今日、スーパーで試飲させられたチューハイが、
ウオッカベースでした。
「こういうことなのか・・・」と、
貴方の質問の意味がやっと分かりましたよ。(笑)
新商品のキャンペーンでそのアルバイトをしてるお姉さんに、
「ウオッカなのにチューハイなの?」
って聞いたら、
「そうですよね。おかしいですよね、メーカに言っときます!」
と笑顔で返され、
とりあえず2本ほど買って帰り、今飲んでます。
メルシャンの”本搾りチューハイ グレープフルーツ”という商品です。
こういう混乱させる商品名がある、というのは正直驚きです。
ウォッカをグレープフルーツで割る飲み物は”ブルドッグ”という
名前があります。もちろんそれは世界各国ほぼどこのBarでも通じる、
その飲み物の共通の呼び名なのはずです。
そしてチューハイといえばどこの居酒屋でも焼酎を割った
飲み物のことです。
なにしろ焼酎ハイボールからチューハイという言葉が
うまれているのですから・・・
これは、羊羹をチョコレートと、といって販売しているのと同じぐらいの
違和感を感じます。
ぼくだけなんでしょうか・・・(笑)
そもそもお酒の名称というのは、
それを作っている国や地域や原料で規定されていて、
たとえば日本酒をまったく同じ製法と同じ原料で作っても、
もし中国で作っていたら、
日本酒とは呼べないはずでなんです。
スコッチはスコットランド、
カナダで作っていたら、これはカナディアン・ウィスキーと呼びます。
バーボンはケンタッキー州で作られた、
なおかつ主原料であるとうもろこしが60%以上、という規定があり、
それ以外はバーボンと呼んではいけません。
なのでジャックダニエルはテネシーウィスキーと呼びます。
コニャックや、アルマニャックというブランデーの呼び名は、
その地方の名前なんです。
紹興酒も本来は中国の紹興地方で作られた老酒のことなんです。
なんか、細かいことを言ってる小言ジジイみたいになってます。(笑)
貴方の質問の意図からかけ離れてしまっていると、
心苦しい感もあるのですが、
言葉というのは記号でもあるので、共通の理解が破壊されている
この呼び名には本当に抵抗があります。
これを機会に少しお酒の勉強をすると、
より快適にお酒と付き合える生活になるかもしれません・・・
ということで、お許しを。
お礼
何度もご丁寧なご回答をありがとうございます。 焼酎じゃないのにチューハイなんて、ほんとおかしいですよね。でも、たとえば、キリンのhpなどには、ウオッカベースだけれどもチューハイと呼びます、というようなことが書かれていたように思います。チューハイ売り上げナンバーワン(?)商品なのにね・・。 ほかのお酒のこともいろいろ勉強になりました。 ちょっと注意していろいろな商品を見てみたいと思います。 ありがとうございました。