字の矯正(左→右→左)
字を書くのが下手です。
過去に硬筆を習いに行ったり,ペン字の読本や書き込み用の本を利用して練習しましたが,全く上達しません。もしかしたら利き腕に問題があるのかもしれないと思うようになりました(言い訳になるかもしれないけど)。
もともと,字を書くのは左でした。小さいころに矯正して,今は右で書いています。箸を持つのは今でも左ですが,スポーツはどちらかといえば右利きです。スポーツによっては左のほうがしっくりくる場合もありますが。細かいことをするのは左,右同じくらい使います。
絵を書くのは両方の手で描きます。右で描くのにくらべ左で描くほうが段違いに上手く描けます(右脳,左脳の問題もありますが)。左で描いているときのほうが感じたことをそのまま描ける気がします。右で描くと実物がないと何を描いていいのかわからなくなり,描く気力もなくなってきます。ギターなど弾いているときも完全に左手に意識がいってしまっています(こちらも少し悩みですが)。
字も右で書いていると表現しにくいですが違和感を感じます。しかし,絵のように左で書いても上手く書けません。どうすれば字を上手く書けるようになるでしょうか?また左に矯正すべきでしょうか?それとも右でさらに練習すべきでしょうか?みなさんアドバイス(どんなにつまらないことでもいいです)お願いします。
お礼
詳細に解説していただいてありがとうございます。 以前の教えてgooでの議論を読んで思ったのですが、 僕が「左右の定義」として望んでいたのはどちらかというと 「哲学的」な定義の方だったようです。 現象として地球上や宇宙で「右左」を観測する方向によらず 確定できるかという意味ではなく。 先ほどのDNAの螺旋にしろ、暗黙的に観測する方向を決めてますよね。 「右と左」自体が「自分が前を向いている」前提があるからこそ 発生する概念なんだからあたりまえなんですよね。 「方向」というのは観測する点を決めないといけないわけですよね。 数学では「増減」はあるけど、それは「左右」とも「上下」とも違う。 自然数は隣り合う数の差は「1」という公理(人間の取り決めであって 真理とは関係ないのかもしれないけど)のようなかんじで「左右」の定義 されてないのかな?あるのかな?というのが質問の発端でした。 重力のある地球に暮らしているから「上下」の差はあたりまえのように 思っているけど、「上下」だろうが「左右」だろうが、「ある方向」が 「もう一方」と違うという定義はできるのか?できないのか? というよな。 やっぱり「方向」というのは観測点を設定して、上だ下だ右だ手前だと 相対的に決まるのであって、じゃあ右はどっちだ?と聞かれたときは 電流の流れやDNAの螺旋で判断できる。 「左右」というのがもともとあいまいで、数学的には原点と設定したところ からの距離や向きで表すわけだから、右でも左でも上でもないわけですよね。 相対的なものだというのがようやく飲み込めて来ました。 というわけで、これで戦争がなくなるわけでもなんでもないどうでも良いことですが、個人的には非常に楽しかったです。 ご紹介いただいた本、たぶん買います! めちゃくちゃ興味しんしんです。
補足
お礼回答後の補足なんですが、 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=23727 のNO.2さんの答えで「できない」という方向で納得しました。 もちろん僕が求めてたような定義はと言う意味ですが。 オズマ問題や、コバルト60のベータ崩壊の観測による左右の定義、 CP対称性の破れ、また自分の「方向」に対する認識など、 思いがけずいろいろ勉強になりました。 もうそろそろ回答を締め切らせていただきます。