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対イラク武力行使問題について
最近国際情勢緊迫してますね。それにしてもブッシュのやり方には怒りを通り越してあきれます。そもそも知識も知恵もないただ名前だけで当選して、9,11のテロの時には3000人の人名が失われたけど、それにたいしてテロの主犯格といわれたオサマ・ビンラディンが潜伏してる可能性が大きいって言うだけでアフガニスタンに空爆加えて同じように何の罪もない人々、なんと6000人以上を殺戮しました。「可能性」だけで殺された6000人。ブッシュにとってはアメリカ国民だけが人間なんでしょうか?テロと何の変わりもないです。ただの殺戮鬼です。もちろん国際法上の自衛権になんてあたるわけないし、あいつのやったことは「大虐殺」以外のなんでもない。本人は正義と思ってるらしいけど、あれだけの無実の人たちを殺戮してまだ正義を語れるんでしょうか!?イギリスの首相、トニー・ブレアですが、あの人間にしても小泉にしても国益だけの為に目をつぶってアメリカを支持してる。これが外交でしょうか???これが人道でしょうか???これが国際社会なんでしょうか???ほんとに信じられないです。それに大してフランスのシラク大統領の態度は今回は正しいと思います。核実験したことあるけど、フランスは国益よりも人道を選びました。しかも「常にアメリカを支持して、正しい忠告をしないのは真の国家の友情関係ではない」って断言しました。それが正しいと思います。アメリカと貿易関係があったり、経済的物資供給を受けてる国は多いからなかなか真っ向から反米の立場をとる勇気のない国がまだちらほら。日本がその中に入ってるのがくやしいです。アメリカの市民もそのほとんどがイラク攻撃に反対してるのに・・・ブッシュは独裁???アメリカもあれじゃ世界の中心として尊敬を集めるのは不可能ではないでしょうか? 是非みなさんのご意見を聞かせていただきたいです。よろしくお願いします!
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補足
cse_ri2さんの言われることは確かに現実です。冷静な目でみてそれが現実でしょう。無論日本にとっての国益も重要です。 しかし、国際社会がこのままもたれあい、あるいはバランス・オブ・パワーでいいのでしょうか?これから何百年とこのような不幸な国際体系を続けていくのでしょうか? 確かに現実離れした空論かもしれません。美辞麗句かもしれません。戦争、テロ、貧困、飢餓、疫病、これらは人類がかかえる地球規模的問題群、おおきな課題です。日本人はこのような世界が直面している不幸な現実とは無縁にいきています。戦争を体験していない世代にしても、イマジネーションの欠如ゆえにその残忍さを理解することができません。 日本にも多くの非政府組織などの団体がこのような地球規模的問題群解決の為に努力しています。しかしやはり大きな影響力を与える事は難しいのが現実です。だからこそ日本政府が変わらなければいけないと思います。 「人間は残酷でどうしようもない生き物であり戦争やテロなどの殺し合いは絶対になくならない、だから武力によらない平和など幻想であり現実離れだ」と考えるのか、それとも「人間は絶対に戦争をしてはならないのであってそれは必ず可能である。そうした人間そのものへの信頼を基礎において世界を変えていく」のか。 僕は後者を選びます。戦争はなくなります。もちろん戦争がなくなるイコール平和ではありません。地球規模的問題群の解決、国際社会における国家間の絶対信頼関係、市民ひとりひとりの思想、哲学なども必要不可欠な要素です。 日本の国益といいますが、アメリカを支持して結果として多くの地球の同胞が命を奪われ、そして北朝鮮問題においてアメリカの傘の下、自分の安全が保障される。自分達は幸せだ。 そうでしょうか?同じ地球の同胞の不幸の上になりたつものが「幸福」といえますか? 僕達は武力を放棄した以上は徹底的に知力を使わなくてはいけません。徹底的に対話をしなければいけません。信頼、誠実を基盤としていかなければなりません。 将来、世界がどうかわっていくかといっても結局は一人一人の地球市民の意識の積み重ねではないでしょうか? これから日本はいつまでもアメリカのコバンザメ的行為を続けていくのですか?人道に反してアメリカに手を拱いていきますか? それとも、対話によってアメリカを説得する努力をしていきますか?国家間の真の信頼とはもたれあいではありません。間違ったことを教えてあげることです。それが相手国のためだからです。そして世界平和のためだからです。