その時々の状況や考え方が変わるからです。
生命保険(特に死亡保障)は、今起こるかもしれない死亡後、
何十年にもわたって経済的に保障する金融商品です。
これは生命保険以外の金融商品では絶対にできないことです。
例えば一般的な家庭で考えると、
子供が生まれた瞬間に世帯主が死亡すると、
子供が仮に大学まで進学するとすれば、
子供を含めた22年間の生活費+22年分の教育費がいるわけですね。
子供が無事大学卒業したときに世帯主が死亡したら、
子供の教育費は終わっていますので、
その後は奥様の生活を保障するお金だけがいるわけです。
つまり、子供が生まれた瞬間と子供が独立した瞬間とでは、
家族に残すべきお金(要は保険金の額)が違うのです。
今考えられる将来を想定し保険を組み、将来、状況が変わったら
(子供が大学に進学しない・奥様が働き始めた・家を買ったなど)、
その都度、その先に残すべきお金(保険金)が変わるハズなので、
そのタイミングが保険を見直すときなのです。
保険に入ったときからずーっと見直しをしていないと、
イザ死亡したときに「保険金が全く足りなかった」ということがおきたり、
「本来必要のない部分に保険料を払っていた」というムダが発生します。
そのムダは何百万円にもなることもあります。
さらに今は、全く同じ保険でも保険会社によって保険料が異なります。
タバコを吸わない非喫煙割引、ゴールド免許の優良運転者割引などの
割引制度も各社違います。
だから、損をしないために見直しをするのです。
お礼
すごくよく分かりました。 ありがとうございました。