イギリス小説について
1人称小説では通常語り手が一人ですが、1人称形式でなおかつ複数の語り手が物語る小説をご存知でしょうか? 日本文学だと、江國香織の「神様のボート」、村上龍の「KYOKO」などが該当しますが、イギリス文学だと、どのようなものがあるでしょうか。日本語と違い、主語が"I"に限定されるので、そのぶん制約を受けることになりますが、もし知っておられれば、著者名と本のタイトル、それから、できれば出版社も教えてください。
アメリカの小説では"Ada Dallas"(Wirt Williams)が該当するようですが、イギリス小説でお願いします。