。

検事に「今後こういう事は起こさないで下さい」と言われたのなら、おそらく説諭だけで終わり。つまり起訴猶予でしょう。起訴されませんから、送検の事実は残りますが、罪としては確定しません。罪が問われるのは起訴後の法廷だからです。（起訴されなかった、というだけですから、器物損壊という行為が罪になることは当然です）

もっともガラスが割れてその破片が人を傷つけてしまったら、器物損壊に加えて過失傷害罪となり、とても起訴猶予では終わらずに刑事裁判にまでなったでしょう。

２．逮捕歴があると海外旅行にいけない、という事はまったくありません。逮捕され、有罪が確定した歴戦のヤクザでも合理的な理由があれば旅券は取得できますし、海外旅行にも行けます。ただし犯罪歴があると渡航先国の査証(ビザ)が発行されないことはあり得ます。特にアメリカは厳しいです。栗前しますが、逮捕歴＝犯罪歴という訳ではありません。

３．逮捕歴や犯罪歴が戸籍簿や住民票に記載されることは絶対にありません。したがって親族に何か不利益が起きるということも考えられません。しかし新聞に載るくらいですから、丹念に情報を集める興信所なら、データファイルに残る可能性はありますね。

回答No.5

naomi2002

＞今回の場合は、「事件を起こしたのは、間違いないが、初犯で反省もしてるようだから、許してあげる。しかし、今度同じことしたら・・・」という事でしょうか？

そういうことです。
先ほども申しましたように、お知り合いの方は「法的には」真っ白な状態に戻っています。ただ、それはあくまで「法的には」ということで、世間の人の見る目は別です。会社もクビにならなくて幸いでした。これから真面目に生きていけば、いつしか世間の見る目も変わっていくでしょう。その方のご友人として、今後は慎重に行動するように忠告してあげてください。

＞たとえば、前科のある人(凶悪でない)でもアメリカ旅行とかいけるの
ですか？

行けます。
ただし不法入国したことのある人や、過去に相手国で犯罪を犯した人などは、ある程度の制限はあるかもしれません。
逮捕・留置されただけでは前科にもなりません。前科というのは有罪判決を受けたということです。今回の場合、お知り合いの方は起訴もされなかったのですから、「有罪か無罪か？」が問われる以前の段階で法的にはすべて終わってしまっています。
ちなみに、履歴書に書く「賞罰」の中の「罰」も有罪判決（懲役や罰金刑）を受けたことを意味しますから、逮捕・留置だけでしたら、「賞罰なし」と書いても差し支えありません。

＞ちなみにビザっていつ申請するのですか？
＞何もなければビザ無しでアメリカとかいけるのですか？

旅行先の国がどこか、旅行の目的が何かによります。
日本とアメリカはビザ相互免除国ですから、短期間（何ヶ月以内か、忘れました(・_・；）の観光旅行などはビザを取る必要はありません。しかし、9/11テロ事件の後はもしかしたらビザが必要かもしれません。最近海外旅行していないので、詳しいことは分かりません。(・_・；
留学や就労の場合はビザが必要になると思います。
この場合も逮捕の原因になった事件がマイナスになることはないはずです。
細かいことは旅行先の大使館のサイトなどを参考にしてください。

回答No.4

jess8255

No.2です。ご質問のタイトル「無罪ですか」に気が付いたので補足です。

無罪か、有罪かを決められるのは検察官が起訴した後の法廷、つまり裁判官だけです。したがって今回はおそらく起訴猶予でしょうから、無罪でも有罪でもない、ということになります。

しかしあなたのご友人が行った行為は刑法の器物損壊の罪に当たることに変わりはありません。検察官も本来なら公訴するべきなのでしょうが、被害も小さく本人も反省しているのでそれに免じて起訴はしないよ、ということに過ぎません。

微罪をいちいち起訴して公判に持ち込んだら、ただでさえ少ない検察官は24時間労働になります。裁判官だって「こんなちっぽけな犯罪を起訴するなよ。他にもある悪質な事件を捜査、起訴してくれ」と思うでしょうしね。

