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F1のレッドブルとトロロッソの関係
F1チームのレッドブルとトロロッソは姉妹チームだと聞きました。確かにカラーリングもよく似てるし見分けがつきにくいです。 姉妹チームとはどんな関係なんですか? オーナーが同じなのか国が同じなのか。 いずれにしろ2チームを参加させるとは、相当お金持ちという事ですか?
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エナジードリンクメーカーの『レッドブル』が抱えるふたつのチーム、ということです。 レッドブル総帥のディートリッヒ・マテシッツは(エナジードリンクのマーケティング戦略もあって)スポーツへのスポンサードが好きで、その一環として人材育成への興味もなみなみならぬものがあり、モータースポーツでも若手ドライバーへのキャリアサポートに積極的だったんです。 で、「究極的にはF1」まで押し上げたいのだけど、数の限られたF1のシートを育成ドライバーに与えるのはなかなか簡単ではない。スポンサードを通じて友好関係を築いたサウバー(当時)でさえ、レッドブルが推すドライバーを必ず起用するワケではなかったですから(←その結果、サポートドライバーを押しのけデビューしてきたのがライコネン)。 この為、「だったら自前のチームを持ってしまおう」ということで、F1撤退を決めたフォードからジャガー・レーシングを買い取ってまず立ち上げたのが『レッドブル・レーシング』。 更に、『1チームじゃ足りない』ということで、ゲルハルト・ベルガーと共にミナルディを買収して立ち上げたのが『スクーデリア・トロロッソ』。 RBRがレッドブル資本100%で、STRが当初ベルガーと50%ずつの折半だったから、RBRが『本家』、STRが『分家』みたいな形で姉妹チームの形を成していたんです。 ですが、開幕前のオフシーズンに、レッドブルがベルガーの所有するSTR株を買い取ったことでこちらも100%レッドブル資本となり、親であるエナジードリンクメーカーの下に、子供である2つのチームが完全にぶら下がる形となりました。 (まあ、正確には、これにプラスして『レッドブル・テクノロジー』という「この2チームにマシンを供給するF1マシンの開発・製造会社」があるんですけどね) 『レッドブル』というエナジードリンクメーカーは、元々「エナジードリンク」という商品ジャンルが無かった欧米でいち早く製品展開とプロモーションを行ってきた為に、圧倒的なシェアがあるんです。 オマケに、会社自体は限定的なデスクワーク機能しか持たず、製造・保管・輸送といった、普通なら製造業が自前で行うほとんどの業務を外部委託することで徹底的にコストを抑えているので儲けが経費として出て行かない。 更には、製品の利ざやが大きい。 こういった理由から、「売れれば売れる化け儲かる」仕組みになっているのでF1チームを2つ抱えたり、その他のモータースポーツやスポーツ競技、また競技者にスポンサード出来る財力があるワケです。
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簡単に言うと、イトーヨーカドーとセブンイレブンの関係みたいなもんですよ。
お礼
なるほど。判りやすいですね。 ありがとうございました。
- kimiyan101
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#2の方が詳しく説明してますので、細かいところは省略。 【スクーデリア・トロロッソ】 本拠地がイタリアということもあって、チーム名もイタリア語です。 『スクーデリア』はチーム 『トロロッソ』はレッドブル イタリア語にしてあるだけで、そのまんまな名称ですね(笑)
お礼
良くわかりました。 ありがとうございました。
- c9b_tmng
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No.2の者です。ちょっと、記述ミスの訂正を兼ねた補足を。 >ですが、開幕前のオフシーズンに、レッドブルがベルガーの所有するSTR株を買い取ったことで 「今シーズン開幕前のオフ」ということですので、そのようにご理解下さい。よろしくお願いします。
- yoshy 1980(@yoshy1980)
- ベストアンサー率17% (293/1640)
レッドブルチームはレッドブルと言う飲料水メーカーが 100%の資金を提供して運営されているチームで、 トロロッソはレッドブルが50%、ゲルハルト・ベルガーと言う 元F1ドライバーが残りの資金を提供しているチームなので 姉妹チームだと言われています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%BD ↑詳細はここを参照
お礼
非常に良くわかりました。 ありがとうございました。
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