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待ち行列モデルの、処理速度2倍と窓口2つの違い
質問1) http://www.objectclub.jp/technicaldoc/monkey/s_wait ・窓口が1つで処理速度が2倍になったの場合 ・窓口が2つの場合 の比較についてなのですが、上記サイトによれば「処理速度2倍」の方が待ち時間が短くなり速いという結果になっています。 現実にこのようなことがありえるのでしょうか。 いまいちイメージがつかめません。 窓口が2つになった場合でも2倍の速度で待ち人数が処理されていき、待ち時間はほぼ同等になるのではないかと考えています。 ポアソン分布が前提なために起こる現象なのでしょうか。 質問2) 両者とも、待ち人数=0.67人分となっていますが、 窓口1つ処理速度2倍・・・1列に0.67人 窓口2つ・・・1列あたり0.335人が2列分 の認識でよろしいでしょうか?
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質問2から答えると,その認識は違います. どちらの場合でも,1列あたりの平均待ち人数は 0.67 人です. これが,平均待ち時間が変わる,直接的な理由です. まず,そのウェブサイトで比較しているものを正確に書くと, (1) 人が普通と同じだけ来るけど,倍速で処理する窓口 (2) 人が半分しか来ないけれど,同じ速度で処理する窓口 です(窓口2つで並列処理するイメージは,誤解を招きます). さて,これらについて比較するのですが,重要なことは 各窓口において,定常的には列の長さが同じになることです. これは,上のイメージなら,まあまあ自然な結果だと思います. #このことの厳密な証明には,ポアソンであることを使いますが, #分布の形自体が,それほど強烈に効いているわけではありません. したがって,各窓口に新たに人が並んだ場合,その人が待つであろう時間は (列の長さ)×(サービス時間) で,(サービス時間) の分だけ差が出ます.
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- wisemensay
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ORの問題は昔は、解を得ることが大変でした。線形計画法でも行列が一度で解けることはまれです。人間は必ずミスをします。 分からない場合は、excelでシミュレーションするのが一番早道です。ポアソン分布はそのままにして、サービス時間(これは指数分布)を2倍にしたものとそのままの場合と比較するだけですみます。
お礼
ありがとうございます。なんとか理解できました。 インターネットの通信回線についてこの問題が出たのですが、 2倍速の回線1本と、1倍速の回線2本はどちらが速いか?という問題です。 ポアソン分布と仮定しているため、この待ち行列理論に沿い、答えは「2倍速回線1本の方が速い」です。 しかし実際にイメージがわかないため理解できませんでした。 実際の回線もそうなっているのかな?と。