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水素製造
ナトリウムと水を反応させると水酸化ナトリウムと水素が出ます。 この反応を用いての水素製造はメタノールの水蒸気改質などでの水素製造と比べた場合、どういったデメリットがあるのでしょうか?ナトリウムの埋蔵量が少ないことが一番のネックなのでしょうか? お願いします。
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もう、答えが出ているようなので、ちょっとひとつ話題提供。去年、水だけで走る自動車というのが発売されて、話題になりました。もちろん水だけで走る車は不可能ですが、確かに水を入れるだけで走っていました。種明かしをすれば、車の中に、水を入れると反応して水素を出す特殊な金属(たぶん粉末マグネシウムのようなもの)が搭載されていて、これで出てきた水素を燃料として燃料電池で電気を作り、モータで走らせるというもののようです。このような用途に金属ナトリウムは使えるかもしれません。ただし、ナトリウムを使い切ったら、車は止まってしまいます。 ナトリウムは発火の危険があり、経済的にも高価で、製造するときに大量のエネルギーを消費します。しかし、水をかけるだけで簡単に水素が発生するので、非常用電源や小型発電装置(たとえば、人工心臓用電源など)には使えるかもしれません。ナトリウムに限らず、水を入れると水素を出す金属は他にあり、いろいろなベンチャー企業が用途開発を行っています。貴方もトライしてみたらどう?
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- TEOS
- ベストアンサー率35% (758/2157)
金属ナトリウムは、一般人にはまず手に入れることは不可能。 取り扱うことも、困難です。 塩化ナトリウムの電気分解は、水素もできるけど、塩素も同時に 出来ます。苛性ソーダの副産物です。 これも、取り扱い、ガス捕捉に困難が出ます。 燃料電池の場合、メタノールから、電解膜を使い水素を取り出して、 電気を作りますが、電解膜が高価です。セルが作れないだろうし。 一度、実験してごらん 困難にぶつかるから。
- htms42
- ベストアンサー率47% (1120/2361)
ナトリウムは食塩水の電気分解で得ることが出来ます。 そのナトリウムを水と反応させて水素を得るのであれば初めから水の電気分解で水素を得るという方法をとる方が簡単です。 ナトリウムを使うというメリットはないと思います。
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
量の話だけなら「海水中にごろごろしてる」ので気にしなくていいんだけど, 反応性の高さが (とてつもなく巨大な) ネック. #1 にあるように「作るのも大変」だし「保管するのも大変」なうえに「使うときも大変 (爆発の危険性がある: まあナトリウムごときならまだ何とかなるけど)」なので誰も手を出さないと思う. 隣のマグネシウムなら実際に研究されてるんだけど....
- w-icp
- ベストアンサー率39% (203/516)
まず金属ナトリウムは金属の単体では存在せず、水酸化物や塩化物を融解塩電解することによって得られるのですが、ナトリウムはイオン化傾向が極端に強いため、電解には大変多量の電力量を消費します。そのためコスト的に採算が合わないと思います。 また金属ナトリウムの保存方法にも問題があります。水分に接するだけで水素が発生しますので、常に爆発する可能があります。空気中に放置するだけで湿気に反応して水素が発生することもあり大変危険です。また、手に触れただけで手についている水分と反応して水酸化ナトリウムができ皮膚に火傷が出来ます。 もしそんな金属ナトリウムによる水素製造工場が近所に建設されることになれば、爆発事故を恐れて建設反対運動がおこるでしょう。
お礼
ナトリウムを使うことの難しさは皆さんのおかげで分かりました。 cat-foodさん、さらに現状の情報を提供してくださりありがとうございました。