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耳で聴くときのカンマやピリオドについて
インタビューや講演で、活字の配布などがない場合、 語句がどこで切れているのか、文章がどこで終わっているのか 聴き取りの際に、判断するのに非常に苦労を感じます。 (*)教科書的な単純な文型の場合であれば、もちろん、さほど、苦労はしません。 ちょっとした間が入った時は、ちょうどそこがカンマ相当 大きな間や一呼吸入ったときは、ちょうどそこがピリオド相当で文章の切れ目、 といった感じで聴いています。 でも、この方法だと、やや早口で話されたりした場合は、お手上げです。 聴きとりに熟達する際、カンマやピリオドは、どう受け止めればいいのでしょうか? たとえば、講演のトランスクリプトから、カンマとピリオドを全部消してしまったとします。 その、トランスクリプトをネーティブに渡したとして、渡されたネーティブは ここはカンマがあるべき、ここはピリオドがあるべきと、本来(?)のあり方に 復元できるものなでしょうか? そして、その復元は、複数のネーティブが行っても、みな同じ復元結果になるものなのでしょうか? 誰がやっても同じように復元できるとしたら、すごく不思議で、どういう考え方(規則性)で、 そうなるものなのでしょうか? 逆に、復元は、百人百通りの復元結果になるのだとしたら、カンマやピリオドは、そもそも 何のために、あるのでしょうか? 具体的な例文無しで恐縮ですが、コツのようなものや、心構えのようなものが あれば、よろしくご教示お願いします。
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他にも書いてらっしゃる方がいるのですが、日本語と同じです。 カンマやコロンなど句読点は頭の中で自動的に処理されます。 というかここに句読点がなければおかしいと断定できます。 日本語でも、話しているときにどんなに長い文章を聞いても 句読点は的確に打てると思います。英語でも全く同じことが 言えます。 まぁ実際には、これも日本語と同じで全部の 文章を文法単位で処理しているわけではありません。意味を とるときにどの部分が大事なのか、そこだけを強調して聞いている はずで、わざわざ「今日は晴れているので、遊びにいこう!」という 文章を聞いたときには「晴れ」「ので」「遊」「こう」ぐらいしか 聞いていないはずです。逆に言うと言語は文章におこすために 話されているのではなく、情報伝達のために使われるので 僕らの脳は他言語ビギナーでもない限り、意味だけを優先的に 処理するようにできています。聞き取りの際に最も必要なのは どこで切れているかではなく、どのような意味がその文によって 運ばれているかです。 失礼かもしれませんが、多分、まだ Listeningに関しては初心者の方なのだと思います。 練習量を増やせば、自ずと文章が切れているように聞こえます。 (まぁ実際に人間の息継ぎでは永遠にはしゃべれません。) 逆に句読点にあまりに縛られていては聞き取るべき単語に 集中できず、Listeningは上達しません。dictationなどの 練習法を取り入れてみれば、見えてくると思います。 まぁ直感的とお言えば、直感的ですね。(意味が変わっている からという理由で文章を切ることも可能ですけどね。) もう1つの質問ですが、カンマ・ピリオドが消されていても 復元は可能です。多分、ほとんどのネイティブが同じ答えを 出すと思われます。実際に例えば、 though he just finalized his plan the thing is that he frequently tells lies という文章が存在したとします。先頭のthough(接続詞)から、 どこかに1度カンマを入れる必要があることに気づきます。 ではどこか?1つ文法的に矛盾しているのはplanのあとにthe thing という名詞が連続していることです。特別な用例を除き、 基本的には名詞が連続したり、動詞が連続したりという形は 存在しません。つまり、ここの間にカンマを打つべきです。 Though he ust finalized his plan, the thing is that he frequently tells lies. スピーチでカンマやピリオドがどこなのか?という質問とは 一線を画します。というのもこちらは、文法的に、 そして何よりも直感的というよりは論理的な考察で 切れ目を見つけることができるからです。 なので完全完璧に同じ解答かと言われれば、 例が少なすぎるので断定はできませんが、まぁ誰でも 言語の組み立てに関する論理性というのは大抵同じなので 十中八九、同じような答えが並ぶことになるかと思います。
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- ucok
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皆さんがお書きになっているように、「句読点」と「しゃべり」は別物として捉えたほうがヒアリングしやすいですよね。 句読点は、「文字だけだとニュアンスがわからないだろうから、このように読んでね」と示すためにあるわけで、しゃべっている時には、声の調子や微妙な間でニュアンスを感じ取るものだと思うんです。もっといえば、音声だけの場合よりも、画像があったほうが、聞き取りはしやすいです。 「聴き取りの際に、判断するのに非常に苦労」なさっているとのことですが、それは、(話者がジェスチャーに頼り過ぎているとか、録音が劣悪である場合を除いて)インタビューや講演を聴き慣れていないからだと思います。インタビューも講演もそれぞれに、日常会話とは違う独特の流れや空気がありますから、場数を踏まないと、なかなか上手に意味をつかめません。 また、一口にインタビューと言っても、政治家のインタビューと娯楽系のインタビューとでは違いますから、それぞれのジャンルを聞き慣れておく必要があります。一方では、話者のクセも大いにあります。録音した物があるのであれば、何度でも繰り返し聞いたり、ダメもとで、理解できる端から書きとったり、訳文を書いたりしていくうちに、自然と意味が見えてきたりするものですよ。一晩寝たらわかった、なんてこともザラにあります。 具体的な例文がおありになれば、より的確なアドバイスができるかもしれません。
- KappNets
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カンマやコロンの使い方などについて真面目に書いたものがあまり見当たらないのですが、私の知る限り "The Elements of Style" に簡潔に纏められています。安い本ですので仕事で英文を書かれる方は一読され座右の書とされることをお勧めします。
> 複数のネーティブが行っても、みな同じ復元結果になるものなのでしょうか? カンマ "," は日本語の読点 "、" みたいなものなので、書き手のくせが多少は出ると思います。 でも、意味は高い確率で伝わるでしょう。 ただ、カンマ "," が意味を持つ場合、書き手の意図が正確には伝わりません。 例えば ... Please read the book which I borrowed yesterday これは Please read the book which I borrowed yesterday. とも取れるし、 Please read the book, which I borrowed yesterday. とも取れます。 小さなことなんですけどね。^^ > カンマやピリオドは、そもそも何のために、あるのでしょうか? 読み手が読み易いように、また、書き手の意図をより正確に伝えるためにあるのでしょうね。 > コツのようなものや、心構えのようなものがあれば、 普段の会話って、日本語でも英語でもですが、話している間に頭の中で言いたいことが変わったりするので、文法がおかしくなってしまい、意味が取りにくくなることがありますものね。 慣れだと思います。 "コツ" でも "心構え" でもないですね。。。 すみません。^^;
- Hirokent
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難しく考えなくても日本語の場合に置き換えてみればおのずと答えは出てくるものだと思います無意識に意味のかたまりを理解してきちんと理解できるでしょうこの回答は句読点なしで書いていますが読みにくいとは思いますがどこで文が始まっておわっているかまた内容の把握についても問題なくできるでしょう無意識で頭のなかで処理して理解できているわけで英語の場合も全く同じことがいえると思います 単純な文型なら処理できるとのことですが多少複雑な文においてもその延長上にありなんら特別なことではないでしょうそもそも複雑だと感じるのは我々が英語学習者の英語力が不足しているからで英語ネイティブや英語のできる日本人学習者にとっては難なく頭の中で処理できるでしょう --------------- ふざけて回答したようにとられたら、ごめんなさい。上の文章の内容はきっと理解できたと思います。英語でも同じことです。