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プラチナのジュエリーについて…ルテニウム?
プラチナジュエリーの購入を検討しています。 プラチナ900や950ではプラチナの他にパラジウムを混ぜるのが一般的とききました。 ところがティファニーのHPを見ていると、ティファニーのプラチナにはルテニウムを使用しています。とありました。 パラジウムとルテニウム…色や耐久性、価値などに何か違いはあるのでしょうか?
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パラジウムとルテニウム色・価値にほとんど違いはありません。 プラチナにパラジウムを混ぜると硬くなりますが ルテニウムを混ぜるともっと硬くなります。 プラチナのリングを使用していて度々変形させてしまう人には いいかもしれませんね。 ただし一番多く流通しているのはPt900パラジウム割です。 言い換えれば一番扱いやすく加工しやすくメンテナンスのしやすい プラチナなので一番人気があるとも言えます。 サイズ直しや石の留め直しリフォームなどしやすいと言うことです。 ちなみに換金時にはパラジウムやイリジウムなどは計算に入れず プラチナだけで買取をするものです。 ティファニーはサイズ直しをしてくれないと良く聞きますので 確認してみてください。
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- 一円(@ichien2)
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こんにちは。 これは質問の主旨の「耐久性、価値」の違いよりは、ブランド・イメージの保持のためのように感じます。 現在では成分分析はかなり簡単に出来るようになっています。こういう装置ですね。 http://www.incom.co.jp/productnavi/index.php/product/5108 コピー機と同じくらいの大きさでしょうか。有害金属と書いてありますが、もちろん貴金属などの分析にも使えます。今ではもっと小型で簡略なものも出ています。 http://www.incom.co.jp/productnavi/index.php/product/34158 検体をセットしてスイッチを入れれば、間も無くかなり細かい数値の分析が完了してしまいます。 蛍光X線分析に付いてはこの質問の回答4番。 http://q.hatena.ne.jp/1169909824 パラジウムは市販も広くされていて、入手は容易です。一方ルテニウムとなると、名前は聞いたことがあっても、実際に手に入れるにはどうするか、かなり悩みます。東京の神田に金属試料専門の店があって、おそらくそこなら売っているでしょう。ですが、化学用の試料ですから価格は相当に高いはずです。 更に物理特性を見て行くと、もう1点気が付くことがあります。融点を挙げてみます。 プラチナ・・・2041.4 K パラジウム・・・1828.05 K ルテニウム・・・2607 K http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0 パラジウムならばプラチナと混合しておけば、プラチナが溶けた際に自然に合金になってしまいます。ところがルテニウムだとプラチナが溶けてから更に560℃以上温度を上げないと溶けません。これはなかなか大変です。 材料の調達も容易ではなく、加工に手間が掛かるとなると、当然偽物は少なくなります。色や耐久性に関する部分は私には判りません。ですがこうやって自社ブランドの質を保ち、品質を保証するのも主要な目的の一つでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 ブランドイメージですか…そこまで手間をかけて品質を守ろうとする姿勢は信頼できますね。 参考にさせていただきます。ありがとうございました!
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど。ルテニウムを混ぜた方が硬いんですね!結婚指輪もティファニーなので安心しました。 ただメンテナンスに関してはデメリットもあるんですね… ティファニーにこだわらず、探してみます。ありがとうございました!