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うつ病は、急性疾患ですか?慢性疾患ですか?
うつ病は治る治ると言われているのに、周りを見まわすと、結構、何度もそれで休まれている人がいます。それで、うつ病はひつこい病気だという印象を持ってしまいます。たまたま、周りの人がそうで、本当は治る人もいっぱいいるのでしょうか?
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うつ病は慢性化しやすい病気だと言われています。また再発しやすい病気です。アメリカの調査では、1回目で再発率は50%、2回目では70%、3回目ではなんと90%もあります。こんなに、再発率が高い病気は他にあるでしょうか。 では、再発する原因は何か。 一番多いのは、薬の服用を勝手に中止することだそうです。私も医師に無断で服用を中止して何度も再発しています。 次に多いのは、環境の急激な変化です。良いことでも、悪いことでも、何らかの変化があったときは、前もって、用心をして、休養や睡眠を良くとるようにと言われました。心の準備を怠りなくと言う事ですね。 3番目は、周囲の人が理解が足りないときです。私は、これが一番厄介だと思っています。患者さんと、うつ病になったことのない人の、うつ病に対する認識が違うことを、患者さんは、良く心得ておくべきだと思います。また、うつ病を発症する前の環境のままでは、再発率が高まってしまうことを患者さん本人だけでなく、周囲の人も認識して欲しいものです。 ということで、うつ病は治ります(寛解と言います)が、再発しやすい病気であることをご理解頂ければ幸いです。慢性化しやすいと言う意味で、慢性疾患になりやすいと言っても良いのではないでしょうか。
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- jun95
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うつ病は、「こころでおこる脳の病気」だと表現される先生もおられるように、こころの使い方が変わらなければ、休息して治っても、また、同じように悪くなってしまうのです。それを再発と呼んでいるのかもしれません。 また、抗うつ剤というのは、徹夜麻雀のときにシャブを打つのと同じようなもので、脳の機能は疲れているのに、治ったような気分になってくるものなのです。しかし、薬で保てる間は、それでもいいのですが、シャブが切れるとおかしくなるように、薬が切れるとしばらくして悪くなる人が多いものです。 うつ病には急性期と慢性期がありますし、鬱の強さも人によって違います。まわりを見渡すと治る人の方が少ないかもしれません。
お礼
アドバイスありがとうございます。
うつ病は治る病気です。 それでも、よくなっていないと周りの方が思われるのは、再発率が高いからです。一説では50%の人が再発すると言われており、再発する度に再発率が高まっていくといわれています。 ですので、うつ病にかかったら、治っても再発に気をつけなければなりません。 ちょっとおかしいなと思ったらすぐ診療を受けることが好ましいようです。できることなら、家族や周りの人が、ちょっと大変ですが、うつ病の治った方の変化を察知できれば、より再発の予防に寄与できると思います。
お礼
回答ありがとうございます。再発しやすい病気なのですね。治るけど、気をつけるほうが良いという事なのですね。
お礼
アドバイスありがとうございます。再発の原因はよくわかりました。特に周囲の人の無理解は気をつけたいと思います。