73歳。男です。私も持ち物は殆ど捨てません。妻は要らない物や貰い物などをゴミで出したり、リユースに出品したりしています。
私は「要らない物や使わない物」は集めたり買ったりはしませんが、過去に入手して使用していた物は捨てません。使用できなくなった物は捨てますが、使える物は取っておきます。
例えば「釣り道具」「コンピュータ関係の部品や機器」「参考となりそうな昔の文書や出版物」などですが、壊れたり使えない物は別にして、殆ど自室に残しています。
さて、その理由ですが、何時か参考になると考えたり、思い出を大切にしたりと言ったことでしょうか。「何時か必要」と考えると自分の年齢が大きく関わってきます。後、10年でこれらの物が使えなくなるのかとか考えると人生の黄昏を自分で作り出しているように思ってしまいます。何時までも生きたいといった心理と無関係でないようです。
学生時代に新聞部に居ましたが、その時の原稿や刷り上がった記事なども残っていますし、小学校(昔は国民学校)の時の通知簿なども有ります。
さすがに「1メガのフロッピー」や「98」とそれに付随して使っていた「ドットプリンター」(まだまだ使えます)などは大量にゴミ収集場に運び込みましたが。
要は、何時までも現役で居たい、何時何時までも生きたいと言う心理に結びついた考えや行動となっているのでは無いでしょうか。反対に、今の内に身辺整理をして家族や若い人に迷惑を掛けたくないと言った理由で早々と思い出とおさらばをする人もいるでしょう。双方とも「老い」と無関係ではありません。
葬儀と貯めた物の整理費用くらいは残しておきます。
別段の不都合がないのであれば、こういった心理の老人のあと少しの生き方を暖かく見守ってください。
「沢山の物があるね、思い出深いのはどんな物?」とか言ってくれる孫などがいればどんなにか幸せでしょう。
お礼
ありがとうございます 父と同世代の方からの貴重なご意見と思って胸に刻みます。 いただいたお話は母にも伝え、父への見方を考えていきたいと思っています。 ただ、母はもともとかなり寛容に接しているようですがそれにも限度があるほどに父は物を溜め込んでいるようです。 母から聞いた話ですが、先日父は道に落ちていたクリップを拾って、捨てるのかと思いきや、家に持って帰ろうとしたそうです。 物が増えるとか以前に「みっともないよ!いい加減にして!」と母は怒ってしまったそうです。 優しく接する必要と注意しなければならない必要、お話を伺って余計に厳しいことは言いたくなくなってしまいましたが母には妻としてのラインがあるようです。 父にも母にも幸せで余生を送ってもらえるように心を砕かなくては、と思いました。 かくいう自分も父の収集癖にはついつい怒ってしまいがちでしたが、このような有用なお話を参考にしつつ両親と向き合っていきたいと思います。