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個人売買・ノークレームノーリターンについて
これは私の友人の話なのですが・・・ 友人が原付50ccを後輩に売ったそうです(リトルカブ20万ぐらいの原付) 値段は8万だったそうです。 売った時はお決まりのノークレーム、ノーリターンを決めてました 売買は現車確認をして納得した上で双方取引を終えました しかし、後になって後輩が細かい傷もあるし、いっそのことオールペイントしようとしてからわかったことらしいのですが・・・ ・全体が白だったのですが、実はオールペイントだったそうです ・そして、カブのサイドの風よけもオールペイントを剥がすと補修後があったそうです。 それ以外に不具合は無く、エンジンの調子も燃費もよかったそうです。 しかし、そんな説明は聞いてなかったし、減額しろと後輩が友人に催促してきたそうです。それに対して友人は後輩にこういいました。 ちゃんと補修はしてたし、綺麗にオールペイントしたから問題無い。事故車で事故暦を隠すのは不味いけど外装はちゃんとリペアしてたんだから問題ないことだし、ノークレームノーリターンで現車確認もしてるんだし、駆動系に問題はないんだから無理。そもそも個人売買は安値で買えるんだから・・駆動系がしっかりしてて外装がオールペンといっても綺麗にできてるんだからいいじゃん。 っと言い返したそうです。それに対して後輩がこのように反論しました。 友人のやったことは確かにノークレームノーリターンの約束があるし、民法の瑕疵担保責任でも任意の規定だから友人の言う通りだけど、例外として悪意(本人が知ってたのに隠した)場合はノークレーム・ノーリタンは適用されない。だから減額しろ っと言い返したそうです。それに対して友人は・・・ 事故暦を隠したり、エンジンがぶっ壊れてるのを隠すならそうだろうけど、外装をちゃんと補修うえで綺麗にオールペイントしてたんだからそれはない。そもそもリトルカブを8万で売ってる時点で破格なのに減額とかありえないし、個人売買で上物の部類なんだから金が無いなら店で買えばよかったじゃん。 と言う感じです。要するに 後輩は綺麗にしてたとしてもオールペイントを隠してたのは悪意があるからノークレームじゃない 友人は綺麗にオールペイントしてるんだしエンジンも駆動系も無問題で相場より激安で譲ってるんだから問題ない。悪意なんてとんでもない。そういう風にすら思ってない。問題とは認識してないから隠し事じゃない。 って感じです。この場合はどちらの主張が通ると思いますか?
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#3です。 被告は、訴訟を通常の手続に移行させる旨の申述をすることができます。つまり原告が少額訴訟での審理を求めても、被告の移行申述があれば少額訴訟は通常訴訟手続へ移行されます(民訴373条2項) 少額訴訟では、反訴が禁止され、不服申立ての方法も異議に限られているなど、通常訴訟とは異なったいくつかの制限があるため、こういう主張が異なる事例で判決を一日で出すことはありません。 裁判所の判断で、審理時間を要する時等の複雑な事例は、少額訴訟により審理及び裁判をするのを相当でないと認め、通常訴訟へ移行します。 (民訴373条3項) この回答は、誰があなたの友人か配慮無く回答しています。 この買い主が裁判所へ少額訴訟を申し込んでも、受付窓口で説得されて出せないと思いますよ。 万が一出されても、その買い主の主張では負けることはありません。 相手には通常訴訟で争う、と一言云えばこれ以上の騒動には発展しないと思います。
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- sugarp
