• ベストアンサー

水質浄化装置

失笑をかうような質問かもしれません。 海洋汚染が深刻化していますが、海岸等、適切な場所に水質浄化装置を設置すれば、焼け石に水かもしれませんが、少しは海水の浄化につながる・・・という可能性はあるのでしょうか? 大型ドラッグストアや化粧品店に行く度に、ズラーッと並んだシャンプーやボディソープ等を見るにつけ、メーカー側が水質浄化の企業努力をしてほしいなぁ・・・と思っているのですが。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tanigawa9
  • ベストアンサー率35% (61/171)
回答No.4

あなたの考えに賛成します。私は廃水処理については多少の知識があるので、そのあたりからお話しします。 諫早湾の問題はおおいに啓示的な、興味をそそる問題です。なだらかな干潟がなぜ優秀な浄化装置なのか?。それは干潟表面での微生物や原生動物の活動と、そこからの食物連鎖が理想的に組み合わされているからなのです。 この原理を応用した廃水処理装置は、撒水散水法といって確立されているのですが、大規模処理に向かない事と敷地を広く必要とするので、日本では採用されていません。しかしその浄化力は優秀で、活性汚泥法など問題にならないのです。下水道は活性汚泥法とセットで考えられていて、その普及率が進めば進むほど、河川の水が減っていくジレンマを逃れることはできません。河川の水が減ると言うことは、河川の持っている撒水散水法に近い自浄能力を失わせてしまうからです。水は本来石ころだらけの川を流れるべきものであって、コンクリートの排水路や下水道のような暗渠の中を流れるべきものではありません。 この様なことから、今こそ逆転の発想が望まれるのです。 例えば、小規模な廃水処理設備からの排水を川の上流に戻して放流するのです。川には自然植生を配置して、育ったところで刈り取って、陸に戻すのです。植生ばかりではなく、昆虫や魚類もそれを餌にする鳥類の働きで、陸に戻ることでしょう。人間の作る処理装置なんてたかが知れています。どんなに頑張っても自然のメカニズムにはかなわないのだというのが、結論でしょう。その資金のために『環境汚染製造物責任法』みたいなものがあるといいですね。

adelaide
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 それぞれの廃水処理方はとても専門的なので、辞典などを引きながら理解してみたいと思いますが、これこそ失笑をかいそうですが、昔、日本軍の細菌部隊が満州で研究を重ねていた時、優秀な汚水浄化の研究員が自分の尿を浄水装置に入れ、最終的に出てきた「水」を浄水として飲んでみせ、戦地で実用されたと何かで読んだ記憶があります。各家庭の排水の段階でその程度のものがあれば、かなり環境浄化に有効だと思うのですが、こういうのは総合的に無理なのでしょうか? 『環境汚染製造物責任法』は大賛成です! 日本で一番広告宣伝費を使うといわれている洗剤メーカーの某・花○や2番手の某・ライオ○あたりが率先して自主的に始めてくれると、どんなCMより企業イメージがアップすると思うのですが・・・。

その他の回答 (4)

  • Take_chan
  • ベストアンサー率39% (64/164)
回答No.5

汚染が薄まった後に、また回収するというのは非常に効率が悪く困難です。そのためにたくさんの浄化装置を設置して、たくさんのエネルギーを使ったのでは、水の汚れを取るために資源を浪費したり、温暖化物質を排出したりと、逆効果です。 まずは発生源の対策が重要で、工場や家庭からの排水、それがだめなら河川という順番で処理すべきでしょう。 また、企業の努力も重要ですが、消費者がもう少し声を大きくしていいように思います。皆が環境にやさしい商品を購入するようになれば企業も変わります。安いものを買うという意識である限り、企業は売れるものをつくって売るのは当然です。 やっぱり消費者が変わらないと。。 この3月に、隔月で発行されていた「日経ECO21」という雑誌が休刊となりました。発行部数が少ないというのが直接の原因だそうです。まだまだ、日本人の環境への意識は低いですね。

adelaide
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございます。 本当に、環境に対する日本人の意識はまだまだ低いですね。特に、音頭をとって対策にのぞまなければならないはずの国や各自治体の意識レベルが低すぎると感じます。 連日、テレビ各局がしのぎを削って(?)、殆ど同じ内容のバラエティ番組を放送していますが、環境に対する意識を高めるような、でも面白い番組を放送してくれると影響は大きいと思うのですが・・・、まあ、番組制作者とスポンサーの意識はそんなに高くはないでしょうね。

  • nozomi500
  • ベストアンサー率15% (594/3954)
回答No.3

現在の浄化装置(下水処理場)は、基本的に微生物による有機物の分解ですので、先の方のご意見のとおり、干潟や芦原などの生態系が最大の浄化装置といえるでしょう。 ただし、カドミウムや水銀など、微生物の分解できないものは、人間自ら回収するひつようがありますが、川や海に出る前にやることですね。

adelaide
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 しかし、折りも折り、諫早湾の干拓事業など、どうして長期的な視点から判断して公共事業を計画しなかったのでしょうか?これは結果論ではなく、今日の状態は予想されていたはずの事ですよね?

  • tnt
  • ベストアンサー率40% (1358/3355)
回答No.2

失笑では無いと思います。 炭酸ガスによる温暖化の防止策として、 二酸化炭素の固体化が研究されているぐらいですから. 十分検討に値する課題だと思います。 費用、効果をつきつめて、効果が高いようなら そのような団体を設立して実施に移すのも一つのNGO活動ですね. ただ、問題は、その浄化したときに得られる汚染物質をどうするかで、 かなり厄介な問題になるはずです。 フィルターによる選り分けは、ゴミを増やすだけですから、 有機物については、微生物を使った分解が手っ取り早いと 思うのですが、これは、干潟が行っている浄化作用そのものになります。 つまり、干潟の保存活動、川岸の草の保存活動といったものに 最終的につながっていくのではないかと思います。

adelaide
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 汚染された環境の浄化は、できるだけ自然の力を強化した形でできたらいいですよね。でも、人間は自然界に存在しない化学物質をたんまり作ってしまったから、それがとても不安です。どうしたらいいのでしょうね・・・。 ご回答中にあるような団体を設立してNGO活動ができたらいいですね。

  • arai163
  • ベストアンサー率22% (214/970)
回答No.1

海水などを汚染するのは、家庭用品ですと洗剤などに含まれるリンや窒素です。 これらリンや窒素が海のプランクトンの栄養源となって赤潮などを作ります。 これらは、川から流入しますので、水質浄化装置は企業や家庭から川に流れ出す前に設置するのが効果があると考えます。 また、各家庭では、必要量以上の洗剤は使わないという配慮も必要だと思います。 各自治体では下水道整備事業を推進していますが、企業、家庭共に垂れ流しをしては効果がありませんので、一日も早い下水道の整備と企業内水質浄化の整備が重要と考えます。

adelaide
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 気にしてみると下水には想像以上の量の汚れたものを流しているんですよね。 例えば食べ残したラーメンのスープとか・・・。 日々、何とかならないものかなぁ・・・と思っています。

関連するQ&A