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CKの基準値の違いは何故ですか?
コレステロール降下剤の副作用チェックのため、定期的に血液検査でCKの値をチェックしていますが、たまたまネットで見ましたら、基準値として40-200、62-287等々いくつもあることを発見しました。現状ではいずれの基準値も満たしているので問題ありませんが、このような大きな差(特に上限値)は何故生じるのでしょうか?また、ある基準値は満たすのに、他の基準値を満たさない場合、例えばCR値が250という場合は、どうすればいいのでしょうか?無論素人判断せず、心配なら医者に相談せよということでしょうが。
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測定原理の違う試薬で検査すればその値の異なりますので基準範囲も違ってきます 業界ではあなたのお考えになったような施設間差を無くし値に互換性を持たせるような試みがなされつつあり、測定原理はかなりにかよったものに統一されててあります。 また、測定の基準となる物質の値づけが異なっても検査値に影響が出ます。これも統一されつつあります 測定法や基準物質が同じでも、その施設の過去の方法の値に合わせるため補正した値を使っている施設もあるようです 現在はまだ過渡期であるとご理解ください
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- haberi
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#2です 私は検査技師ではないので、ちょっと的外れな面もあるかもしれませんが 大きく外れない範囲でお答えしようと思います。 >ラボにより検査方法が異なるので、基準値も異なるのでしょうか それもありえます。ただ検査方法は○○法と明記され、場合によっては 検査名や検査料金も異なります。CKの場合は考えづらいと思います。 もうちょっとありえそうな可能性としては、試薬のメーカーが違うという場合です。 専門でないので、CKの場合はどうかという知識は持ち合わせていません。 ですが、ひとつの検査に対し複数のメーカーが試薬を提供しており、 それによって正常値にラボごとのばらつきが出るというのは、 よく見られることです。 もっと突き詰めると正常値とは何か、という問題から考えなければなりません。 おそらくCKなんかは母集団からの偏位の大きいのを異常としていると思います。 母集団を全国規模にして、ラボごとの差をなくそうという動きもありますが 母集団がラボ単位の場合は、正常範囲に差が出ることがあります。 腫瘍マーカーなどは、癌である可能性の大小によって正常範囲を決めますし 尿酸や透析患者さんのPTH,Pは、権威ある論文がこれ以上を異常とすべきと書いたら それをよしとする施設は正常値を変更し、懐疑的施設は変更しないなんていうこともあります。 >ある基準値は満たすのに、他の基準値を満たさない場合、例えばCR値が250という場合は、どうすればいいのでしょうか? 採取した検体は普通どこか一箇所のラボに提出されるはずです。 そこが検査するのですから、そこが正常としている範囲を正常値とみなすのが一般的と考えます。
お礼
ご丁寧にご説明いただき有難うございました。試薬が異なることがあるならば、結果の数値が異なっても不思議ではないので、色々な基準値があることも理解できます。検査機関が出す検査報告書に記載ある基準値を信じて、それと検査結果の値を比較すればいいということですね。有難うございました。
- haberi
- ベストアンサー率40% (171/422)
検査結果を出すラボによって正常範囲は違います。 ですから検査を出した機関の、正常範囲に照らし合わせればよいということです。
お礼
ご回答有難うございました。ということは、正常範囲の定義がラボにより異なるということでしょうか。検査法はすべてのラボに共通とするならば、検査結果出てきた数値が、正常範囲の定義がラボにより異なるために、あるラボでは正常で、違うラボでは異常というのもおかしいと思うのですが。あるいは、ラボにより検査方法が異なるので、基準値も異なるのでしょうか。それとも、色々ある正常値の内で、最低の数値と最高の数値の間に入っていれば、まず心配ないということなんでしょうか。
- ksaionji88
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CKは運動、安静の影響が大きいので基準値の設定が困難な検査項目です。 運動後の採血では基準値を越えるのが、正常です。
お礼
回答有難うございました。私の場合は、朝一番(9時前後)で空腹の状態でいつも受けていますが、受けるときの体の状況により数値はかなりばらつく事わかりました。
お礼
ご回答有難うございました。どうして基準値が異なるのかよくわかりました。検査結果については、患者でなく医師が判断するので支障ないとのことなのでしょうが、施設間あるいは測定試薬により基準値が異なるのでは、患者にとってはわかりにくいですし、間違いも起こりやすいとも言えると思います。患者の都合より、施設側、あるいは試薬を製造している製薬会社などの都合でこのようなことが起こっているのでしょう。できるだけ早く統一されることを望みたいと思います。