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一番最初に回答した者ですが。 小額訴訟でも現実的ではないですよ。既に他の方が回答されています ように、受け付けてくれない可能性だって高いです。 小額訴訟は被害額にして60万までの場合の制度ですが、この場合は 8万の問題ですので、当人同士で話し合え、と諭されて終わりな気が します。裁判所だって暇ではありません。 どうしても裁判で、というのであれば通常裁判を起こすことになる でしょう。 法律論はそれくらいにしまして、全く知らない仲で取引をした訳でも ないのですから、本人同士の話し合いで解決してはどうでしょうか? 相場よりかなり安いということ、また運転には問題がないということ ですので、話合えば解決する気がするのですが。 何かあるとすぐに裁判だ、と起こしたこともない人間が騒ぐのもどうかと 思います。色々調べる時間、揃える・提出する書類を作る時間、裁判所までの 行き来、などの手間隙を考えますと、とても割に合う行為ではありません。 逆に損をしてもいいからどうしても法的相手をやり込めたいほど憎いので あれば話は別ですが… 貴方様も、ご友人のことであるのは分かりますが、言い方が悪いですが 下手に絡まない方がいい気もします。2人でよく話し合ったら、でいい のではないでしょうか。 では失礼いたします。
お礼
当人同士は現在、火花が散ってる状態ですので私は友人にアドバイスをしたかったのです。 おかげさまでいくつか伝えることのできる内容があったのでよかったです。 瑕疵担保責任の悪意には該当しないということ 小額訴訟も10万やそこらでの取引でごねる場合は拒否するということ 通常裁判を行う膨大な資金に見合うメリットが無いこと どうやら友人は大丈夫そうですね。友人に伝えておきます。 ありがとうございました。
- kentkun
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現物確認して商品を引き取り しかもその商品は売り主が主張しているように 補修したりオールペイントしたり 外装はちゃんとリペアしていることで なんら問題は無いと思います。 少額訴訟は原則として一日で審理を終えるため、 借用書があるとか、債権が確実な事案を提起するのに向いています。 今回のように双方の主張に隔たりがある場合は普通訴訟へ移行することが予想されますので金額的に合いません。 よって、今回は買い主があきらめるべきです。 客観的に見ても売り主の行為に落ち度は見あたりません。
お礼
おはよう御座います。 こんな朝早くから回答感謝致します。 友人に2票目なので友としてはアドバイスしてやれる報告が増えて嬉しいのですが、私の友人だから皆さん気を使って友人を弁護されてるわけではないんですよね? 小額裁判が1日で終わるのは調べてわかりましたが、決着が付かないなんてことがあるのでしょうか?裁判をする以上は白黒付くと思うのですが、要するに上告しちゃえば通常裁判になるということでしょうか?しかし、その場合は万が一に友人が敗訴した場合。友人が実費で上告するハメになるということなのでしょうか?その場合は双方弁護士を雇って上告した友人が裁判費用を持つことになるのでしょうか? まぁ、友人の後輩は学生なので裁判なんて90%は脅しだおと思いますけど・・・・小額裁判はできるでしょうけど、通常裁判なんてするお金も時間も無いと思うし9万の原付のためにしませんよね?普通は・・・ 外装の場合はリペアがされていればそれは悪意の隠し事にはならないという意見がもらえてよかったです。
現物確認をして契約してるので オールペイントをしようがマフラー交換しようが売手に責任は無い。 気に食わないなら新車を買うべき
お礼
なるほど、友人に一票ですね
- sugarp
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個人売買という点では同じ、オークションでの法律論ですが。 http://auction.yahoo.co.jp/legal/001/answer/ ただ、実際に現車確認をして引き取った、という点がありますので、 先に物自体を実際に見れないオークション取引とは多少異なると 思います。 しかしながら、その時点では気付けないようなことだった、という 感じでもあります。 うーん、難しい… 結局は双方が歩み寄るしかない気がしますねぇ。 もう1万円まけるとか、そういった感じで。 それくらいの金額で裁判うんぬんというのも現実的ではないですし。
お礼
ありがとうございます。 友としてよきアドバイスをしてあげたいのですが・・・私には知識が無いものですから・・・ 後輩君は裁判だと割りにあわないから小額裁判?とかやるとか言ってました。 コレって現実的なのでしょうか?
お礼
小額訴訟がお断りパターンがあるということ 通常裁判で弁護士を雇ってまでやることはないということ 確かに10万や20万程度で弁護士雇って時間をかけて裁判するなんてリスキーすぎますよね とりあえず友人に話してみます ありがとうございました。