回答No.3

naomi2002

１、今回は逮捕歴だけで、罪は問わずということでしょうか？
何も書類もないそうですが？

よく混同されますが、逮捕や留置は捜査機関（警察や検察）が容疑者の逃亡防止や証拠隠滅防止のために行なうものです。
有罪が確定した人を懲らしめるための「刑罰」とは違います。

ある人が犯罪者であるかどうかを決めることができるのは、裁判所だけです。
警察や検察に容疑者（正しくは被疑者と言います）として取調べを受けている段階では、あくまでも「犯罪の疑いのある人」であって、「犯罪者」ではありません。

民主主義国ならどこでも「無罪推定の原則」というのがあります。
たとえ検察官が起訴しても、裁判所で有罪判決を受けるまでは法的には無罪と推定されるということです。

検察官は犯罪の疑いのある人をすべて裁判所に起訴するわけではありません。
様々な事情でそれには及ばないと判断されれば、検察の段階で事件は終わります。
今回は「説諭」（簡単に言えばお説教）で済ませてもよい程度の事件だと判断したのでしょう。

ですから裁判所には何の書類も行っていません。
警察や検察には事情聴取の書類などは残っているでしょうが、彼らには守秘義務があり、漏らせば自分がクビになりますから、漏れることはないはずです。

２、逮捕歴あると海外旅行に行けないと聞きましたが、今回の件で一生海外へ行く事は無理なんですか？

それはありません。
不起訴になった以上、法的にはマッサラの状態です。
海外旅行が禁止されるのは、いわゆる「在宅起訴」され、裁判が進行中の人とか、執行猶予付きの有罪判決を受けて執行猶予期間が終わっていない人、罰金刑を受けてまだ罰金を払っていない人などの場合です。
ご質問の場合には、今すぐでもパスポート申請は受理されるはずです。

３、逮捕歴あると、生活上不利な事はありますか？

先ほど申しましたように、「法的には」マッサラな状態になっているはずです。
あとは問題があるとすれば、周囲の人がどう見るかということだけです。（もし事件のとき見ていた人がいるなどの場合）
でも何度もいいますが、逮捕・留置というのは決して罪人とされたという意味ではありません。
しかも検察官が不起訴にした以上、法的にはすべて終わっています。
（厳密に言えば「不起訴」ではなく「起訴猶予」かもしれません。起訴猶予なら将来（公訴時効になるまで）起訴される可能性はあるのですが、この種の事件を検察官がわざわざ蒸し返して起訴するとは思えません。もし「起訴猶予」であったとしても、限りなく「不起訴」に近いと私は推測します。）

事件そのものはたしかに好ましいことではないと思います。ですから人の口から口へ伝わっていくことはあるかもしれませんが、真面目に生きていれば、いつしか忘れられていくのではないでしょうか。

戸籍についても誤解している人が多いようです。
たとえ有罪判決を受けて懲役に行っても、戸籍に載ることはありません。
まして逮捕・留置など、載ることはありません。
戸籍はあくまで家族関係を記録する書類に過ぎません。

ちなみに参議院議長の江田五月さんは学生運動で逮捕された経歴があります。
しかしその後、司法試験首席合格、司法修習所首席卒業して裁判官になり、横浜地裁判事補を経て国会議員になりました。
その後のご活躍はご存知のとおりです。

補足

ありがとうございました。

今回の場合は、「事件を起こしたのは、間違いないが、初犯で反省もしてるようだから、許してあげる。しかし、今度同じことしたら・・・」という事でしょうか？

たとえば、前科のある人(凶悪でない)でもアメリカ旅行とかいけるの
ですか？
ちなみにビザっていつ申請するのですか？
何もなければビザ無しでアメリカとかいけるのですか？

回答No.1

80521255

不起訴ではないですか？
逮捕暦があっても特に不利になることはありません。もちろん有利にもなりませんが。
無罪ではなく微罪です。