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飲料水等の容器
ジュースやコーヒー、酒類等、市販の飲用水の容器は金属缶、ガラス、プラスチック、紙等いろいろの素材の容器が使われていますがこれらの区別はどのようにして選択されているのでしょうか?
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- yasuhiga
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回答No.1
炭酸は、厚いビン(ガラス)か、缶ですね。一部、厚いPET(プラスティック)もあります。(コーラ系飲料など) 炭酸を除くと、風味が損なわれる可能性のある飲料(日本酒など)は、昔は味が移りにくい容器、すなわち、ビンが多かったわけです。 最近は紙の表面コーティングが進んで、日本酒も可能ですが、ワインは根強くビンが圧倒的です。ワインは外国産は全部ビン。 ちなみに、缶の表面もコートされていて、いわゆる金属臭はほとんどなくなりました。それでも、無味無臭に近い水では缶は避けられてしまいます。水はPETでしょう。 ジュース、コーヒーは、金属缶、ガラスビン、PET、紙、全部可能ですね。このうち、ビンは扱いにくいので、フルーツ牛乳、コーヒー牛乳以外あまり見なくなりました(酪農系のみ)。金属缶の特筆すべきはHOTコーヒーも対応なことです。PETと紙は缶より容量が多い場合で、容量で棲み分けています。500mlと2000mlはPET、1000mlは紙ですね。 整理しましょうか。 ・ビール、炭酸飲料: 厚いビン、缶 ・一部炭酸飲料(コーラ類): 厚いPET ・日本酒: ビン、紙 ・ワイン: ビン、(日本産のほんの一部のみ、紙) ・水: PET ・ジュース、コーヒー(牛乳系): ビン ・ホットコーヒー: 金属缶 ・ジュース、コーヒー(500ml, 2000ml): PET ・ジュース、コーヒー(1000ml): 紙 以上は主に素材の面から言いましたが、経済性、流通事情にも拠ります。
お礼
回答ありがとうございました。 飲料水等の容器の設計は実は大変難しいものだと思っています。 従来の材料力学的な手法と商業デザイン的な要素、環境的な配慮等々考えれば限りなく難しそうですね。 多くの技術者が知恵を絞った結果だと思っています、今後どのような新製品が出てくるか楽しみです。おかげさまで勉強になりました。