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昔大病を患った場合
以前保険で理不尽なことがあったので以下の2点についてご教授ください。 私は2歳のとき良性の癌にかかり1年間薬で治療しました。 6歳のときに再発し(もともと多発性の癌なので部位は別です) 同じく1年間薬で治療しました。 かなり特殊な癌(好酸球性肉ヶ種)で、子供のころになりやすく第一次成長が 終わった段階で再発しなければまず再発の危険性は薄いと言われ、 中学時代までは年4回、高校以降は1年に一回経過を確認し、 二十歳で晴れて担当医から完治といわれました。 その時に担当医からは、一度癌になっている分他の人よりは癌になりやすい 体質(2,3%ほど)、大人になって抗癌剤の副作用が出ることがまれにあるが、 まず再発は無いでしょう。ということだけ聞かされました。 2年前に新入社員として今の会社に入社した際、雇用保険?生命保険? どちらかは忘れましたが、会社の方針として保険に入ってほしいとのことで その際、担当者から保険の説明を受け、今までにかかった病気等があったら 教えてください、もし嘘をついていたりすると問題があります旨の話があり 副作用のことを除き、上記の話をしました。 かなり特殊な事例だったのか、上司に相談を仰ぎに行き、この件については 今は決められないので後日連絡しますと言われ、後日人事から保険に 入れなかったんだけど、何かあったの?といわれその旨を説明しました。 1 このあたりの枠決めは保険会社ではどのように決めているのでしょうか? 一度癌になっていたら、もう保険には入れないなどの取り決め でもあるのでしょうか? 2 会社からも、家族からも、友達からも「それは馬鹿正直に言った方が悪い」 と言われ、怒られたりしました。聞くところによると病院のカルテとして記録 が残っているのは5年間(一部10年間)であり、私のように、治療を受けて いたのが15年前という場合は黙っていることが正解なのでしょうか? あのときの理不尽さを思い出し、少々乱暴な質問になってしまっていますが、 社会的には暗黙の了解になっていて、詳しいことがまったくわかりません。 ぜひ回答をお願いいたします。 以上
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一般論でありながら、細かい話になり、正確には約款で確かめてください。 医療保険・がん保険でいう「悪性新生物」とは、『ICD10』という国際疾病分類第10版に基いている場合がほとんどです。 厚生労働省の基準もこのICD10に基いています。 悪性新生物とは、この中で、「C」に分類されるものです。 お訊ねの疾患は、ランゲルハンス細胞肉芽腫症の一種であるハンド・シュラー・クリスチャン病だと思います。ランゲルハンス細胞肉芽腫症は、D760に分類されるので、悪性新生物ではありません。 つまり、癌ではありません。 私は医師ではありませんから、以上の分類が正しいとは断言できません。 ご心配ならば、治療をされた医師に確かめてみてください。 「がん」であっても、医療保険・生命保険ならば、最後の検査から、5年半が経過しているのならば、今後、この件に関しては、告知の必要はありません。 従って、契約可能です。 上記の分類の考え方が正しければ、「がん」ではないことになり、がん保険にも契約可能です。 告知では、質問以外のことに答える必要はありません。 ご参考になれば、幸いです。
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- TTE
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No.1です。 No.2の方の回答にもありますが、最後の経過観察にかかる診察時から5年以上経過しているのであれば、告知の必要はありません。ただ、会社経由で申し込んだ生命保険会社については、一定期間引受不可の情報が残っていると思われますので注意が必要です。 どうしてもきっちりしたいというのであれば、しっかりとした担当者・代理店を見つけるのが一番かと思います。ただ単純に「引受できませんでした」と言うのではなく、いろいろな解決策を導きだしてくれるような担当者・代理店であれば納得できるかと考えます。
お礼
>一定期間引受不可の情報が残っていると思われますので注意が必要です。 ご忠告ありがとうございます。 >ただ単純に「引受できませんでした」と言うのではなく、 >いろいろな解決策を導きだしてくれるような担当者・代理店。 会社経由で申し込んだものであり、その時は詳しい内容は聞けませんでし たが、担当医から病気の詳しい説明を教えてもらい、契約の際、きちんと 話し合えるようなところなら安心ですね。(※言わなくていいことは、言わない ほうがいいですが。) 今考えると、某大手生命保険会社「D1」が、弊社と契約を結んで、 そういった保険勧誘をしてるわけであり、人事のほうに「引き受け できませんでした」って内容だけなのはちょっと呆れてしまいますね。
- TTE
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以下の通りに考えていただければ、分かりやすいかと思います。 1 生命保険の引受を決定するのは保険会社の審査部門になりますが、引受に関する基準は部外秘の情報です。そのため、今後保険に加入したいとなれば、再度申し込んでいただく以外には加入できるかの可否ははっきりしないということになります。 2 ご質問の内容から20歳までは医師による経過観察を受けていたとのことですので、投薬治療が終わった時点ではなく、医師から完治と言われた時点(20歳)をもって治癒したと保険会社は判断したのだと思います。また、カルテの保存期限についてですが、病気が治ったと医師が判断するか、死亡、転院した時点から起算となり、20歳時に完治と言われた時点から一定期間はカルテを保存する必要があります。嘘をつくこと(不実告知)は当然問題になりますが、黙っていること(不告知)も告知義務違反などの問題になりますので、黙っているのが正解ということにはならないです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 1についてですがネットで調べた限り、確かに審査基準は部外秘扱いですね。 私にとっては病気にかかったのは20年前の話(再発時)なので、なぜこの ことで、心配をしなければならないのか、一度癌になったら諦めましょう。 この病気なら何年経過したらOKです。等の目安をつけていただけないとどう していいのか困ってしまいます。 (もちろん回答者にではなく保険会社か国です) 2についてですが書かれていることはわかります。 しかし病気が再発してから20年、経過通院が終わってから5年半、 今のところ生命保険には加入していませんが、これから先同じような機会 があると思いますが、どう対応していいのか非常に迷ってしまいます。 というのも、言葉的意味で癌=悪性腫瘍、癌≠良性腫瘍という解釈があります しかし自分の場合、骨の癌(良性腫瘍)でかかった当時は日本中で100人 いないくらい珍しい癌でした。 http://health.goo.ne.jp/medical/search/10970700.html このため、告知しないと不味そうですが、したらしたで前回と同じ対応を される可能性が高いと思います。「上のものに相談させてください」→ 「後日お答えします」→「だめでした」という構図が浮かびます。 本当に審査基準を教えていただかないことにはどうしようもない状況です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 参考どころか回答の名称を検索し、20年来の謎がすべて解けた感覚です。 正直今まで、先生や親からある程度の病気の説明はされてきましたが、 自分の病気のことをよくわかっていませんでした。 ・20万~200万人に1人かかる…日本中で100人 ・1~15歳でかかる…大人になったら再発の危険は少ない ・好酸球性肉芽種、ハンド-シュラー-クリスチャン、レテラー-ジーヴェと 三種類ある…病院の先生からはα型、β型ではなく一番軽いγ型と いわれていた。つまり好酸球性肉芽種=γ型 ・一部の病変は骨肉腫と区別できない…ここが癌につながっている? ・直った後尿崩症になる可能性…これは担当医から副作用と説明されました。 さらに、保険会社にも寄るかもしれませんが、5年経過していれば告知不要で がん保険にも入れるかもしれないとなると、かなりうれしい話です。 現在弟が悪性リンパ腫で、経過通院中なので次回の通院の際担当医に 聞いてみようと思います。 本当にためになりました。ありがとうございました。